スターウルフ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、エドモンド・ハミルトンによるスペースオペラと同作品を原案とした特撮テレビ番組について説明しています。『スターフォックス』シリーズに登場する架空の団体については「スターフォックスシリーズの登場キャラクター一覧#「スターウルフ」チーム」をご覧ください。

ポータル 文学

『スターウルフ』は、SF作家エドモンド・ハミルトンによるスペースオペラ小説シリーズ。

1978年には、日本において小説を原案とした特撮テレビ番組が制作された。目次

1 小説

1.1 概要


2 テレビ番組

2.1 ストーリー

2.2 登場人物

2.2.1 スペース・コマンド

2.2.2 スペースエージェンシー

2.2.3 ウルフアタッカー

2.2.4 ササール帝国軍


2.3 登場メカ

2.3.1 スペースコマンド所属

2.3.2 ウルフアタッカー所属


2.4 キャスト

2.5 ゲスト俳優

2.6 スタッフ

2.7 主題歌

2.8 放映リスト

2.9 放送局

2.10 原作との差異

2.11 特撮

2.12 造形・美術

2.13 キャスティング

2.14 備考

2.15 映像ソフト


3 脚注

3.1 注釈

3.2 出典


4 参考資料

小説

The Weapon from Beyond (『さすらいのスターウルフ』)
1967年

The Closed Worlds (『さいはてのスターウルフ』) 1968年

World of the Starwolves (『望郷のスターウルフ』) 1968年
以下日本語訳

『さすらいのスターウルフ』(野田昌宏訳、ハヤカワ文庫 SF1、1970年8月31日)

『さいはてのスターウルフ』(同 SF29、1971年6月30日)

『望郷のスターウルフ』(同 SF46、1971年12月31日)

表紙イラストは旧版は斎藤和明、新版は横山宏

第4巻『Run Starwolf 』は、ハミルトンが1977年2月1日に執筆途中で死去したために未完の絶筆となってしまった。
概要

高重力惑星ヴァルナで生まれたヴァルナ人はすべて、驚異的な敏捷性と怪力、強靭な肉体をもち、凶悪無比の略奪行為を生業としていた。彼らは「スターウルフ」(宇宙の狼)と呼ばれ、全宇宙で忌み嫌われ、恐れられていた。地球人でありながらヴァルナで生まれ育ったモーガン・ケインは、スターウルフの一員として悪徳の限りを尽くしていた。だが、分け前をめぐるいざこざから、仲間の一人を殺してしまう。かつての仲間は、ケインを裏切り者と呼び、彼を殺そうとする敵となった。

傷を負いながらも、宇宙船で辛くも逃走したケイン。だがその宇宙船も破壊され、ケインは宇宙服を着込み、単身で船から脱出する。

宇宙空間を漂流するケインを拾ったのは貧しき惑星、地球の外人部隊の宇宙船だった。外人部隊のリーダー、ジョン・ディルロは、一目でケインの正体をスターウルフであると見抜いた。だが、ディルロはケインを殺さず、そのまま連れて行くことにした。ウルフの手口を知っているケインが傭兵の仕事に役に立つと考えたのだ。

こうしてケインは、ディルロ以外には素性を隠したままで外人部隊の一員となった。そしてスターウルフたちも、仇であるケインを追い続けているのだ。
テレビ番組

ここでは日本においてのものを記す。本作は英語版が作られ「逆輸出」された。詳細は「en::Star Wolf (TV series)」を参照

スターウルフ
別名宇宙の勇者スターウルフ
ジャンル特撮テレビドラマ
原案エドモンド・ハミルトン
企画円谷皐、佐野寿七、円谷粲
脚本阿部桂一若槻文三山浦弘靖荒木芳久長坂秀佳安藤豊弘
監督深沢清澄、金谷稔
出演者東竜也
谷川みゆき
湯川勉
立川博雄
高橋長英
宍戸錠
ほか
声の出演高橋和枝
ナレーター納谷悟朗
音楽前田憲男
オープニング「青春の旅立ち」ヒデ夕樹
エンディング「さすらいのスターウルフ」ヒデ夕樹
国・地域 日本
言語日本語
製作
プロデューサー加藤弘三、大橋益之助
制作プロデューサー円谷粲、宍倉徳子
製作よみうりテレビ円谷プロダクション

放送
映像形式16mmフィルム
音声形式モノラル放送
放送期間1978年4月2日 - 9月24日
放送時間日曜 19:00 - 19:30
放送分30分
回数全24回
テンプレートを表示

『スターウルフ』は、エドモンド・ハミルトン著の小説を原案として、1978年(昭和53年)4月2日から同年9月24日まで読売テレビ制作、日本テレビ系で毎週日曜日19:00 - 19:30に全24話が放送された、円谷プロダクション製作、放送開始当初は三洋電機グループ(現・パナソニックグループ)の単独提供による特撮テレビ番組

円谷プロ創立15周年を記念して製作された本作品は、映画『未知との遭遇』や『スター・ウォーズ』のヒットをはじめとするSF映画ブームを反映して企画された[1] [2][3][4]。監修に宇宙ロケット工学の糸川英夫を迎え、対象年齢を高めに設定、1クールごと完結の連続ドラマの体裁をとり、映像表現やストーリー展開に数々の新機軸を盛り込むというそれまで日本になかったタイプの本格SFドラマとしてスタートした。

しかし人気は低迷[5][6]、第14話より『宇宙の勇者 スターウルフ』に改題し[7]、スペースコマンドの隊員服が、夏服に変更され、コメディーリリーフとしてロボット(コンパチ)を登場させ、拳専用機であるステリューラーが装備されるようになった[8]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:93 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef