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スズキ株式会社
SUZUKI MOTOR CORPORATION
スズキ本社
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報東証プライム 7269
スズキ株式会社(英: SUZUKI MOTOR CORPORATION[7])は、日本の静岡県浜松市に本社を置く世界大手の輸送機器及び機械工業メーカーである。
四輪車の世界販売台数は第10位、国内販売台数は第2位[8][9]、二輪車の世界販売台数は第8位、国内販売台数は第2位[10]、船外機では販売台数世界第3位である[11]。TOPIX Large70の構成銘柄。
2020年度には国内販売台数(普通車と軽自動車の合算)が2位となった[12]。
1998年から採用しているコーポレートスローガンは、「小さなクルマ、大きな未来。」[13] 大工から身を起こした鈴木道雄により、1909年に織機メーカー「鈴木式織機製作所」として創業された[注釈 2]。当初の木製織機からのちには金属製自動織機の生産へ移行し、企業規模を拡大すると共に、精密機械の加工ノウハウを蓄積した。しかし、近代化された力織機はいったん織物工場に納入されると長年の稼働が可能な耐久商品で代替需要が小さく、将来の販路飽和が予見されたことから、機械技術を活かした多角化策として、早くから自動車産業への進出検討を始めていた[注釈 3]。 本格的な参入は1950年代初頭の自転車補助エンジンブームを機にオートバイ開発に乗り出した1952年からである。更に1955年には四輪軽自動車分野にも進出し、以後、小型オートバイと軽自動車分野をメインに、日本の小型自動車業界での地歩を築いた。ロゴの制定は1958年で、美術系の大学生に呼びかけて候補を募った。300余点の候補のなかから手銭正道のデザインが選ばれた[14]。 四輪車は軽自動車や小型車などを主力としている。軽自動車の分野では、1973年から2006年までの34年間にわたり販売台数日本一を誇り、マツダや日産自動車、三菱自動車工業へのOEM供給も行っている。社団法人全国軽自動車協会連合会の発表した2006年度(2006年4月 - 2007年3月)軽四輪車新車販売台数速報[15]によれば、長年競い合ってきたダイハツ工業に1位の座を譲った(ダイハツ61万6206台、スズキ60万5486台)。 同社は2006年にスイフトやSX4などの小型車や普通車の強化を表明しており、生産能力確保の為には軽No.1にはこだわらず、軽生産の縮小も辞さないという姿勢を打ち出している。 しかし、2014年は同年1月に発売を開始したクロスオーバーSUVのハスラーが発売初年で10万4233台とヒット車種となったことで軽乗用車販売台数の大幅アップ(2013年比15.9%増)に貢献し、同協会による2014年の軽四輪車新車販売速報[16]ではダイハツ工業(70万6288台)を2,795台上回る70万9083台となり、8年ぶりに軽自動車年間販売台数No.1の座を奪還した[17][18]。
概要