ジョン・パイパー
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この項目では、宣教師について説明しています。神学者については「ジョン・パイパー (米国の神学者)」をご覧ください。

ジョン・パイパー(John Piper、1840年 - 1932年)は、英国聖公会宣教師である。日本の東京に派遣されて明治時代に、聖書翻訳等で活躍した。
生涯

1863年にCMSの宣教師養成学校で学び、1866年に中国執事に任命される。1869年に司祭に任命され、1873年には日本宣教総書記に任命され、1874年に、フィリップ・ファイソン(Philip Kemball Fyson,1846-1928)と共に来日する。最初築地居留地の住宅でバイブル・クラスを開き、1878年(明治11年)に築地52番に聖パウロ教会を設立した。
聖書翻訳

パイパーは日本語聖書の翻訳と日本聖公会祈祷所の翻訳を行い、1880年に初めて、新約聖書全一巻と引照新約聖書全書を出版した。さらに、旧約聖書の最初の和訳本を分冊にして『ヨナ書ハガイ書マラキ書』を1882年に出版した。
参考文献

高橋昌郎『明治のキリスト教』吉川弘文館、2003年










幕末・明治前期の来日宣教師(1859年 - 1890年)
日本のキリスト教史
カトリック

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