この項目では、作曲家について説明しています。元アメリカ大統領ジミー・カーターの息子のジョン・ウィリアムについては「ジャック・カーター (政治家)」をご覧ください。
ジョン・ウィリアムズ
John Williams
基本情報
出生名ジョン・タウナー・ウィリアムズ
John Towner Williams
生誕 (1932-02-08) 1932年2月8日(92歳)
出身地 アメリカ合衆国 ニューヨーク
ジャンル映画音楽、現代音楽、ポスト・ロマン主義、ジャズ
職業作曲家、編曲家、指揮者、ピアニスト
担当楽器ピアノ、キーボード
活動期間1952年 -
配偶者あり
著名な家族Mark T. Williams(長男)
ジョセフ・ウィリアムズ(次男)
共同作業者ボストン・ポップス・オーケストラ
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音楽・音声外部リンク
ジョン・ウィリアムズの映画音楽を試聴
John Williams: The Berlin Concert
ジョン・タウナー・ウィリアムズ(John Towner Williams、1932年2月8日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク出身の作曲家、編曲家、指揮者、ピアニスト。これまでにグラミー賞25回、英国アカデミー賞7回、アカデミー賞5回、ゴールデングローブ賞4回を受賞している。アカデミー賞には52回ノミネートされており、ウォルト・ディズニーに次いで2番目に多い[1]。AFIは『スター・ウォーズ』でのウィリアムズの音楽を、史上最高の映画音楽に選出した。また、アメリカ議会図書館は、「文化的、歴史的、美学的に重要なもの」として、『スター・ウォーズ』のサウンドトラックを全米録音資料登録簿に登録した[2]。
これまでに『スター・ウォーズ』、『シンドラーのリスト』、『未知との遭遇』、『スーパーマン』、『E.T.』、『インディ・ジョーンズ』、『ホーム・アローン』、『ジョーズ』、『ジュラシック・パーク』、『ハリー・ポッター』などジョージ・ルーカスおよびスティーヴン・スピルバーグ監督作品を中心にの多くの映画音楽を作曲しており[3]、アメリカの興行収入(インフレ調整後)上位25作品のうち8作品を作曲している[4]。また、オーケストラ、アンサンブル、協奏曲やその他の作品も数多く作曲してきた。1980年から1993年までボストン・ポップスの首席指揮者を務め、ボストン・ポップスの名誉指揮者でもある。1974年からはスティーヴン・スピルバーグ監督とも交流があり、彼の長編映画のうち5作品を除くすべての作品の音楽を作曲している。他には、1984年ロサンゼルスオリンピック、テレビシリーズ『宇宙家族ロビンソン』や『巨人の惑星』などのテーマ音楽がある。2000年にハリウッド・ボウルの殿堂入りを果たし、2004年にはケネディ・センター名誉賞、2016年にはAFI生涯功労賞を受賞している。彼の作品は、他の映画作曲家や現代のクラシック音楽やポピュラー音楽にも大きな影響を与えている[5]。 ニューヨーク・フラッシング地区生まれ。1948年にロサンゼルスへ一家で引っ越す。ノース・ハリウッド高校を卒業後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で亡命ユダヤ系イタリア人作曲家のカステルヌオーヴォ=テデスコに師事。1952年にアメリカ空軍に徴兵される。アメリカ空軍では音楽隊に所属し編曲と指揮を担当。1955年に兵役を終えジュリアード音楽院ピアノ科へ進学し、ロジーナ・レヴィーンに師事。在学時よりジャズピアニストとして活動。 ブレイク・エドワーズ監督のテレビシリーズ『ピーター・ガン』(1958年)のサウンドトラック(ヘンリー・マンシーニ作曲)にピアニストとして参加。1965年から編曲家・オーケストレーターのハーバート・W・スペンサー
来歴
アーウィン・アレン監督のテレビシリーズ『宇宙家族ロビンソン』(1965年)、『タイムトンネル』や映画『チップス先生さようなら』(1969年)、『屋根の上のバイオリン弾き』(1971年、アカデミー編曲賞)、『ポセイドン・アドベンチャー』(1972年)等の音楽担当として注目され、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』(1975年)の音楽がアカデミー作曲賞を受賞。