スターオーシャン2_Second_Evolution
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スターオーシャン セカンドストーリージャンルロールプレイングゲーム
対応機種PlayStation
[Second Evolution]
PlayStation Portable
PlayStation 4
PlayStation Vita
PlayStation 3
[R]
PlayStation 4
PlayStation 5
Nintendo Switch
Steam
開発元PS版:トライエース
PSP版:トーセ
PS3/PS4/PS Vita版:ジェムドロップ
発売元PS版:エニックス
(現スクウェア・エニックス
PSP/PS3/PS4/PS Vita版:スクウェア・エニックス
美術恋緒みなと
梶本ユキヒロ(R)
シリーズスターオーシャンシリーズ
人数1人
メディアPS版:CD-ROM 2枚組
PSP版:UMD 1枚
PS3版/PS4版/PS Vita版:ダウンロード
発売日PS版:1998年7月30日
PSP版:2008年4月2日
PS4版:2015年10月28日
PS Vita版:2015年10月28日
PS3版:2015年12月24日
R:2023年11月2日
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
CERO:B(12才以上対象)(R)
対応言語日本語英語スペイン語フランス語イタリア語ドイツ語(R)
その他PS版にはアストロノーカの体験版が付属
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『スターオーシャン セカンドストーリー』(STAR OCEAN THE SECOND STORY)は、エニックス(現スクウェア・エニックス)が1998年7月30日に発売したPlayStationゲームソフトスターオーシャンシリーズのメインタイトル第2作目。略称は「SO2」。直接の続編として『スターオーシャン ブルースフィア』がある。

本作は発売以後、リメイク版や翻案作品が制作された(#他機種版#関連作品)。
ストーリー

未開惑星ロークの異変、および惑星ファーゲットでの戦い(前作の事件)から20年後の西暦2452年(宇宙歴366年)。
クロード編プロローグ
地球連邦軍の少尉であるクロードは、父親であり20年前の戦いの英雄でもあるロニキスと一緒に惑星ミロキニアへ調査に来ていた。偉大な父に関することで我の強いクロードは、父の忠告にも耳を貸さず未知の機械に触れ、見知らぬ場所へと飛ばされる。未開惑星の森であることを確認し、辺りを調べようと歩き出すと、一人の少女が魔物に襲われようとしている場面に遭遇する。何とか魔物を撃退するが、クロードは連邦軍の銃「フェイズガン」を抜いて戦ったことで、少女・レナに伝説の勇者と勘違いされてしまった。レナに招待されたクロードは、誘われるまま彼女の住む村・アーリアへと向かう。
レナ編プロローグ
未開惑星エクスペルは「ソーサリーグローブ」と呼ばれる隕石が落下して以来、魔物の増加や自然災害に見舞われており、人々はおとぎ話で語られる「光の勇者」の到来を願っていた。辺境の村アーリアに住むレナは他の誰も使えない癒しの力を秘めており、自分が何者なのかを知りたがっていた。ある日、いつものように村の近くの「神護の森」へ出かけたレナは魔物に襲われるが、通りかかった少年に助けられた。その少年は手から光のようなものを放っていた。その少年こそが「光の勇者様」に違いないと思ったレナは、その少年・クロードを村に招き入れた。
本編
アーリア村に招き入れられたクロードはレナの家で歓迎を受けるが、自分が勇者と思われていると知ったことでそれを否定する。レナはショックを受けつつも、元の居場所に帰るべく旅立つクロードを見送る。しかしその直後、豹変した幼馴染・アレンによってレナは誘拐され、それを知ったクロードはレナを救出するべくアレンの屋敷に乗り込んでいく。アレンは謎の石によって正気を失っており、怪物へと変貌するものの、石が砕けた事で元に戻った。レナを救出したクロードは父の元へ帰る手掛かりを求め、この世界で唯一宇宙と関係があるソーサリーグローブを調査するべく旅立つ。そしてレナも、本当の親を探して自分が何者なのかを知るためにその旅へと同行するのだった。旅を経て様々な出会いを経験し、仲間も増えたクロードとレナはいよいよソーサリーグローブのあるエル大陸へと向かう事になるも、ソーサリーグローブで発生した魔物達はエル大陸を滅ぼして他大陸への侵攻を始めていた。ラクール王国の技術を結集した兵器「ラクールホープ」の建造にたまたま関わったクロード達は、そのままラクール軍と共にエル大陸を目指すが、魔物は航宙艦の電磁シールドでラクールホープを弾き、ラクール軍の船を全滅させる。辛くも生き延びたクロード達はエル大陸に辿り着き、異変の元凶たるソーサリーグローブを破壊するべくエルリアタワーへと向かった。その途中、クロードは父の戦艦カルナスへと転送される。ロニキス曰く、エクスペルは間もなく高エネルギーと衝突して消滅すると言う。それを知ったクロードは、全て覚悟の上で仲間の元へ戻る。そしてエルリアタワー最上階でソーサリーグローブと対面するが、そこに居たのは10人の謎の男達だった。彼らは癒しの力を持つレナを「ネーデ人」と呼んだ。しかしそれから間もなくエクスペルは消滅し、クロード達は男達の転移に巻き込まれて見知らぬ地へと飛ばされる。そこで彼らを出迎えたナールという人物は、ここがエネルギー体の内部「エナジーネーデ」だと語った。