スザンヌ・ヴェガ
Suzanne Vega
ドイツ・ミュンヘン公演 (2014年2月)
基本情報
出生名Suzanne Nadine Peck
生誕 (1959-07-11) 1959年7月11日(64歳)
カリフォルニア州サンタモニカ
出身地 アメリカ合衆国
ニューヨーク州ニューヨーク
ジャンルAOR
ソフトロック
フォークソング
インダストリアル
職業シンガーソングライター
音楽プロデューサー
担当楽器ボーカル, ギター
活動期間1982年 - 現在
レーベルA&Mレコード
ブルーノート・レコード
Amanuensis Productions
公式サイト ⇒SuzanneVega.com
スザンヌ・ヴェガ (Suzanne Vega、1959年7月11日 - )は、アメリカ合衆国出身の女性シンガーソングライター。
「ルカ」「トムズ・ダイナー」などの曲で知られる同国を代表するポップシンガーの一人。10代の頃より始めた作詞・文学・演劇を背景に、社会派のアーティストとして非凡な才能を発揮し、数々の賞を獲得している。2008年『グラミー賞』受賞[1]。 この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
概要・略歴.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}
出典検索?: "スザンヌ・ヴェガ"
サンタモニカ生まれで、まもなく母に連れられニューヨークへ移り、多くの社会的問題を抱えた地域で子供時代を送る。本来の姓名はペック(Peck)だったが、母がプエルトリコ系の小説家エドガルド・ヴェガ・ユンケ(Edgardo Vega Yunque)と再婚したため、以後その姓を名乗るようになる。
9歳の時に詩を書き始め、14歳の時に作詞を始める。その後、ラガーディア高校(Fiorello H. LaGuardia High School of Music & Art and Performing Arts)で、モダンダンスを学び、この時に音楽こそが自分の求めるものだと気づく。1977年に卒業すると、コロンビア大学バーナード・カレッジで英文学を学ぶ傍ら、グリニッジ・ヴィレッジの小さな劇場などに立つ。1984年にレコード会社との契約を結ぶ。
1985年にデビューアルバム『街角の詩』を発表し、その自己内省的かつ社会批判を含んだ曲は、アメリカにおいて好意的な反響を得る。
1987年、2ndアルバム『孤独(ひとり)』を発表。シングルカットした楽曲「ルカ(Luka)」は児童虐待を受ける子供の視点から書かれており、当時のヒットソングとしては、特異な位置を占める。ちなみにこのレコードに含まれる曲「トムズ・ダイナー(Tom’s diner)」は、世界で最初にMP3フォーマットになった曲でもある。このころから彼女のスタイルは、ロックへと近づくことになる。
1990年、3rdアルバム『夢紡ぎ』は、彼女にとって新境地を開かんとするものであった。神秘的シンボリズムと感情の深遠を表現しようとした試みは、非常に実験的な試みであり、彼女の更なるスタイルの変化を表したものであった。
1992年、4thアルバム『微熱』では、音楽的にフォークとダンスビート、そしてインダストリアルの融合であり、内容的に明るいイメージを伝えており、それ以前のアルバムとは対照的なつくりとなっている。
1996年、5thアルバム『欲望の9つの対象』が発表され、『微熱』の曲調を伝えつつも、過去の素朴なスタイルと、さらにボサノバを加えたものとなっている。
2001年夏、6thアルバム『ソングス・イン・レッド・アンド・グレイ』を発表。このアルバムでは、男女の関係が機微に富んだ形で表現され、とりわけ、その関係性の失敗や挫折が主題として前面に来るものの、曲調は高いレベルにおいて再びアコースティックな形へ移行しており、より素朴な形でそのテーマを表現している。
2008年、前年リリースの7thアルバム『ビューティ&クライム』が第50回グラミー賞において最優秀エンジニアド・アルバム(非クラシカル)賞を受賞。自主レーベル「Amanuensis Productions」を設立し、旧譜のリメイク作業に着手する(後の『Close-Up』シリーズ)。同年来日公演を開催。
2010年、セルフ・カヴァーのアコースティック企画アルバム『Close-Up』シリーズのリリース開始[2]。
2012年、ビルボードライブにて来日[3]、および2013年「フジロックフェスティバル」に出演。
2014年、7年ぶりの8thアルバム『Tales from the Realm of the Queen of Pen』を発表[4]。同年来日公演を開催。
2016年、女流作家カーソン・マッカラーズに捧げた9hアルバム『Lover, Beloved』を発表[5]。
2020年、9月11日にライブ・アルバム『An Evening of New York Songs and Stories』をリリース[6]
ハンガリー・ブダペスト公演 (2000年8月)
第63回『ピーボディ賞』授賞式にて (2004年5月)
チェコのトークショーにて (2006年10月)
スペイン・バルセロナ公演 (2008年7月)
ゲリー・レオナルドと共演 (2016年7月)
ディスコグラフィ
オリジナル・アルバム
1985年 『街角の詩』 - Suzanne Vega (A&M)
1987年 『孤独(ひとり)』 - Solitude Standing (A&M)
1990年 『夢紡ぎ』 - Days of Open Hand (A&M)
1992年 『微熱』 - 99.9F° (A&M)
1996年 『欲望の9つの対象』 - Nine Objects of Desire (A&M)
2001年 『ソングス・イン・レッド・アンド・グレイ』 - Songs in Red and Gray (A&M)
2007年 『ビューティ&クライム』 - Beauty & Crime (Blue Note)
2014年 『ペンタクルの女王の物語』 - Tales from the Realm of the Queen of Pen (Amanuensis Productions)
2016年 Lover, Beloved: Songs from an Evening with Carson McCullers (Amanuensis Productio)
Close-Upシリーズ
2010年 Close-Up Vol. 1, Love Songs
2010年 Close-Up Vol. 2, People & Places
2011年 Close-Up Vol. 3, States of Being
2012年 Close-Up Vol. 4, Songs of Family
ライブ・アルバム
2020年 An Evening of New York Songs and Stories (Amanuensis/Cooking Vinyl)
コンピレーション
1998年 『ベスト・オブ・スザンヌ・ヴェガ』 - Tried & True: The Best of Suzanne Vega (A&M)
2003年 『レトロスペクティヴ』 - Retrospective: The Best of Suzanne Vega
日本公演
1987年
3月23日 東京郵便貯金会館、渋谷公会堂 9月14日 東京厚生年金会館