ジョン・ランボー
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この項目では、ランボーシリーズの登場人物について説明しています。その他のジョン・ランボーについては「ジョン・ランボー (曖昧さ回避) 」を、その他のランボーについては「ランボー」をご覧ください。
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出典検索?: "ジョン・ランボー" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2022年9月)

ジョン・ジェームズ・ランボー
John James Rambo
ランボー3/怒りのアフガン』より
初登場一人だけの軍隊
作者ディヴィッド・マレル
シルヴェスター・スタローン
ささきいさお(1 - ラスト・ブラッド、CoDシリーズ
玄田哲章(1 - 3)
羽佐間道夫(1、2)
銀河万丈(1、2)
渡辺謙(1)
詳細情報
愛称船頭(ルイスによって)
別名レイヴン、ローン・ウルフ(フィールドネーム)
種族人間
性別男性
職業軍人、舟の船長、傭兵
家族R・ランボー(不明)、マリー・ドラゴ(母親)、トラウトマン大佐(友人)
恋人コー・バオ
国籍 アメリカ合衆国
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ジョン・ジェームズ・ランボー(John James Rambo、1947年7月6日生まれ)はランボー・サーガに登場する架空の人物である。初登場は1972年のディヴィッド・マレルの小説『一人だけの軍隊』であるが後にシルヴェスター・スタローン主演で映画化されこちらの方が有名となった。よって、邦訳された文庫本ではタイトルが「一人だけの軍隊(映画名:ランボー)」となっている。

このシリーズでのスタローンの主人公の描写は広く賞賛され、彼の当たり役の一つとなった。このキャラクターはアメリカン・フィルム・インスティチュートのリスト「アメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100」にノミネートされた。
性格と特徴

小説と映画第1作目『ランボー』では、ランボーは心的外傷後ストレス障害に苦しみ社会に適応できない悲劇の元兵士として描かれた。ベトナム戦争時に拷問を受けたことが示されている。「普段は無口・無表情で愛想もないが、怒りに火がつくと暴れ出す」というキャラクター像は既に確立されている。

映画第2作目『ランボー/怒りの脱出』とその小説版では、戦場から遠ざかっていたが仲間を助けるために再び武装して戦った。映画シリーズのヒットもあり(特に『怒りの脱出』の大ヒットが契機となり)、ランボーの名は世界中に認知された。ランボーは戦術や軍事作戦、暴力行為におけるヒロイズムの元祖となり、ランボーは頑強で勇敢なヒーローの代名詞となった。しかし、ランボーは同時に、好戦的で無謀な人を比喩する際の軽蔑的な代名詞としても用いられるようになった。「Going Rambo!」(訳:「ランボーのように、無茶苦茶に暴れてやるぞ!」)という英語表現は、そのような様を示すときにしばしば用いられる。

ベトナムでは指揮官だったサミュエル・トラウトマン大佐はランボーの唯一の友人と言える人物であり、戦争による痛みや迫害を理解し、同時に彼が戦いの中に生きる生粋の軍人であることも熟知していたため、彼を説得できる数少ない人物だった。『怒りの脱出』劇中で自分を回収に来たはずの味方のヘリコプターが置き去りにして去った時も、ランボーはそこにトラウトマンの悪意があるとは考えておらず、後にソ連軍の軍事顧問団のポドフスキーから傍受された無線通信の会話を聞かされて、トラウトマンではなくマードックの思惑で見捨てられたと察した。

軍歴から強靭な肉体を持ち、ベトナム戦争時の経験から密林でのサバイバルのエキスパートであり、ゲリラ戦術、格闘術にも精通している。黒髪に茶色い目、身長はシルヴェスター・スタローンと同じ180cmである。

