グレートブリテン王国の政治家第4代ベッドフォード公爵
ジョン・ラッセルJohn Russell
4th Duke of Bedford
トマス・ゲインズバラ画のベッドフォード公
生年月日1710年9月30日
出生地 グレートブリテン王国・イングランド・サリー・ストリーサム
第4代ベッドフォード公爵ジョン・ラッセル(英: John Russell, 4th Duke of Bedford, KG, PC, FRS、1710年9月30日 - 1771年1月5日)は、イギリスの政治家、貴族、軍人。
目次
1 経歴
2 栄典
2.1 爵位
2.2 勲章
2.3 名誉職その他
3 家族
4 脚注
4.1 注釈
4.2 出典
5 参考文献
経歴 ジョシュア・レノルズ画の第4代ベッドフォード公
1710年9月30日、イングランド・サリー・ストリーサム(英語版)に生まれる[1]。父は第2代ベッドフォード公ライオセスリー・ラッセル、母はその妻エリザベス(旧姓ホウランド)[2][1]。彼は夫妻の末子四男であり、長兄と次兄は早世、三兄が第3代ベッドフォード公となるライオセスリー・ラッセルだった[3]。
家庭教育を受けた後、大陸へグランドツアーに出た[2]。1732年10月23日に兄である3代ベッドフォード公が若くして死去したため、代わって彼が4代ベッドフォード公位を継承した。先代はギャンブル好きで25万ポンドも負けるという重荷を残していたが、4代公の努力によりベッドフォード公爵家は財産を順調に回復させていき、デヴォンシャー公爵、ノーサンバーランド公爵、ブリッジウォーター公爵とならぶ4大資産家の地位を取り戻している[4]。
また貴族院議員としては初めカータレット卿が指導する反ウォルポール・ホイッグの党派に属した[2]。