スウェプト・アウェイ
Swept Away
監督ガイ・リッチー
脚本ガイ・リッチー
製作マシュー・ヴォーン
出演者マドンナ
アドリアーノ・ジャンニーニ
『スウェプト・アウェイ』(Swept Away)は、2002年に公開されたイギリス・イタリア・アメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。リナ・ウェルトミューラー監督による1974年の『流されて…』のリメイク版。ガイ・リッチーが監督・脚本を手掛け、マドンナが主演を務めている。
撮影はヨーロッパのマルタ島やサルディニア島などで行なわれた。なお、もう一人の主役であるジュゼッペの役は、オリジナル版を演じたジャンカルロ・ジャンニーニの息子アドリアーノ・ジャンニーニ(イタリア語版)が演じている。 製薬業界の大物である夫トニーとともに地中海旅行に訪れていたアンバーは、ある日ボートのエンジンが故障してしまい、船の乗組員のジュゼッペと共に無人島に漂着する。クルーザーの中では散々ジュゼッペの事をいびりとおしていたアンバーだが、無人島では漁師として育ったジュゼッペに分があり、逆に服従を強いられる。始めはいがみあう二人だが、無人島で暮らす内に愛が芽生え、二人は共に生きる事を願うようになる。1ヵ月後、二人は救助され駆け落ちを願うが、トニーに勘付かれ、二人は離れ離れになってしまう。 ガイ・リッチーの3作目にあたる長編映画だが、前2作と打って変って大変評価が低い。2003年には作品賞、リメイク賞、監督賞、主演女優賞、スクリーンカップル賞と、その年最多の5部門でのゴールデンラズベリー賞を獲得してしまった。その要因としては主にマドンナの演技、平坦な演出が批判の槍玉に挙げられている。また、公私混同ぶりが反感を呼び、「魅力のない胴体をあらわにするのは犯罪」と叩くマスコミが相次いだ[2]。マドンナ本人は同年の『007 ダイ・アナザー・デイ』でも最低助演女優賞を受賞し、1人で3部門を受賞している。
キャスト(イタリア語版)(井上倫宏)
トニー - ブルース・グリーンウッド(内田直哉)
船長 - ヨルゴ・ヴォヤギス(英語版)(藤本譲)
デビ - エリザベス・バンクス(斎藤恵理)
マイケル - デヴィッド・ソーントン(安井邦彦)
マリーナ - ジーン・トリプルホーン(榎本智恵子)
トッド - マイケル・ビーティー(遠藤純一)
チーフ - ジョージ・ヤスーミ(石井隆夫)
船員 - リカルド・パーナ(木村雅史)
ベルボーイ - アンドレア・ラガッツ(栗山浩一)
ストーリー
評価
出典^ a b “Swept Away (2002)
^ 「日経エンタテインメント!」2006年10月号
外部リンク
公式ウェブサイト(日本語)
スウェプト・アウェイ
⇒スウェプト・アウェイ - KINENOTE
Swept Away - オールムービー(英語)
Swept Away - IMDb(英語)
表
話
編
歴
ガイ・リッチー監督作品
1990年代
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ (1998)
2000年代
スナッチ (2000)
スウェプト・アウェイ (2002)
リボルバー (2005)
ロックンローラ (2008)
シャーロック・ホームズ (2009)
2010年代
シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム (2011)
コードネーム U.N.C.L.E. (2015)
キング・アーサー (2017)
アラジン (2019)
2020年代
ジェントルメン (2020)
キャッシュトラック (2021)
オペレーション・フォーチュン(2023)
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