スカーレット_(テレビドラマ)
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スカーレット
ラッピング列車(信楽高原鐵道
ジャンルテレビドラマ
水橋文美江
三谷昌登[注 1]
演出中島由貴
佐藤譲
鈴木航
小谷高義
泉並敬眞
野田雄介
出演者戸田恵梨香
富田靖子
松下洸平
伊藤健太郎
大島優子
林遣都
桜庭ななみ
福田麻由子
黒島結菜
溝端淳平
羽野晶紀
三林京子
マギー
西川貴教
佐藤隆太
烏丸せつこ
財前直見
水野美紀
イッセー尾形
稲垣吾郎
北村一輝
ナレーター中條誠子
音楽冬野ユミ
オープニングSuperflyフレア
時代設定1947年(昭和22年)春 - 1987年(昭和62年)秋
製作
制作統括内田ゆき
プロデューサー長谷知記
葛西勇也
製作NHK大阪放送局

放送
放送チャンネルNHK総合
映像形式文字多重放送
音声形式解説放送
放送国・地域 日本
放送期間2019年9月30日 - 2020年3月28日
放送時間月 - 土8時 - 8時15分
放送枠連続テレビ小説
放送分15分
回数150
連続テレビ小説「スカーレット」

番組年表
前作なつぞら
次作エール
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『スカーレット』は、2019年度後期放送のNHK連続テレビ小説」第101作目である。2019年9月30日から2020年3月28日まで放送された。令和に初回を迎えた最初の連続テレビ小説の作品となった[1]

信楽焼で知られる滋賀県信楽を舞台に、女性陶芸家「川原喜美子」の半生を描く。
企画・制作信楽焼(信楽壺 ロサンジェルス・カウンティ美術館蔵)

2018年12月3日にNHK大阪放送局で制作会見が行われた[2]。脚本ではヒロインに実在するモデルの人生そのままをトレースさせる脚本の作風ではないが、信楽焼の女性陶芸家の草分けで実在の陶芸家であり、骨髄バンク設立運動にも奔走した神山清子[3]とその家族たちの半生も参考に取り入れたオリジナル作品として制作された[2][4]

次作『エール』は4K制作および週5回放送となるため[5][6]、今作がNHK連続テレビ小説最後の2Kハイビジョン製作および土曜日も放送する作品となる[注 2]

ヒロインは、少女時代から結婚などを経て人生のステージを次々に進んでいく姿を描く上で力を発揮できるとして戸田恵梨香が選ばれた[7]。企画段階での信楽への取材時よりヒロイン像として名前が挙がっており、企画内容を伝えたところ快諾を得た[7]。前々作『まんぷく』、前作『なつぞら』に続いて3作連続でオーディションなしで、映画や民放ドラマで既に主演実績がある女優がキャスティングにより起用されることになった[8]

「自分のためでなく誰かのためにこそ動ける女性」を描くのに強い脚本家として、女性を主人公としたさまざまな作品を手掛けてきた水橋文美江が起用され、「50代の今だからこそ書けるヒロインをぜひやりたい」「元気を届けるとか、観てる人が明るい楽しい気持ちになれるっていうドラマをやりたい」と語っている[9]。ヒロイン・喜美子の陶芸作品として神山作品を借り受けて劇中で用いていることから、ひとつひとつの作品に込められた長男への深い愛情とまつわるエピソードに触れないことは、神山への敬意を欠くとして覚悟を決め、できるかぎりの配慮の上で第22週以降の終盤の試練の展開を描いている[10]

ヒロイン以外の出演者は、2019年2月21日、主な出演者の発表が行われた[11]。2019年5月23日、新たな出演者の発表が行われ[12]、語りをアナウンサーの中條誠子が務めることもあわせて発表された[12]

収録は2019年4月2日に滋賀県長浜市琵琶湖岸でクランクインし[13]、翌4月3日にヒロインの戸田恵梨香が滋賀県甲賀市信楽町にてクランクインした。4月4日には信楽町の信楽焼窯元「宗陶苑」で撮影取材会が行われた[14][15]。2020年2月29日、大阪放送局でクランクアップを迎えた[16]新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、報道陣を集めての取材会は行われず非公開となった[16]

2023年6月12日から9月22日まで、チャンネル銀河で放送された[17]
あらすじ

昭和22年、9歳の川原喜美子は、戦後の食糧難と父・常治の事業失敗による生活難のため、一家で大阪から常治の戦友・大野忠信が住む滋賀県信楽に転居する。同級生に貧乏を囃し立てられ屈辱に耐えるある日、常治が買い出し先で出会った引揚者・草間宗一郎を連れ帰り、沈鬱する彼を療養目的で居候させる。給食費支払いも困難な生活を逼迫するゆえに草間を当初疎ましく感じた喜美子だったが、彼から人としての分別や柔道を教わり、草間も彼女に励まされ互いに打ち解けていく。一方喜美子は、大野家の一人息子・ 信作と、裕福な信楽焼窯元「丸熊陶業」の娘・熊谷照子から勉強を教わったり、一緒に柔道に励んだりし、友情を築いていく。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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