ジョン・コナー
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ターミネーターシリーズ > ターミネーターの登場人物

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ターミネーターの登場人物は、ターミネーターシリーズに登場する人物の一覧である。

本記事ではキャスト情報についても記載するが、日本語吹き替えについては各作品の記事を参照。
目次

1 主要登場人物

2 サラとジョンの血縁者

3 マイルズとその血縁者

4 「ターミネーター」

5 「ターミネーター2」

6 「ターミネーター3」

7 「ターミネーター4」

8 「ターミネーター:新起動/ジェニシス」

9 「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」

10 「新ターミネーター2シリーズ」(小説)

11 脚注

主要登場人物

ターミネーターについては以下を参照。

T-シリーズ

T-800

T-1000

T-X

TOK715


ジョン・コナー(John Connor
演 - エドワード・ファーロング、マイケル・エドワーズ(中年)、ダルトン・アボット(幼児期)(T2)、ニック・スタール(T3)、クリスチャン・ベール(T4)、トーマス・デッカー(TSCC)、ジェイソン・クラーク(TG)1985年2月28日生まれ。サラ・コナーとカイル・リースの一人息子。「審判の日」で機械が引き起こした核戦争で、スカイネットに対抗する人類抵抗軍の指揮官となる存在。子供時代からバイクを乗り回しATMをクラッキングするなどメカ、特に電子機器やコンピュータとの親和性が強い。成長後も機械軍のメカの利用に積極的。諸事情により毎作品ごとに演者は異なるが、抵抗軍指導者の姿は顔の左側の大きな傷跡がトレードマーク。
T1
劇中ではカイルの話から名前が出るぐらいで本人は直接登場しないが、ラストではサラがジョンを妊娠した状態で登場する。2029年の世界では、1984年に旅立つ前のカイルに、「私のことでご迷惑をおかけしますが、未来は貴方の生き方にかかっていますので、どうか強く勇敢に生き抜いて、必ず私を産んでください。」といったサラへのメッセージを伝えている[1]
T2
設定年齢は10歳。サラが逮捕されて精神病院へ収容されているため、里親のヴォイト夫妻に預けられていた。サラと共に世界各地を転々としていた頃に武器の扱いや車両の運転、コンピュータ技術、スパイ活動を教わっており、クラッキングには特に秀でている。サラが精神病と診断された結果、それまで聞かされていたターミネーターや未来の話、母親自身のことも信用できなくなり、友人との万引きや不法侵入などに手を染める非行少年となっていた。しかし、T-1000に殺されそうになったところをT-800に助けられ、サラの言ったことが真実であったと確信し、病院から救出する。審判の日を防ぐため、T-800、サラ、ダイソンと共にサイバーダイン社へ侵入し、保存されていたT-800の残骸などを破壊する。さらに、追ってきたT-1000を倒して審判の日の到来を防いだ。生まれる前に死んだ父に対する、形の無い欠落感や喪失感を滲ませ、T-800との邂逅そして別離により、父親とその喪失をあらためて知る。不良ではあるが人を害することを嫌い、不仲だった里親のことも心配したり、しばしばT-800を制止し、人間に近くなるよう教育する場面もあり、未来の指導者としてのリーダーシップの片鱗はこの頃から窺える[2]。短いシーンだが、未来における戦争で、たくましく成長し指導者を務める姿も描かれている。なお、カットされた別エンディングでは平和となった2029年で上院議員となり、娘を授かっている。
T3
前作から10年後の設定だが、前作の時点で13歳の設定となっており、本作では23歳。「審判の日」を阻止した結果、人生の目的意識を見失ったまま肉体労働とバイクでの放浪生活を送っていたが、武器の扱いといった技術の数々は失われていない。目の前にT-800に似たT-850が現れ、かつてのサイバーダイン社襲撃は審判の日を阻止したのではなく、スカイネットの誕生を遅らせて先延ばしにしただけだと聞かされ、未来に妻となるはずのケイトと共にT-Xの追跡から逃れる。スカイネットの出現を再び阻止するため、鍵を握るケイトの父・ロバートの指示でクリスタル・ピークへ向かうが、そこは政府要人用に用意された核シェルターであった。スカイネットの出現は阻止できないと知り、核戦争で混乱した軍と交信して自分が指導者となることを決意する。2032年には思い入れのあったT-800と同じ外見(101型)のT-850によって殺害されることが明かされるが、直接の描写は無い。
T4
抵抗軍のカリフォルニア方面に展開する、一部隊の部隊長として活動。T-800試作機との激しい戦闘の末に致命傷を負うが、T-RIPとなっていたマーカス・ライトの心臓を移植される。また、未来におけるジョンの顔の傷が、終盤でT-800試作機の浴びた溶鉱が固まって生じた爪による傷であることが明かされる。
TG
抵抗軍を率いてタイムマシン施設を攻撃し、スカイネットを倒した後にカイルを1984年へ送り出すが、その最中に部下に擬態していたターミネーターに襲われ、新型ターミネーター・T-3000と化す。その後は2014年に送られ、ジェニシス(スカイネット)を守護しながら完成させ、「審判の日」を起こすべくサイバーダイン社に技術供与を行っていた。サラやカイルの前で正体を露見する際に、容姿変換能力でトレードマークというべき顔の傷を消すシーンがある。
TSCC
偽名を使い高校に通っている。逃亡生活を強いる母に反抗しているが、度重なる戦いを経て、少年から戦士、指導者へ成長しようとする姿が描かれる。
