スタジオカナル
StudioCanal
種類事業部制
本社所在地 フランス パリ
設立1986年
(カナルプリュス・プロダクションとして設立)[1]
業種情報通信業
事業内容映画製作
映画配給
代表者ディディエ・リュプフェール(CEO)[2]
所有者Canal+(親会社)
外部リンクhttps://www.studiocanal.com/
スタジオカナル(StudioCanal)は、ヴィヴェンディ傘下のCanal+グループの一部門であるフランスの映画製作・配給会社である。かつては「Le Studio Canal+」「Canal Plus」「Canal+ Distribution」「Canal+ Production」「Canal+ Image」の名称でも知られていた。 1986年にピエール・レスキュール
設立の歴史
元々はフランス国内およびヨーロッパ諸国向けの映画の製作を主軸としていたが、1990年からアメリカ映画の製作に携わるようになる。同社はこれまでに『U-571』『BULLY ブリー』『マルホランド・ドライブ』といった数々の映画において製作に参加しており、中でも『ターミネーター2』は同社最大の興行収入(5億1900万米ドル[5])を記録している。
また、ユニバーサル映画とのつながりが強く、同社以外の他社との作品と比べ最も多く製作に携わっていたが、2021年10月13日にスタジオカナルはユニバーサルとのグローバル販売権が2022年1月に終了すると発表した[6]。 スタジオカナルはワーナー・ブラザース、メトロ・ゴールドウィン・メイヤーに次いで大きな規模を持つ映画ライブラリーを所有している。ライブラリーの作品は全て倒産や合併により消滅した映画製作会社から取得している。 同社のライブラリーには、以下の製作会社およびスタジオの作品が含まれている。 スタジオカナルは2006年にイギリスの配給会社Optimum Releasing、次いで2008年にドイツの配給会社Kinoweltの2社を買収[13][14]。両社はスタジオカナルの支社となった[15]。また、2012年にはオーストラリアの配給会社Hoytsを買収している[16]。 作品の配給については主にフランス・イギリス・ドイツへの配給を行っている。 アメリカではユニバーサル映画、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー、ライオンズゲートなどがDVDおよびブルーレイディスクによるスタジオカナル作品の販売を行っている。同社でも2011年から2020年までは、ライオンズゲートと共にミラマックスの映画ライブラリーのうち550タイトルもの作品をDVD化している[17]。 イギリスでは、イギリス支社であるスタジオカナル UK
映画ライブラリー
カロルコ・ピクチャーズ[7][8]
イーリング・スタジオ[9][10]
De Laurentiis Entertainment Group
Embassy Pictures[7][8][11]
British Lion Films[9]
Anglo-Amalgamated[9]
EMI Films[9]
Associated British Picture Corporation[9]
London Films[9]
ロームルス・フィルムズ(英語版)[12]
映画配給
DVDによる流通
日本では、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンが主にDVDおよびブルーレイディスクの発売・販売を担当しているが、2017年以降は、旧作を中心に株式会社KADOKAWA 角川書店(現・株式会社KADOKAWA)なども発売・販売をしている。なお、角川から発売された作品の一部には、NBCユニバーサル発売時代には未収録だった吹替音声が収録されたものがある。
映画作品一覧
1990年代
1991年
ターミネーター2 Terminator 2: Judgment Day
メル・ブルックス/逆転人生 Life stinks
JFK JFK
1992年
透明人間 Memoirs of an Invisible Man
氷の微笑 Basic Instinct
パワー・オブ・ワン The Power of One
赤い航路 Bitter Moon
沈黙の戦艦 Under Siege
ダメージ Damage
バーグラント The vagrant
チャーリー Chaplin
1993年
ボイリング・ポイント Boiling Point
アリゾナ・ドリーム Arizona Dream
ジャック・サマースビー Sommersby
フォーリング・ダウン Falling Down
クリフハンガー Cliffhanger
メイド・イン・アメリカ Made in America