ジョー・デュリー
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ジョー・デュリー
Jo Durie



基本情報
国籍 イギリス
出身地同・ブリストル
生年月日 (1960-07-27) 1960年7月27日(63歳)
身長183cm
体重68kg
利き手右
バックハンド片手打ち
ツアー経歴
デビュー年1977年
引退年1995年
ツアー通算6勝
シングルス2勝
ダブルス4勝
生涯通算成績595勝504敗
シングルス321勝305敗
ダブルス274勝199敗
生涯獲得賞金1,224,016 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪ベスト8(1983)
全仏ベスト4(1983)
ウィンブルドン(英)ベスト8(1984)
全米ベスト4(1983)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪ベスト4(1985)
全仏ベスト4(1983)
ウィンブルドン(英)ベスト4(1983・84)
全米ベスト8(1987・91)
キャリア自己最高ランキング
シングルス5位(1984年1月9日)
ダブルス29位(1989年4月10日)
■テンプレート  ■プロジェクト テニス

ジョー・デュリー(Jo Durie, 1960年7月27日 - )は、イングランドブリストル出身の女子プロテニス選手。若き日にはアイドル性のあるキャラクターとしても高い人気を持っていた。シングルス自己最高ランキングは5位。WTAツアーでシングルス2勝、ダブルス4勝を挙げた。身長183cm、体重68kg。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。

1977年にプロ入り。同年のウィンブルドン4大大会にデビューするが、当年度の優勝者となったバージニア・ウェードに初戦で敗退する。最初期はほとんどイギリス国内の試合のみに出場していたが、1981年から世界的な活躍を始め、全仏オープンを除く4大大会で4回戦に進出した。1983年にデュリーのテニス経歴は全盛期を迎え、女子ツアー大会でシングルス2勝とダブルス3勝を挙げ、全仏オープン全米オープンでベスト4に入り、(当時は年末開催の)全豪オープンでベスト8入りした。全仏オープン準決勝ではミマ・ヤウソベッツユーゴスラビア)に 6-3, 5-7, 2-6 の逆転で敗れ、全米オープン準決勝ではクリス・エバートに 4-6, 4-6 で完敗したが、こうしてデュリーは国際レベルの選手に躍進する。1984年にデュリーは地元のウィンブルドンで自己最高成績のベスト8に入ったが、この時の4回戦で当時15歳のシュテフィ・グラフ(当時西ドイツ)を 3-6, 6-3, 9-7 で退けた試合は今なお語り草になっている。

その後のデュリーは4大大会の女子シングルスで4回戦以上に勝ち残ることはできなかったが、混合ダブルスで1987年ウィンブルドン1991年全豪オープンに優勝を飾っている。パートナーはどちらも同じイギリスのジェレミー・ベイツと組んだ。デュリーは比較的長く現役生活を続行したが、1995年ウィンブルドン2回戦で第4シードのヤナ・ノボトナに敗れた試合の後、35歳で現役を退いた。

デュリーは女子テニス国別対抗戦・フェデレーションカップでも、1981年から1995年まで15年間イギリス代表選手を務めた。通算成績は34勝22敗(シングルス12勝16敗、ダブルス22勝6敗)で、フェデレーションカップではシングルスよりもダブルスで高い勝率を挙げた。通算勝利数はイギリス・チームの2位タイ記録で(1位バージニア・ウェード、2位タイがデュリーとクレア・ウッド)、ダブルス勝利数はウェードに続く単独2位記録となった。
外部リンク



ジョー・デュリー
- WTAツアーのプロフィール (英語)



ジョー・デュリー - ビリー・ジーン・キング・カップのプロフィール (英語)

ジョー・デュリー - 国際テニス連盟

ウィキメディア・コモンズには、ジョー・デュリーに関するカテゴリがあります。










全豪オープン(オープン化以後)混合ダブルス優勝者

(1969) マーガレット・コート / マーティ・リーセン & アン・ヘイドン=ジョーンズ / フレッド・ストール • (1987) ジーナ・ガリソン / シャーウッド・スチュワート • (1988) ヤナ・ノボトナ / ジム・ピュー • (1989) ヤナ・ノボトナ / ジム・ピュー • (1990) ナターシャ・ズベレワ / ジム・ピュー • (1998) ジョー・デューリー / ジェレミー・ベイツ • (1992) ニコル・プロビス / マーク・ウッドフォード • (1993) アランチャ・サンチェス・ビカリオ / トッド・ウッドブリッジ • (1994) ラリサ・サブチェンコ・ネーランド / アンドレイ・オルホフスキー • (1995) ナターシャ・ズベレワ / リック・リーチ • (1996) ラリサ・サブチェンコ・ネーランド / マーク・ウッドフォード • (1997) マノン・ボーラグラフ / リック・リーチ • (1998) ビーナス・ウィリアムズ / ジャスティン・ギメルストブ • (1999) マリアン・デスウォート / デビッド・アダムズ • (2000) レネ・スタブス / ジャレッド・パーマー • (2001) コリーナ・モラリュー / エリス・フェレイラ • (2002) ダニエラ・ハンチュコバ / ケビン・ウリエット • (2003) マルチナ・ナブラチロワ / リーンダー・パエス • (2004) エレーナ・ボビナ / ネナド・ジモニッチ • (2005) サマンサ・ストーサー / スコット・ドレーパー • (2006) マルチナ・ヒンギス / マヘシュ・ブパシ • (2007) エレーナ・リホフツェワ / ダニエル・ネスター • (2008) 孫甜甜 / ネナド・ジモニッチ • (2009) サニア・ミルザ / マヘシュ・ブパシ  • (2010) カーラ・ブラック / リーンダー・パエス  • (2011) カタリナ・スレボトニク / ダニエル・ネスター  • (2012) ベサニー・マテック=サンズ / ホリア・テカウ  • (2013) ヤルミラ・ガイドソバ / マシュー・エブデン  • (2014) クリスティナ・ムラデノビッチ / ダニエル・ネスター  • (2015) マルチナ・ヒンギス / リーンダー・パエス  • (2016) エレーナ・ベスニナ / ブルーノ・ソアレス  • (2017) アビゲイル・スピアーズ / フアン・セバスティアン・カバル • (2018) マテ・パビッチ / ガブリエラ・ダブロウスキー • (2019) ラジーブ・ラム / バルボラ・クレイチコバ • (2020) ニコラ・メクティッチ / バルボラ・クレイチコバ • (2021) ラジーブ・ラム / バルボラ・クレイチコバ • (2022) イワン・ドディグ / クリスティナ・ムラデノビッチ • (2023) ラファエル・マトス / ルイーザ・ステファニー • (2024) ヤン・ジエリンスキ(英語版) / 謝淑薇


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