37億年の昔、惑星ネーデは銀河に比肩するものが無いほどに発達した文明を持っていたが、「神の十賢者」を名乗る者達によって平和を脅かされていた。激しい戦いの末に十賢者を封印したもののネーデ人は発達し過ぎた自分達の科学力を恐れ、外界との接触を断つべくこのエナジーネーデに移住し、永き時を過ごしてきたと言う。エルリアで出会った男達こそが十賢者だった。封印から逃れて再び現れた十賢者に対し、ナールはネーデとは異質な力を持つクロード達だけが対抗できると語り、彼らを倒すことを懇願した。それを承諾したクロード達はナールの指示に従って様々な地域を巡り、力を得る。同時にエクスペル消滅を知って絶望するレナ達だったが、十賢者さえ倒せばネーデの技術による時空転移でエクスペルを蘇らせることが可能と知り、戦う決意を新たにする。しかし十賢者の本拠地・フィーナルへと乗り込むや否や、彼らの防護フィールドの前になすすべも無く敗れ、しかも十賢者は見せしめとしてカルナスを撃沈してしまった。防衛軍隊長マリアナの犠牲によって撤退したクロード達は、十賢者の防護フィールドを破る方法を求めて7億年前に壊滅した紋章兵器研究所へと向かう。そこでレナが所長の娘であった事と、研究中だった時空転移シールドと爆発のエネルギーによって奇跡的に時を超えてエクスペルに流れ着いていた事を知る。その後、研究所から持ち帰ったデータと技術者ミラージュの協力で防護フィールドを破る反物質武器を開発し、襲撃してきた3人の十賢者を撃破する。残る7人を倒すべく、クロード達は再びフィーナルへと乗り込んだ。待ち受けた十賢者を倒し、最上階でリーダーのガブリエルと対峙する。ガブリエルは倒したものの全宇宙を崩壊させる「崩壊紋章」が起動してしまうが、ナールがレナに持たせていた「結界紋章」によって阻止される。しかし結界紋章はエネルギーを逸らす事しか出来ず、宇宙崩壊のエネルギーはエナジーネーデへと向かっていた。元よりナールはネーデの長過ぎる歴史に終止符を打つつもりだったのだ。クロード達はナールによって退避させられ、エナジーネーデの消滅と共にエクスペルが消滅前の時間から転送されてくる。クロードとレナ、仲間達は蘇ったエクスペルへと帰還するのだった。
システム
ダブルヒーローシステム
主人公の二人をプレイヤーが選択した際にどちらかの視点で遊ぶことができるようになっている。ストーリーは同じだが、それぞれのルートで発生するイベントや仲間との関係などが変化する。
戦闘
イベント以外の戦闘はランダムエンカウントで発生する。戦闘は『
SO1』の形式を受け継ぎ、自由に動ける奥行きをもった擬似3Dのフィールドで2Dのキャラクター同士によって展開される。味方の戦闘参加は4人まで、そのうち1人をプレイヤーが操作する。戦闘においてパーティキャラクターは戦士と術士の2つのタイプに分かれる。戦士は通常攻撃のほかにMPを消費して使用する必殺技を2つまでセットでき、戦闘中ボタン1つで発動できる。術士は必殺技は使えないがコマンドを選択して紋章術(魔法)を使用できる。必殺技・紋章術には熟練度というパラメーターがあり、使用するごとに加算されていく(設定されていない技もある)。数値は最大999までとなっており、熟練度が増えるにつれて威力が増したり、一定の数値に達すると弾数や攻撃の回数が増える・成功確率が増す・エフェクトが派手になるなどの変化がある。また、PS版のみ紋章術の種類と発動のタイミングが合えば、術が別の術を吸収し、威力を増す事がある。HPが0になるとそのキャラクターは戦闘不能となり、味方全員が戦闘不能または石化、麻痺の状態異常、または敵に飲み込まれるとゲームオーバーになる。戦闘不能になった際、戦闘に参加している味方に感情度が高いキャラクターがいるとそのキャラクターが「怒り状態」となることがある。この間は敵に与えるダメージが2倍になる。戦闘スキルのスキルレベルを上げていた場合、戦闘中にスキルレベルに応じた確率で戦闘スキルが発動する。また、戦闘不能になったキャラクターを復活させる紋章術「レイズデッド」を使用すると戦闘不能になったキャラクターの意識体(心)、魂(天使)が元の肉体(本体)に戻り、融合するという演出が挿入される。
プライベートアクション(PA)
シリーズの特徴である「プライベートアクション(PA)」は前作を強化した形で本作にも採用されている。フィールドマップから町に入る際に□ボタンを押すことによってPAが発生し、パーティーは一時解散してそれぞれ町の中で個人行動を行なうことになる。1回のPAは町から出るまで続き、その間は町の中にいる仲間たちと会話することができる[注釈 1]。また、各町ごとにイベントを伴った特殊なPAがいくつか用意されており、単にPAといった場合にはこちらを指すことが多い。このようなPAは主人公、仲間、所持金、ストーリーの進展状況などが発生の条件となっているものもあり、一度のプレイで全てのPAを見ることはできない。PAの中身はアイテムの入手、敵との戦闘、新たな仲間の参加など多岐にわたり、別のPAの発生条件となっている長編物のPAもある。こうした目に見える結果以外に多くのPAでは仲間への思いを表した「感情度」の変動が伴う。感情度は仲間同士の思いを数値化したもので、感情度とは別に同姓なら友情度・異性なら愛情度の2つがある。全てのキャラクターが他の全ての仲間に対して両方の数値を持っており、この数値はエンディングなどに影響を与える。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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