戦闘スキルでは拳銃やアサルトライフル、重機関銃や携帯対戦車砲などあらゆる銃火器の扱いに秀でており、『怒りの脱出』でもランボーの経歴書に目を通したマードックから「軽火器のプロ」と言われている。また、狙撃の技術も持ち合わせており、映画第3作目『ランボー3/怒りのアフガン』のカットされた場面では遭遇した敵部隊を狙撃で仕留めている(この時はトラウトマンが観測手を務めた)。この他、銃器と違って消音機の類を用いるまでも無く「音のしない飛び道具」である弓矢の扱いにも長け、通常の矢で敵兵を正確に射抜くのみならず、爆薬付きの特殊な矢じりを付けた矢を放つことで非装甲の軍用車両(ジープやトラック)や攻撃ヘリコプターも撃破できる。

先述の強靭な肉体に見合うだけの腕っ節の強さを持ち、素手でも十分な戦闘力を有しているが、ナイフを用いた戦闘にも精通している。愛用のサバイバルナイフは敵兵を刺殺する他、有刺鉄線の切断や地雷原の突破にも用いている。このナイフをランボーはとても大事にしており、『怒りのアフガン』では親しくなった少年兵にお守りを譲るものの、ナイフは触らせることを許すだけであった。また、このナイフには戦場を生き残るための付属品もあり、『ランボー』では治療用の針と糸を使って傷口を縫合し、『怒りの脱出』ではジャングルを移動時に方位磁石を使っていた。その一方で、『怒りの脱出』でベトナム人民陸軍に捕まった時はこのナイフを奪われ、ポドフスキーによって刃先を炙られた上で、彼の部下のユーシンに左目の近くに焼き傷を負わされ、さらにはランボーが救おうとしたアメリカ軍捕虜の眼に突き入れそうになるが、仲間を傷つけられるのを耐えられないランボーが落ちたと判断したポドフスキーによって突き入れられるのは中止された。しかし最終的にランボーはマードックへの復讐を目的とした脱出を図った際にこのナイフを取り返している。なお、映画第4作目『ランボー/最後の戦場』では自らの手でナイフを爆散させ所持してはいないものの、後に自作したマチェットを戦闘時に使用していた。

生身の戦闘以外では、戦車やその他の軍用車両を運転できるほか、ヘリコプターやボートの操縦も可能。『怒りのアフガン』ではソ連製のヘリや戦車の操縦もこなした。
経歴
生い立ちの設定

映画第1作目によると、ランボーのフルネームはジョン・ジェームズ・ランボー、生まれは1947年7月6日アリゾナ州、ボーウィである。ナヴァホ族の父親の名は映画最終作によればR・ランボーであり、イタリア系アメリカ人の母親はマリー・ドラゴである。だが『ランボー/怒りの脱出』のマーシャル・マードックによればランボーはアメリカ州の先住民族/ドイツ系であるという。またランボーという名字はノルウェーに実際に存在する。ランボーは1964年8月6日、17歳でアメリカ陸軍に入隊した。兵役は1965年にレンジフォード高校を卒業した後の、1966年1月から始まった。1966年9月には南ベトナムに配属されるが1967年にはアメリカ、ノースカロライナ州、フォート・ブラッグに戻って特殊部隊グリーン・ベレー)の訓練を受けた。1969年後半、彼はベトナムに再配属された。1971年11月には中国=ベトナム国境付近で北ベトナム軍の捕虜となりたびたび拷問を受けた。ランボーは1972年5月に脱出したが、再配備された。また、彼は軍隊時代にヘリコプターの操縦を教わっている。そして1974年9月17日に彼は除隊した。[1]

アメリカへの帰国後、国民の多くがベトナム帰還兵を憎んでいることを知った。彼は他の帰還兵たちと共に反戦的な“ヒッピー”から罵られた。帰還兵は「赤ん坊殺し」と言われ、ゴミを投げられ社会から見放された。ベトナムと帰還後の国民の反応によって心的外傷後ストレス障害を引き起こした。そしてランボーは社会を憎むようになった。『ランボー』の物語はここから始まる。
一人だけの軍隊/ランボー
小説

原作小説では、ランボーはケンタッキー州マディソンでヒッチハイクをしていた。


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