スズキ・スイフト
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この項目では、スズキが2000年以降国内向けに製造・販売しているスイフトについて説明しています。

同社が過去に国外で販売していたスイフト(日本名:カルタス)については「スズキ・カルタス」をご覧ください。

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スズキ・スイフト
ZC72S系(左)とZC13S系(右)
概要
別名スズキ・イグニス(初代)
スズキ・スイフトディザイア
雨燕
製造国 日本
 ハンガリー
中国(ZC11S系以降)
台湾(同上)
タイ(同上)
インド(同上)
販売期間2000年 -
ボディ
ボディタイプ5ドアハッチバック
3ドアハッチバック(ZC11S系以降は欧州専売)
4ドアセダン(インド専売)
駆動方式前輪駆動
四輪駆動
系譜
先代スズキ・カルタス
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スイフト(SWIFT)は、スズキが製造・販売しているハッチバックコンパクトカーである。
概要

初代モデルは2000年に登場した。1999年に生産を終了したカルタスハッチバックと同カテゴリながら、ワゴンR+(現・ソリオ)プラットフォームを用い、Keiと同じサイドパネルやドアを用いた[注釈 1]クロスオーバーSUV風のサブコンパクトカーとして登場、廉価性を強調した販売がされた。このモデルは国外ではAA44S系カルタスをベースとしたモデルが「スイフト」として併売されていた関係で「イグニス(IGNIS)」の名称で販売された。

2004年に登場したZC11S系は世界市場における販売を視野に入れ、ボディ、デザイン、プラットフォームなど全てを一から開発したハッチバックモデルとして登場。自動車の基本である「走る・曲がる・止まる」をしっかり作り込んだ車種として日本国内のみならず、世界各国から高い評価を得た。これ以降、車名を世界共通で「スイフト」としており、スズキのニュースリリース[1]やスズキ関係者による記者発表[2]ではZC11S系を「初代スイフト」として扱っており、以後のモデルは型式を「ZCxxS」(FFモデル)「ZDxxS」(4WDモデル)に揃えている。

ZC11S系以降のモデルはキープコンセプトとしつつ、プラットフォームの更新などにより熟成を進めており、ZC13S系では軽量・高剛性、かつ衝突安全性を高めた新プラットフォームの「HEARTECT」を導入、ガソリンモデルに加えてマイルドハイブリッドモデルが設定され、後にハイブリッドモデルも設定されて3種類のパワートレインをラインナップした。なお、HT51S型から一貫してMT車を継続設定しており、ZCDDS系では日本国内のスズキ車で初、日本国内メーカーの乗用車の中でも珍しいマイルドハイブリッドのMT車が設定された。

2010年までJWRC(ジュニア世界ラリー選手権)に参戦しており、JWRC参戦車をイメージしたホットハッチ「スイフト スポーツ(SWIFT SPORT)」も高い評価を得ており、本項ではこれについても併せて記述する。また2017年モデルも全日本ラリー選手権のJN4クラスに参戦している。

なお、「スイフト」という車名は前述のとおりAA44S系カルタスの車名に用いられていたほか、北米仕様車はジオ・メトロバッジエンジニアリング車としてカルタスとは異なる独自の3代目「スイフト」も存在した(1995年-2000年)。
HT51S型(2000年-2005年)

スズキ・スイフト
HT51S型
前期型
パトロールカー 後期型
概要
別名スズキ・イグニス(日本国外)
製造国 日本
 ハンガリー
販売期間2000年2月 - 2005年5月[3]
ボディ
乗車定員5名
ボディタイプ5ドアハッチバック
3ドアハッチバック(欧州のみ)
駆動方式前輪駆動 / 四輪駆動
パワートレイン
エンジンM13A型 1.3 L 直4 DOHC VVT
最高出力65 kW (88 PS) / 6,000 rpm
最大トルク118 N·m (12.0 kgf·m) / 3,400 rpm
変速機5MT / 4AT
サスペンション
ストラット
後I.T.L.(3リンクリジッド)
車両寸法
ホイールベース2,360 mm
全長3,615 - 3,620 mm
全幅1,600 - 1,650 mm
全高1,525 - 1,540 mm
車両重量880 - 960 kg
その他
プラットフォーム共有車種シボレー・クルーズ(初代)
スズキ・Kei
マツダ・ラピュタ
販売終了前月までの新車登録台数の累計9万3876台[4]
系譜
先代スズキ・カルタス
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2000年

1月24日 - スイフト(HT51S型)発表(発売は2月9日)。エンジンにはVVTを採用し、65 kW(88馬力)を発生する1,300 cc、直列4気筒 DOHC 16バルブM13A型ガソリンエンジンが搭載されている。当初は「SE」・「SG」・「SX」の3グレードで4速ATのみの展開。なお、2001年(平成13年)から参戦したJWRCのベース車両としても使われた[注釈 2]

5月25日 - スズキ創立80周年を記念し、「SG」をベースにエアロパーツを装着し、よりスポーティな外装とした「80周年記念車 SGエアロ」を発売。

9月1日 - 基本装備を充実しながら、82.3万円(2WD・5MT・税抜車両本体価格)からのお買い得価格に設定した新グレード「SE-Z」を発売。「SE-Z」では、新たに5速MT車を設定する。


2001年1月18日 - スポーティな外装と上級装備を備えつつ、お買い得価格に設定した新グレード「21世紀記念スペシャル SGエアロII」を発売。

2002年

1月21日 - 一部改良。2DIN規格のオーディオスペースが上部に変更された。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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