新T2
設定年齢は16歳。養父母であるヴォイト夫妻殺害容疑で、FBIに指名手配されている。偽名を使ってパラグアイで平穏に過ごしており、士官学校では抜群の成績を収める優等生に成長するが、未来から再び訪れた刺客と完全に消滅させたはずのスカイネット開発計画がサイバーダイン社で復活したことを知り、再び立ち上がる。
サラ・コナー(Sarah Connor
演 - リンダ・ハミルトン(T1、T2、T4)、レナ・ヘディ(TSCC)、エミリア・クラーク(TG)
T1
設定年齢は19歳(1964?65年生まれ)。カイル・リースが現れる前までは友人と暮らし、地元のハンバーガーショップでアルバイトするごく普通の女子大生だった。しかし未来の世界では、抵抗軍のリーダーを産む母としてスカイネットに認識されており、送り込まれたT-800に命を狙われる。救助に志願して未来から来たカイルに命を救われるも彼の話を信じず最初は逃げようとしていたが、度重なる襲撃を共に切り抜ける内に好意を持つようになる。T-800との壮絶な戦いの末にカイルは死亡するが、闘志に目覚めはじめたサラは自身も負傷しながらも、カイルとの戦いで上半身のみとなったT-800をプレス機で葬り去る。その後、自身の胎内に宿ったカイルの息子・ジョンを、未来の人類を救うために守り育てることを決心する。ジョンに向けて録音メッセージを残しており、これを含めて、特に『T2』と『TSCC』では劇中に彼女の独白が多く、シリーズの語り部的存在とも言える。ラスト付近で撮影された写真は後々ジョンからカイルに贈られるが、焼失する(後述)。
T2
設定年齢は29歳。自らを鍛え上げて戦士となり、スカイネット誕生を阻止するためにサイバーダイン社の爆破を試みる[3]が失敗し、妄想患者と見なされてペスカデロ警察病院へ収容されていた。未来のことについて誰からも信じてもらえず、孤独な戦いを続けているため、猜疑心が強く激情的な振る舞いが目立ち、幼い息子からたしなめられることもしばしば。物語の半年前、自身の言っていたことを妄想であると認めて治療が進んだと思わせジョンと話せる監視のゆるい病棟に移れるよう、シルバーマンと約束していた。しかし、嘘を見抜かれて失敗。望みを失い虚脱状態に陥ったと思われていたが、実は虚脱を装って隙を伺い、脱獄の機会を狙うための演技であり、更に10年前の警察署襲撃犯(T-800)がショッピングモールにいるところを撮影され、さらにジョンの養夫婦も殺害された事件の関係者として聴取しに来た刑事たちから聞かされ、ターミネーターが再び襲来してきた事を確信し脱獄を決行する。看守達に送致され部屋から離れたのを見計らい、聴取の際にこっそりくすねておいたクリップを巧みに使い、両手両足を拘束していたベルトを外し、施錠された扉の鍵を再びクリップを使って抉じ開け、手近な物を武器に取ると、不意討ちで看守をいなし、シルバーマンを人質に取ると職員を脅し、出口に繋がる扉の鍵を開けさせてそこから脱出しようとするが、そこにかつて自分を殺そうとしたT-800の同型機が現れ、トラウマが蘇って錯乱したところを看守たちに捕まりそうになり、さらにT-1000までもが襲来するが、ジョンとT-800に助けられ、脱獄に成功する。最初はT-800を信じず破壊しようとするが、ジョンの懇願を聞き入れたのと、共に行動する中でジョンとT-800との掛け合いや交流を見るうちに次第に自分を襲った個体とは違い、自らとジョンの味方である事とジョンの保護者に相応しい存在である事を認識し、考えを改めていく[4]。その後、国境近くの友人のもとで隠れていたが、核戦争の悪夢を見て未来を変える決心を新たにし、衝動的にスカイネット開発者のダイソン暗殺に向かう。しかし、妻子に庇われるダイソンに向かって引き金を引けず、駆けつけたジョンに制止される。ダイソンを説得して同行させ、ジョンやT-800と共にサイバーダイン社に乗り込んで爆破に成功し、再び襲来したT-1000を負傷しながらもT-800と共に破壊する。最後には、自滅を望んだT-800に対し、ジョンを保護し、身を呈して守り抜いてくれた事に感謝の握手を交わした後、溶鉱炉へ沈めた。カットされた別バージョンのエンディングでは、平和となった2029年でジョンの子供(すなわち孫)を持つ老女となっている。
T3
作中では故人であるため名前のみ登場。ジョンによると『T2』の直後に白血病を発症し、余命半年と宣告されていたが、3年も持ちこたえて1997年に審判の日が訪れないことを見届けて死去したという。しかし、ジョンにも伏せていたが審判の日が本当に訪れないか疑問を抱き、起こるかもしれない戦いに備えて、自分の棺には遺体に代えて大量の武器弾薬を隠させていた。この武器を利用したT-850によると遺体はメキシコで荼毘に付され、遺灰は同志の手で海に散骨されたとのこと。墓標から1959年生まれであることがわかるが、前述の理由から偽っていた可能性もある。
T4
既に亡くなっているため、録音された声と写真のみが登場する[5]。小説版では、『T2』でペスカデロに収監されていた件について、ジョンとアッシュダウンなどが語るシーンがある。
TG
1973年にT-1000の襲撃で両親を失い、T-800(守護者)の庇護の下で戦士としての訓練を積んでいた。そのため自分を守るために来たカイルには「守られる必要なんてない」と突き放した態度をとるが、これは本来自分が辿るはずだった未来(カイルと結ばれジョンを授かること、カイルが自分を守って死ぬこと)のことを守護者から聞かされていたためであり、「もう自分のせいで誰かに死んでほしくない」という彼女なりの配慮だった。


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