ジョー90
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ジョー90
ジャンルサイエンス・フィクション
原案ジェリーシルヴィア・アンダーソン夫妻
声の出演キース・アレグザンダー
シルヴィア・アンダーソン
ルーパート・デイヴィス
ゲイリー・ファイルズ
レン・ジョーンズ
マーティン・キング
デイヴィッド・ヒーリー
ジェレミー・ウィルキン
リズ・モーガン
シェイン・リマー
作曲バリー・グレイ
国・地域英国
言語英語
シリーズ数1
話数30
各話の長さ25分
製作
製作総指揮レッジ・ヒル
プロデューサーデイヴィッド・レイン
撮影監督ジュリアン・リュグリン
パディ・シール
製作センチュリー21テレヴィジョン・プロダクションズ
配給ITCエンターテインメント

放送
放送チャンネルATV
映像形式35 mm フィルム[1]
音声形式モノラル[2]
放送期間1968年9月29日 (1968-09-29)[3] - 1969年4月20日 (1969-4-20)[3]

番組年表
前作キャプテン・スカーレット
次作ロンドン指令X
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『ジョー90』(ジョーきゅうじゅう、英語: Joe 90)は、1968年にイギリスで制作・放送されたジェリー・アンダーソンによるスーパーマリオネーション作品である。
ストーリー

イギリスのイアン・マックレイン教授は3年の月日をかけて脳波記憶伝送機ビッグ・ラット(BIG RAT ? Brain Impulse Galvanoscope Record and Transfer)を開発した。この装置は、人間の脳波パターンをテープに記録することができ、そしてその機械と電極で繋いだ人間はその記録された脳波を利用し、元の持ち主の様々な知識や経験を利用することを可能とするものであった。

教授から装置の紹介を受けた友人で世界諜報局ウィン(WIN ? World Intelligence Network)の諜報員のサム・ルーヴァーはそのロンドン支局長シェーン・ウェストンにその装置を紹介する。

彼らは様々な脳波を記録し、そのデータを教授の養子である9歳のジョーに利用させ、諜報活動を行わせることを計画した。説得の末、教授は賛同し、ここにジョーは「ジョー90」[注 1]のコードネームを与えられ、西側諜報員として様々な脳波を利用し活躍することになった。
作品概要・解説

本作の磁気テープに脳波パターンを記録し、他人へ転送するというアイディアは、ジェリー・アンダーソンがフィルム編集者として働いていた時代にまで遡る[5]。そこで彼は目に見えないものをテープが記録しているのと同じように、電気信号で働いている脳も記録し、さらに他人の脳へ転送できると考えた[5]。このことは9歳の少年でもジェームズ・ボンドのようになれるという考えかたに繋がった[5]

「ジョー90」という呼称は『宇宙船XL-5』の構想時にまで遡る。もともとライブ・アクションと人形劇の融合として計画がなされた際に、パイロットになることを夢見るアメリカ人少年に与えられたパイロット名が「ジョー90」であった[6]

本作も前作『キャプテン・スカーレット』と同様にスーパーマリオネーションで撮影された。しかし、次作のテレビシリーズ『ロンドン指令X』で実写と模型・人形セットを融合させた制作を行っているが、本作でも「幽霊教会の対決」等一部のエピソードで同様の方法がとられ、その流れを垣間見ることができる。

英米のテレビ界は、冷戦影響もあり、英国では1960年の『秘密命令』、翌年の『おしゃれ(秘)探偵』、その翌年の『セイント 天国野郎』などが、米国では1964年の『0011ナポレオン・ソロ』、1966年の『スパイ大作戦』などスパイ物が多く製作された時代であった。また映画界も1963年の『ドクター・ノオ』に始まる一連の007シリーズがヒットしていた。アンダーソン作品においてスパイ物は1965年の『サンダーバード』の頃から垣間見え[注 2]、次作『キャプテン・スカーレット』でもその空気感は受け継がれた。その流れで本作は本格的にスパイ物として製作された最初の作品であり、次作『ロンドン指令X』や、そして『謎の円盤UFO』を経た『プロテクター電光石火』に繋がっていくこととなる。

また、子供向けのスパイドラマを作るにあたって、8シリーズが製作され海外でも放映された子供がMI5スパイとして活躍する作品『フリー・ウィーラーズ(英語版)』(1968-73)が参考にされた[7]。そしてこれまでセンチュリー・21・テレヴィジョン・プロダクションズが得意としてきたサイエンス・フィクション(サイ・ファイ)ものと組み合わせた「スパイ・ファイ」ものとなった[7]

時代設定はこれまでのアンダーソン夫妻の作品よりも幾分過去の1998年または2013年とされる[8]。また過去の作品と違いメカ等に重点を置いたものではなく、本作はシリアスさや軍隊的組織がないため、既存の作品と比較するとより家族的なものをもたらしている[9]。実際、その方針はレギュラー・メカの少なさにも現れ、レギュラー・メカはデレク・メディングスのデザインしたマックレイン教授の車マックス・カーのみであった[10]。その一方で、登場人物描写は、前作『キャプテン・スカーレット』では『スパイ大作戦』のような登場人物の性格描写を抑え、時にシリアスと呼ばれたことと異なり、本作では登場人物の性格描写を入れている点でよく現れている[11]。脚本上ではマックレイン親子の養父―養子関係にたびたび重点が置かれ、さらにサム・ルーヴァーとシェーン・ウェストンの交わすユーモアに溢れた会話が前作との違いをより強調している[9]

また、場面転換演出が『スカーレット』に続いて採用されており、
映像の周りに色枠がつく

色枠が大きくなって映像が中央で小さくなる

映像が切り替わって大きくなって

色枠が消える

というもの。

日本でのコミカライズを一峰大二が担当した[12]点も『キャプテン・スカーレット』と同じである。
キャスト
主要登場人物
ジョー・マックレイン
声:レン・ジョーンズ/
太田淑子マックレイン教授の養子。9歳。好奇心旺盛な年頃ゆえ、WINの仕事を快く引き受ける。両親は事故で亡くなっている。
イアン・マックレイン教授
声:ルーパート・デイヴィス/小林恭治電子工学の博士でビッグラットの発明者。ジョーと二人暮らしで、危険な任務に就くジョーを常に心配している。妻を事故で失っている。
サム・ルーバー
声:キース・アレグザンダー/中村正マックレインの旧友。WINの窓口役であり、ジョーにスパイの仕事を与えた張本人でもある。この人形は『キャプテン・スカーレット』から流用されている[注 3]
シェーン・ウエストン
声:デイヴィッド・ヒーリー/島宇志夫WINのロンドン支局局長で、アメリカ人。


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