スズキ・ランディ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}日産・セレナ > スズキ・ランディトヨタ・ノア > スズキ・ランディ.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、スズキが販売しているミニバン(日産・セレナ及びトヨタ・ノアOEM)について説明しています。

スズキが生産・発売していた原動機付自転車については「スズキ・ランディー」をご覧ください。

エブリイランディについては「スズキ・エブリイランディ」をご覧ください。

スズキ・ランディ
4代目 G
概要
別名日産・セレナ(3代目までのOEM供給元)
トヨタ・ノア(4代目のOEM供給元)
製造国 日本
販売期間2007年-
ボディ
ボディタイプ5ドアミニバン
駆動方式FF/4WD
系譜
先代スズキ・エブリイランディ
テンプレートを表示

ランディ(LANDY)は、スズキが日本で販売しているミニバン。3代目までは5ナンバーサイズだが、4代目からは3ナンバーサイズになっている。スズキが国内で販売している車種で最も高価な車である。

初代から3代目までは日産自動車から(ベース車はセレナ)、4代目はトヨタ自動車から(ベース車はノア)それぞれOEM供給を受ける車種である。生産はベース車同様に、初代は日産車体、2代目・3代目は日産自動車九州、4代目はトヨタ車体・富士松工場で行う。
概要

2006年(平成18年)6月、スズキは日産との間で完成車の相互供給に関する提携強化策を発表した。その一環として、普通自動車ラインナップ強化を目的に日産・セレナの供給を受けることになり、2007年(平成19年)1月22日に「ランディ」として発売された[注釈 1]2005年(平成17年)8月まで販売されていたエブリイランディの実質的後継車にあたる。

2019年(令和元年)、スズキはトヨタと資本提携を結んだ。その結果、本車も4代目からトヨタのノアをベースとした供給体制へと変更された。

ベース車と構造や設定は同じであるが、変更点はフロントグリルやエンブレム類、一部装備の差異のみとなっている。また、初代から一貫してエアロモデルがランディでは設定されていない為、ベース車で設定されているエアロモデル専用色もランディでは未設定となる。

なお、最高価格は発売当初、265.755万円(5 %程度の消費税込)だったが、改良を重ねることに値上がりし、現行モデルである4代目の最高価格は「HYBRID G(E-Four)」の369.71万円(10 %程度の消費税込)である。これは、軽自動車コンパクトカーが取扱車種の多くを占めるスズキ車において、日本国内で現在販売されている車種の中で最も値段が高く、価格帯においてもSUVエスクードやかつて販売されたセダンのキザシを上回る[注釈 2]

2022年(令和4年)7月現在、スズキが日本国内で他社からのOEM供給を受けている唯一の現行車種である。
初代 SC25型(2007年 - 2010年)

スズキ・ランディ(初代)
SC25/SNC25型
前期型2.0S(フロント)
後期型2.0S(フロント)
後期型2.0S(リヤ)
概要
別名日産・セレナ(3代目)
製造国 日本神奈川県平塚市
販売期間2007年 - 2010年
ボディ
乗車定員8名
ボディタイプ5ドア ミニバン
駆動方式FF/4WD
プラットフォームCプラットフォーム
パワートレイン
エンジンMR20型 2.0L 直4 DOHC
最高出力101kW(137PS)/5,200rpm
最大トルク200N・m(20.4kg・m)/4,400rpm
変速機CVT
サスペンション
マクファーソンストラット式
トーションビーム式(FF)
マルチリンク式(4WD)
車両寸法
ホイールベース2,860mm
全長4,650mm
全幅1,695mm
全高1,840mm(FF)
1,850mm(4WD)
車両重量1,610 ? 1,700kg
その他
製造事業者日産自動車
系譜
先代スズキ・エブリイランディ(事実上)
テンプレートを表示

2007年1月22日
発売開始[1]。販売目標は700台と発表されていた。グレード体系は「2.0S」と「2.0G」[注釈 3]のみの展開である。また、インカーホンやツインサンルーフ、両側パワースライドドアの設定がないなど、セレナと比べると大幅に装備・オプションが削られている一方、セレナではオプションとなっているキーレススタートシステム[注釈 4]SX4スイフトなど他のスズキ車に倣って全車標準装備されている。エンブレムはセレナが車両左側に「SERENA」と表記されているのに対し、ランディは他のスズキ車同様車両右側に「LANDY」と表記され、エンジンヘッドカバーのCIマークも日産のそれを外した跡に「SUZUKI」のロゴを冠したプレートを装着している[注釈 5][2]。このようにフロントグリルを専用デザインとするなど、3代目セレナとは外観で小規模な差別化が図られている[3]。キャッチフレーズは、「スズキの大きい車」「スズキの8人乗り」だった。
2008年1月16日
マイナーチェンジ[4]。2007年12月にマイナーチェンジしたセレナに準じた改良を加え、質感を向上させた。ボディーカラーに「クールアイアンパールメタリック」、「ローズレッドパール」、「キングフィッシャーブルーメタリック」の3色が加わった[注釈 6]ほか、「2.0S」のインテリアカラーがブラックに変更された。外装ではターンランプ付きドアミラー、新意匠のヘッドライト、前後バンパー、フロントグリル(ランディ専用デザイン)を採用。内装では新デザインのインパネ、自発光メーター[注釈 7]、大型ヘッドレストなどを採用。また、オートライトシステムが新設定された。さらに、「2.0G」は住江織物が開発したアトガード加工シート、インテリジェントエアコンシステム、両側パワースライドドア[注釈 8]、バックドアクローザーも装備され、パワーバックドアのオプション設定を追加した。一方で、ディスチャージヘッドランプ[注釈 9]は標準装備からアクティブAFSとセットオプション設定に変更された。セレナの売りのひとつでもある「アラウンドビューモニター」は、ランディにはカーウイングス対応ナビゲーションのメーカーオプション設定自体がないため、用意されない[注釈 10]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:95 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef