「スウィート・リトル・シックスティーン」
チャック・ベリー の シングル
初出アルバム『ワン・ダズン・ベリーズ』
B面リーリン・アンド・ロッキン
リリース1958年1月[1]
規格7インチ・シングル
録音1957年12月
ジャンルロックンロール
時間3分02秒
レーベルチェス・レコード
作詞・作曲チャック・ベリー
プロデュースレナード・チェス、フィル・チェス
チャート最高順位
2位(アメリカ[2])
16位(イギリス[3])
チャック・ベリー シングル 年表
ロックンロール・ミュージック
(1957年)スウィート・リトル・シックスティーン
(1958年)ジョニー・B.グッド
(1958年)
ミュージックビデオ
「Sweet Little Sixteen」
「スウィート・リトル・シックスティーン」(英語: Sweet Little Sixteen)は、チャック・ベリーが作詞・作曲して1958年1月にシングルA面曲として発表した楽曲。同年発売のアルバム『ワン・ダズン・ベリーズ』にも収録された。 1957年12月29日から30日のレコーディング・セッションで録音された曲の一つで、ベリー(ボーカル、ギター)以下ジョニー・ジョンソン(ピアノ)、ウィリー・ディクスン(ベース)、フレッド・ビロウ(ドラムス)が参加した[4]。なお、リリースされたヴァージョンはオリジナル・マスターよりも回転数が速められていた[5]。 母国アメリカではBillboard Hot 100で2位、『ビルボード』のR&Bシングル・チャートでは1位に達した[2]。また、ベリーは本作で自身2作目の全英シングルチャート入りを果たし、最高16位を記録した[3]。 2004年に選出された「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」では272位にランク・インし[6]、後の改訂では277位となった[7]。 映画『真夏の夜のジャズ』(1960年公開)にベリーの演奏場面が収録されている。 ザ・ビーチ・ボーイズが1963年にシングル・ヒットさせた曲「サーフィン・U.S.A.」は本作の替え歌で、ベリーの弁護士により訴えられ、1966年以降はベリーの名前もソングライティング・クレジットに記載された[8]。また、ベリーのオリジナル・ヴァージョンは下記のアーティストによりカバーされている。
解説
カバー
ジェリー・リー・ルイス - 1962年にシングルA面曲として発表し[9]、Billboard Hot 100では最高95位を記録した[10]。また、2006年のアルバム『ラスト・マン・スタンディング』には、リンゴ・スターとのデュエットによる再録音が収録されている[11]。
ビートルズ - 1963年7月10日にBBCの番組「ポップ・ゴー・ザ・ビートルズ」のための録音を残しており、この録音は1994年発売の発掘音源集『ザ・ビートルズ・ライヴ!! アット・ザ・BBC』に収録された[12]。