Sky Brown
スカイ・ブラウン2020年ローザンヌユースオリンピック選手村にて
個人情報
本名ブラウン澄海
国籍 イギリス
日本
生誕 (2008-07-07) 2008年7月7日(15歳)
宮崎県宮崎市
居住地 アメリカ合衆国 カリフォルニア州
日本 宮崎県高鍋町
活動期間2016年 -
スポーツ
国 イギリス
競技スケートボード
スタンスグーフィー
種目パーク
プロ転向2018年
獲得メダル
女子 スケートボード
英国
オリンピック
銅2020 東京パーク
世界選手権
スカイ・ブラウン(Sky Brown、2008年7月7日[1] - )は、イギリスと日本の二重国籍を持つスケートボーダー、サーファー。世界で最も若いプロのスケートボーダーであり、アメリカのテレビ番組「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ:ジュニアーズ(英語版)」でも優勝している。選手としてはイギリス代表として活動しており(後述)、2020年東京オリンピックで銅メダルを獲得した[2]。 イギリス人の父・ストゥ・ブラウン(スチュアート・ブラウン[1]、Stuart Brown)と、日本人の母・美枝子[3]の間に日本の宮崎県宮崎市で生まれる[4][5]。日本の戸籍を有しており、戸籍上の日本名はブラウン澄海(ぶらうんすかい)[6][7][8]。 父ストゥは、10代をアメリカで過ごし[9]、サーフィンの環境が気に入った宮崎に移住し[8]、そこで母美枝子と出会った。スカイが小学校3年生の時にブラウン一家は同じ宮崎県内の高鍋町に移住している[8]が、一年の半分はアメリカで生活し[9]、残り半分を宮崎で過ごす生活を送っていた。高鍋町立高鍋東中学校在籍[8]だが、2019年以降は大会出場やCOVID-19の影響で宮崎の自宅に戻れておらず、高鍋東中学校には一日も出席できていない[8][10]。 両親と弟・オーシャン(大海)共々スケートボードとサーフィンに親しむ一家であり[4][11]、ブラウンの通った幼稚園にはスケートパークがあった[1]。高鍋町にはスケートパークがないため、ブラウンは現在、裏庭にスケートランプを持っている[11][7]。サーフィンにも打ち込んでおり、日本にいるときは朝5時に起きて学校に通う前にサーフィンをしている[12]。 ブラウンにはスケートボードのコーチがいない代わりにYouTubeからトリックを学んでいる[9]。時々、スノーボードでオリンピックのメダルを獲得したショーン・ホワイトと練習を行っている[9]。ブラウンはナイキがスポンサーとなっており、ナイキがスポンサーとなっている世界最年少のアスリートとなっている[13]。ブラウンはセリーナ・ウィリアムズとシモーネ・バイルズと共にナイキのキャンペーンに出演している[4]。また、スケートボードメーカーのオールモスト
私生活
キャリア
2016年、8歳のときにブラウンはバンズUSオープン(Vans US Open)に参加し、このイベントに出場する史上最年少の人物となった[14]。ブラウンは暑さの中でスケートボードから落ちた[1]。2017年、ブラウンはアジアコンチネンタルファイナルで2位になり[15] 、2018年のバンズパークシリーズ(Vans Park Series)にてトップ10でフィニッシュした[15]。2018年、ブラウンはテレビ番組「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」のスピンオフ企画「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ:ジュニアーズ(英語版)」に俳優J・T・チャーチとペアを組んで参加、優勝した[14][1][11]。
2019年2月、ブラウンはエストニアのタリンで開催されたスケートボード&BMX PARKの国際大会「SimpleSession」で優勝[14][15]。同年3月、ブラウンは大会出場にあたり、(生まれ育った)日本代表ではなく(父の国籍である)イギリス代表として大会に出場することを明らかにした[15]。ブラウンは、英国スケートボード協会の「よりリラックスしたアプローチ」を選んだと述べた[1]。