The George Washington University
旧称Columbian College[1]
Columbian University[2]
モットーラテン語: Deus Nobis Fiducia
モットー (英語)God is Our Trust[3]
種別Private
ジョージ・ワシントン大学(ジョージ・ワシントンだいがく、The George Washington University, 略: GWU)は、コロンビアン・カレッジ (The Columbian College in the District of Columbia)として1821年に設立されたアメリカ合衆国首都ワシントンD.C.にある私立総合大学である。米フォーリン・ポリシー誌によると、国際関係学では、エリオット国際関係大学院(Elliott School)が全米TOP10入りしており、高い評価を受けている[8]。また、トラクテンバーグ公共政策行政学部(TSPPPA)も、公共政策大学院で全米TOP10となっている。
概説
キャンパスは、ワシントンD.C.の中心部にあり、ホワイトハウスから徒歩10分の場所にある。道を挟んで世界銀行や国際通貨基金などの建物と隣接する。学生数は大学院生の方が多く、学部生が約10,000人であるのに対し、大学院生は約14,000人。「USニューズ&ワールド・レポート」誌の学部課程ランキングでは、毎年全国50位前後にランクされる難関校。ジョージタウン大学(同21位)、アメリカン大学(同71位)と並ぶ米国首都の大学である。
首都ワシントンという土地柄を反映して、政治学や国際関係学、公共政策学といった分野に非常に強い。2014年度、『フォーリン・ポリシー』誌の国際関係学における大学ランキングで、学部課程は世界8位、修士課程は世界7位、博士課程は世界18位にランクされた[9]。全米研究評議会の博士課程ランキングでは、政治学において、全国7位にランクされた[10]。
国際関係学の修士課程の教育は、実務系大学院である「エリオット国際関係大学院」で行われている。エリオット国際関係大学院には、学部・修士課程を合わせ約2,800人の学生が在籍しており、これは数多くある全米の国際関係大学院の中でも最大規模。国際関係大学院協会のメンバースクールで、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、パリ政治学院、ジュネーブ高等開発研究所、ベルリン自由大学、シンガポール国立大学、シドニー大学、香港大学、復旦大学、ジャワハルラール・ネルー大学、トルクァト・ディ・テラ大学、サンタカタリーナ連邦大学などの数多くの世界の名門校と留学協定を結んでいる[11]。
法学教育は、法科大学院である「ジョージワシントン大学ロースクール(en:George Washington University Law School)」で行われている。『USニューズ&ワールド・レポート』誌において、同ロースクールは毎年全米20位前後にランクされている。とりわけ、知的財産法プログラムと国際法プログラムの評価が非常に高く、2017年現在では、知的財産法プログラムが全米4位、国際法プログラムが全米7位にランクインしている[12]。