ジョー・アルウィン
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ジョー・アルウィン
Joe Alwyn

本名Joseph Matthew Alwyn
別名義William Bowery
生年月日 (1991-02-21) 1991年2月21日(33歳)
出身地 イギリス イングランドロンドン
身長189cm
職業俳優ソングライター
活動期間2015年 -
著名な家族ウィリアム・アルウィン(曾祖父)
主な作品
ビリー・リンの永遠の一日
女王陛下のお気に入り
ハリエット

 受賞
カンヌ国際映画祭
トロフィー・ショパール
2018年
グラミー賞
最優秀アルバム賞
2021年フォークロア
その他の賞

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ジョー・アルウィン(Joe Alwyn, 1991年2月21日-)は、イギリス俳優ソングライター
生い立ちと教育

1991年イングランド、ケント州タンブリッジ・ウェルズで生まれ、ノースロンドンのタフネルパーククラウチエンドで育つ。父親はドキュメンタリー監督・ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン大学院助教授のリチャード・アルウィン[1]、母親は精神分析的心理療法士・コラムニスト・作家のエリザベス・アルウィン(Elizabeth Meakins)である[2]。祖父は英国テレビドラマ『おしゃれ(秘)探偵』などで知られる監督・プロデューサーのジョナサン・アルウィン[3]、曾祖父は作曲家指揮者フルート奏者・音楽教育者のウィリアム・アルウィンである[4]。大叔父はカトリック司祭で反核活動家のブルース・ケントである。

シティー・オブ・ロンドン・スクールに奨学金を受けて通った。ブリストル大学で英文学と演劇の学位を取得し、その後セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマで演技の学位を取得した。
キャリア
俳優

2015年2月、セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマ最終学年での業界関係者向けの発表会でキャスティングディレクターの目に留まり、BBCの刑事ドラマの主要な役を得る。英国のエージェントIndependent Talent Groupと契約しオーディションテープを撮影した2週間後、オスカー受賞監督であるアン・リーから新作映画『ビリー・リンの永遠の一日』の脚本の一部が送られてきてすぐにそのシーンを撮影して送って欲しいという要望があり、父やクラスメイトに協力してもらいながらテープを作成した。それをキャスティングディレクターが気に入り、すぐにニューヨークに来てアン・リーに会って欲しいと連絡があったため何が起こっているのか分からないままニューヨークに飛び、数時間のオーディションに挑んだ。アルウィンはすぐに学校に戻るつもりだったが、アトランタのセットに移動してカメラテストをして欲しいと要望があり、結局10日間アメリカに滞在した。帰国した翌日の朝に主役に決まったとエージェントから電話があった。映画は5か月におよぶ長期の撮影であったため学校を休学し、BBCのドラマは降板することになった[5][6]。11月、アメリカの大手エージェントCAAと契約した[7]

2016年11月、『ビリー・リンの永遠の一日』が公開された。本作は特殊カメラを使った実験作でもあり上映できる映画館が普及しておらず、内容も反米反戦的であったことからアメリカでの興行は振るわなかったが、アルウィンの演技は批評家から高評価を得た。公開後はヨルゴス・ランティモス監督に『女王陛下のお気に入り』の主役エマ・ストーンの相手役に抜擢されるなど、『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』、『ある少年の告白』、『オペレーション・フィナーレ』など賞レースに絡むような良作に次々とキャスティングされた。アン・リーや経験豊富な俳優陣との長期に渡る撮影を経験したアルウィンは、より多くの優秀な監督・キャストから勉強したいと思うようになった。その為2017年以降は役の大きさよりもスタッフ・キャストから勉強できる作品や、幅広い役に挑戦できるような機会を選んだと話した[8][9]

2017年3月、『ベロニカとの記憶』が公開された。『女王陛下のお気に入り』、『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』、『ある少年の告白』、『オペレーション・フィナーレ』と1年間に4つの作品に参加した。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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