ジョルスン物語
The Jolson Story
監督アルフレッド・E・グリーン
『ジョルスン物語』(ジョルスンものがたり、The Jolson Story)は1946年のアメリカ合衆国の伝記映画。監督はアルフレッド・E・グリーン(英語版)、出演はラリー・パークスとイヴリン・キースなど。
世界初のトーキー作品である映画『ジャズ・シンガー』の主演俳優として知られる歌手で俳優のアル・ジョルソンの半生を描いたミュージカル映画である。なお、本作の公開当時、ジョルソン本人は存命中であり(4年後に死去)、主演のラリー・パークスの歌声はジョルソンによる吹き替えである。
第19回アカデミー賞において6部門でノミネートされ、2部門で受賞した(詳細は後述)。 戒律の厳しいユダヤ人の家庭に育った少年エイサ・ヨルセンは、旅芸人スティーヴ・マーティンに才能を認められ、父の反対を押し切って芸人となる。 後に芸名を「アル・ジョルソン」と変えたエイサは長い下積みを経てブロードウェイの大スターとなる。そしてハリウッドにも進出したジョルソンは女優のジュリーと結婚し、夫婦揃ってスターとして活躍するが、田舎での穏やかな暮らしを望む妻の希望を叶えるために引退する。しかし、引退後も変わらぬ人気を誇るジョルスンのショービジネスへの熱い想いに気付いたジュリーは、彼のもとを去る。 ジョルソンの妻となるジュリー・ベンソンのモデルはジョルソンの3番目の妻ルビー・キーラー
目次
1 ストーリー
2 キャスト
3 史実との違い
4 映画賞受賞・ノミネート
5 出典
6 関連項目
7 外部リンク
ストーリー
キャスト
エイサ・ヨルセン(アル・ジョルソン): ラリー・パークス(少年期:スコッティ・ベケット
ジュリー・ベンソン: イヴリン・キース - 女優。後にジョルソンの妻となる。
スティーヴ・マーティン: ウィリアム・デマレスト - エイサの才能を見出し芸人に育てる。後にジョルソンのマネージャとなる。
トム・バロン: ビル・グッドウィン(英語版) - 元芸人の劇場支配人。
ヨルセン氏: ルドウィッグ・ドナス(英語版) - エイサの父。ハッザーン(カントル)。
史実との違い
この節の加筆が望まれています。 映画祭・賞部門候補結果
映画賞受賞・ノミネート
アカデミー賞主演男優賞ラリー・パークスノミネート
助演男優賞ウィリアム・デマレスト
ミュージカル音楽賞モリス・W・ストロフ
録音賞コロンビア・スタジオ・サウンド部
撮影賞(カラー)ジョセフ・ウォーカーノミネート
編集賞ウィリアム・A・リオン
カンヌ国際映画祭コンペティション部門ノミネート
出典^ “ ⇒The Jolson Story (1946) - Box office / business” (英語). IMDb. 2012年2月10日閲覧。