スキー場
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「ゲレンデ」はこの項目へ転送されています。「ゲレンデ」と呼ばれるメルセデス・ベンツの車種については「メルセデス・ベンツ・Gクラス」をご覧ください。
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出典検索?: "スキー場" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2018年1月)
ゲレンデとリフトスキー場遠景

スキー場(スキーじょう)とは、スキーで雪斜面を滑降する目的で山肌を切り開き、斜面上部へ利用者を運ぶ何らかの動力運搬手段を常備し、滑走に適するよう常時圧雪整備されている雪面である。

多くのスキー場と言われる施設ではやスノーボードなど斜面を滑走するスキー類似のスポーツも制限されずに行うことが出来る。狭義としては「スキー」のみ滑走可能な施設を示す。

クロスカントリーコースやジャンプ台を持つ例もあるが、これらのみの施設の場合スキー場と呼ばれることはない。
発祥

元々は冬季の登山に際して交通機関のある山麓の人里から山へのアプローチにスキーを利用しそれを楽しむ登山者が泊まり込みで練習するための場所(=ゲレンデ、: Gelande、土地、地形、敷地[1])だったが、次第に練習場でスキーを楽しむことだけを目的とする人々が増えてスキー場と広く一般的に呼ばれるようになり、もとの目的から独立したスポーツ・レジャーとしてそこで滑ることをスキーと呼ぶまでになった。

日本における最初のスキー場は1911年明治44年)に開設された五色温泉スキー場(山形県)であり、民間用にチェアリフトが最初に設けられたのは草津国際スキー場(1948年昭和23年)・群馬県)である。草津国際スキー場以前では、進駐軍1946年(昭和21年)に建設した札幌スキー場1947年(昭和22年)に建設した志賀高原丸池があった。

世界初の屋内スキー場は1958年(昭和33年)に開設された、豊島園インドアスキー場(東京都)である。

現在ではスキー場は全国各地に点在し、特に長野県北部や新潟県、山形県などの豪雪地帯では主要産業となっている。スキー場の周囲には宿泊施設飲食店、土産物店などが点在し、温泉施設が充実している所も多い。これらが冬はスキー、夏はハイキングパラグライダーなどのアウトドアスポーツの拠点として、またリゾート施設や避暑地として利用される傾向が強い。
索道(リフトなど)リフトスキー場 サン・カルロス・デ・バリローチェアルゼンチンルカのリゾートタウン(クーサモフィンランド)

日本語では、チェアリフトロープウェイ・ゴンドラリフト滑走式リフト等のことを索道と言う。スキー場 Gambarie メッシーナ海峡

多くのスキー場はチェアリフト・ロープウェイ・ゴンドラリフト等によって山頂付近まで上り、スキースノーボードでゲレンデを滑り降りてくる。しかし初心者には、チェアリフトに乗ること自体が難しいこともあり、チェアリフトの乗降に失敗すると、動いているシートに身体や頭をぶつけたり、スキー板・スノーボードが搬器に引きずられて足を骨折するなどの危険がある。また非常時にはチェアリフトが緊急停止するため他の客にも迷惑がかかることもある。そのため、まず最初はスキーやスノーボードを履かないでブーツ(スキーはストックも併用)のみで歩行して脚を慣らした後、スキー板やスノーボードなどを担いでゲレンデの端を歩いて登る[注釈 1][2]。スキーの場合は板を履いたまま階段登行・開脚登行と呼ばれる登り方で、スノーボードの場合はビンディングの片足だけを外して歩く登り方で短い距離を登っては滑り下りる練習を繰り返すことから開始し、「滑る」「曲がる」「止まる」ができるようになってから、続けてチェアリフトの乗り降りの方法を覚えた上で、山の中腹程度までしか行かないチェアリフトなどを利用し、徐々にステップアップしていくのが一般的である。これらをスキースクールやインストラクターの指導の下で行うこともある

スポーツ・レジャーとして定着する頃にはこうした初心者やファミリーユーザを念頭においたコースの整備が進み、ブームとなった頃には1つのスキー場に初心者向けから上級者向けまで様々なコースが揃った広大なスキー場が一般的な存在となった。結果、ゴンドラリフトやチェアリフトも多種多様なものが生まれている.

通常、ゴンドラリフトは4?12人程度が同時に乗れて、ある程度の長距離を比較的高速で登る輸送能力が高いものが多い。乗降時にはメインのワイヤーから離れてゆっくり進み(自動循環式と呼ばれる)、スキー板やボードはゴンドラリフト外側に取り付けられた専用のスキー・スノーボード立てに立て掛けておいて中に乗り込む[注釈 2]小型のロープウェイであるので、チェアリフトほどの落下の危険がないためかかなりの高度となる場合もあり、素晴らしい眺望を堪能できる。降車後は終点や山頂から一気に麓を目指し、難易度の高い急斜面での滑降、あるいは緩斜面の滑降ながら抜群の眺望を楽しむ、林間のコースをロングランで滑り降りる等といった複数の選択肢を取って楽しむことができる。また、最近のゴンドラリフトでは、ニセコHANAZONOリゾートのHANAZONOシンフォニーゴンドラなどのように路線途中に中間駅を設けて途中下車できる構造としたり[3]ニセコビレッジのアッパービレッジゴンドラやビレッジエクスプレスなどのように初級者向けエリアに設置して[4]、初心者も利用しやすくしたものもある。詳細は「索道#搬器の種類」を参照

一方、一部の長距離の物を除いた、例えばゴンドラリフト路線間に2?3線程度配置されているチェアリフトは、麓付近で滑ることの多い初心者、検定やレースなどの決まったコースでの利用、景色や特定のコース自体(スキーのモーグルコースやスノーボードのハーフパイプ等フリースタイルコースなど)を楽しみたい場合、あるいは「山頂は無理でも途中の中腹位からなら…」という場合等において、乗り継ぎも含めた巧みな配置でゴンドラリフトを補っている。

チェアリフトはスキー板やスノーボードを履いたまま搬器(イス)に座るものが主流で、通常は1?8人が乗車でき、いかなる定員の場合でも1座席200kgまで耐えられるように設計されている。1?4人乗りはそれぞれシングル、ペア(ロマンス)、トリプル、クワッドの名称が付くが、6人以上のリフトは現在の日本において独自の呼称が無い。なお、石打丸山スキー場ニセコビレッジなどに設置されている、同じケーブルで6人乗りリフト搬器とゴンドラリフト搬器が混合運用されているものもあり、これは「コンビリフト」と呼ばれている。

旧来からのシングル(1人乗り)リフトは乗車時や風などで前後左右に揺れることがあるために幾分心許ないものもあり、乗車時は、搬器のバーにしっかり掴まるか腕を掛けるよう推奨されている。また、後に出現した高速タイプ(通常2.0 - 2.5 m/sの速度[5])の物は、乗降時に速度が速くてタイミングが取りにくいことがあるので[注釈 3]乗降に技術が必要で、初心者にはあまり勧められない。

ペアリフト以上の乗車定員の物は、搬器がケーブル(支曳索)に固定されて一定速度で動く固定循環式の他に、乗降車停留場で搬器がケーブルから離れてゆっくりと動く自動循環式の物もある。初心者は自動循環式のリフトの方が乗車しやすいことになるが、自動循環式のリフトは長距離リフトである場合もあり、その関係でリフト乗降停留場間の範囲内にあるゲレンデに急斜面箇所も含まれることがあるので、あらかじめリフトの運行範囲間にあるゲレンデの傾斜、あるいは「初級」「中級」「上級」といった表記などを把握する必要がある。


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