ジョン・バロウマン
John Barrowman
2007年7月
本名John Barrowman
生年月日 (1967-03-11) 1967年3月11日(57歳)
出生地 スコットランド・グラスゴー
国籍 イギリス・ アメリカ合衆国
ジャンル舞台・TV・映画
活動期間1989年-
配偶者スコット・ギル
主な作品
テレビドラマ
『ドクター・フー』
『秘密情報部トーチウッド』
『ARROW/アロー』舞台
『ミス・サイゴン』
『サンセット大通り』
『オペラ座の怪人』
備考
身長: 6フィート1インチ(185cm)
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ジョン・バロウマン(John Barrowman、1967年3月11日 - )は、スコットランド出身の俳優・ミュージカル俳優・ダンサー・歌手・TV司会者でイギリス・アメリカの両国で活躍している。現在はイギリス在住。1985年にアメリカ市民権を取得し、イギリス・アメリカの二重国籍を所有している[1]。
バロウマンはイギリス・テレビ業界での俳優・パーソナリティとして最もよく知られている。TVでの代表作はSFTVドラマ『ドクター・フー』とそのスピンオフ作品『秘密情報部トーチウッド』のタイムトラベラージャック・ハークネス 役。また、有名人によるアイススケートショー番組『Dancing on Ice』に登場した他、『Live & Kicking』や『How Do You Solve A Problem Like Maria?』のような娯楽番組にも出演している。
ゲイであることを公表していて、2006年には同性愛者の人権運動団体Stonewall
のEntertainer of the Yearに[2]、2006年11月にはBroadcast誌のHottest Commodityの第3位に選ばれている[3]。バロウマンは、キャタピラー社に勤務する父とレコード店で働く母とともに、生まれ故郷のグラスゴーで8年間を過ごし、1975年に父の転勤でアメリカに渡った[4]。続く数年間を彼はイリノイ州ジョリエットで過ごし、ジョリエット・ウェスト・ハイスクールを1985年に卒業した。彼の父はジョリオットにあるキャタピラー社のトラクター工場の前工場長である。バロウマンは高校入学当初からいくつかのミュージカルで役につき、1983年から1985年にかけて、『ハロー・ドーリー!』、『オリバー!』、『キャメロット』、『リリー・アブナー』、『エニシング・ゴーズ』に出演した。その後カリフォルニアのサンディエゴにある私立大学に進学し、1990年にはイギリスに戻っている。 バロウマンは、『エニシング・ゴーズ』(1989,2003)、『ミス・サイゴン』、『美女と野獣』、『マタドール』、『ヘアー』、『グリース!』、『サンセット大通り』、『オペラ座の怪人』(ラウル)といったウエストエンド・ミュージカルに出演している。1998年には『The Fix』でローレンス・オリヴィエ賞にノミネートされた。また彼は、『ロープ』などミュージカル以外の演劇でもウエストエンドの舞台に立っており、2005年の『ア・フュー・グッドメン』ではロブ・ロウと相対する役を演じている。最近ではニュー・ウィンブルドン・シアターで2005年-2006年クリスマスシーズンの『シンデレラ』に出演した。 ブロードウェイでは短期間ではあったが、ウエストエンドでも演じていた『サンセット大通り』のジョー・ギリス役で出演を果たした。それ以外のブロードウェイ出演は1999年-2000年のソンドハイムのレビュー『Putting it Together』のみである。2002年にはJ.F.ケネディ・センターでのSondheim Celebrationで、『カンパニー』の中心人物ボビー役を務めた。アメリカでのバロウマンは、おそらく低予算カルト映画『ディープ・ライジング-コンクエスト』の主演と、短期のプライムタイム・ソープオペラ、ヤスミン・ブリース主演『タイタンズ?欲望のラプソディ』(2000)や『Central Park West』への出演でもっとも知られていると思われる。 バロウマンはゲイで、アメリカの人気ドラマシリーズ『ふたりは友達? ウィル&グレイス』のウィル役の構想に上っていたが、プロデューサーの「(バロウマンの印象では)ストレート(異性愛者)すぎる」との考えから、ウィルはストレートのエリック・マコーマックが演じることとなった。「悲しいのはそれが同性愛者によってなされているってことだよ」と2006年1月の記事でバロウマンは発言している[5]。後に彼は、ゲイの男はみな同じように振舞うものだという固定観念に対し異議を唱えた[6]。 バロウマンはBBC1のSFテレビドラマシリーズ『ドクター・フー』(2005)ではジャック・ハークネス役として「空っぽの少年」を皮切りに続く5話に登場した。
俳優活動