ジョン・マーク
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1948年ロンドンオリンピックで最終聖火ランナーを務めるジョン・マーク

ジョン・マーク(John Mark、1925年8月16日 - 1991年12月8日)はイギリスのアスリート1948年ロンドンオリンピックにおいて聖火の点火を行ったことで知られる。
経歴

Cranleigh Schoolで教育を受け、そこで陸上競技の才能を発揮した。その後はケンブリッジ大学へ進学した。ケンブリッジ在学時は著名な陸上選手やラグビーのフォワードであったが、怪我によりブルーを得ることはできなかった。Cambridge University Athletic Clubの会長を務めた[1]

1947年のAAAにおいて440ヤードに出場し4位となりパリで行われる400mのイギリス代表に選出された。AAAのリレー競技において2つの銀メダルを獲得している[1]

1947年の終わりごろ、来たるロンドンオリンピックの400m走の候補者に残っており、このときの彼のオリンピック選手としての見た目が開会式における聖火の点火者の選出につながった。1948年7月29日、ウェンブリー・スタジアムへ聖火を運び、特別にデザインされたボウルへ点火を行った[1]

オリンピック終了後は引退までハンプシャーのLissでGPとして働き[1]脳卒中により亡くなった。
脚注^ a b c d David Thurlow (September 2001). ⇒“Who was John Mark?”. Journal of Olympic History. ⇒http://www.la84foundation.org/SportsLibrary/JOH/JOHv9n3/johv9n3l.pdf


Lighting of the Olympic Cauldron - YouTube 

関連項目

聖火ランナー











オリンピック最終聖火ランナー
夏季大会

1936 ベルリン - フリッツ・シルゲン

1948 ロンドン - ジョン・マーク

1952 ヘルシンキ - パーヴォ・ヌルミ

1956 メルボルン - ロン・クラーク

1960 ローマ - ジャンカルロ・ペリス

1964 東京 - 坂井義則

1968 メキシコシティー - エンリケタ・バシリオ

1972 ミュンヘン - ギュンター・ツァーン

1976 モントリオール - ステファン・プレフォンテーヌ、サンドラ・ヘンダーソン

1980 モスクワ - セルゲイ・ベロフ

1984 ロサンゼルス - レイファー・ジョンソン

1988 ソウル - 孫基禎

1992 バルセロナ - アントニオ・レボジョ

1996 アトランタ - モハメド・アリ

2000 シドニー - キャシー・フリーマン

2004 アテネ - ニコラオス・カクラマナキス

2008 北京 - 李寧

2012 ロンドン - キャメロン・マクリッチー、デジレー・ヘンリー他7人

2016 リオデジャネイロ - バンデルレイ・デ・リマ

2020 東京 - 大坂なおみ

冬季大会

1952 オスロ - エイイル・ナンセン

1956 コルチナ・ダンペッツオ - グイド・カロリ

1960 スコーバレー - ケン・ヘンリー

1964 インスブルック - ヨーゼフ・リーダー

1968 グルノーブル - アラン・カルマ

1972 札幌 - 高田英基

1976 インスブルック - クリストゥル・ハース、ヨーゼフ・ファイストマントル

1980 レークプラシッド - チャールズ・カー

1984 サラエボ - サンダ・ドゥブラヴチッチ

1988 カルガリー - ロビン・ペリー

1992 アルベールビル - ミシェル・プラティニ

1994 リレハンメル - ホーコン・マグヌス皇太子

1998 長野 - 伊藤みどり

2002 ソルトレークシティ - レークプラシッド金メダルのアメリカ・アイスホッケーチーム

2006 トリノ - ステファーニア・ベルモンド


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