ジョジョの奇妙な冒険_アイズオブヘブン
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ジョジョの奇妙な冒険
アイズオブヘブンジャンル
スタイリッシュタッグジョジョアクション
対応機種PlayStation 3
PlayStation 4
開発元サイバーコネクトツー
発売元バンダイナムコエンターテインメント
プロデューサー新野範聰
ディレクター中舎健永
デザイナー夏村久司
矢野将之
菊地裕文
隈元理志
貞本陶太
友田祐斗
佐田昇三
三浦良平
木村佳美
プログラマー栗林利郎
松枝圭太
猪上哲郎
中川貴司
本多史生
村内隆文
増田浩二
伊藤涼祐
山中秀輔
村上凌太
西山慶
前田俊輔
淵本和馬
合田翔
福田恒平
濱島由貴
音楽福田考代
美術岩崎聡一郎
人数1人
発売日2015年12月17日
2016年6月28日
2016年7月1日
対象年齢CERO:B(12才以上対象)
ESRBT(13歳以上)
PEGI:12
売上本数[PS3] 2万7,182本(2016年1月)[1]
[PS4] 1万5,653本(2015年12月)[2]
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『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』(ジョジョのきみょうなぼうけん アイズオブヘブン、Eyes of Heaven)は、バンダイナムコエンターテインメントより2015年12月17日に発売された、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』を原作としたPlayStation 3およびPlayStation 4ゲームソフト。略称は「ジョジョEoH」。
概要

2014年12月に制作が発表された[3]

2013年に発売された『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』(以下『ASB』)から引き続き、サイバーコネクトツーが開発を担当している。

原作者の荒木飛呂彦は本作のメインモードであるオリジナルストーリーを監修しているほか、「天国に到達したDIO」のキャラクターデザインに携わっている。

対戦型格闘ゲームであった『ASB』とは異なり、本作は2対2のタッグで戦うアクションゲームとなっている。また、『ASB』で問題になっていた課金によるプレイ回数制限はなく、ダウンロードコンテンツによる追加キャラクターも初回購入特典の「第4部 空条承太郎」のみとなっている。
システム
戦闘関連

一部、前作との比較を加えての解説を記載する。
概要
本作はASBのそれと異なり横スクロール(+軸移動)の格闘ゲームではなく、360度自由に動き回るアクションゲームとなっている。技の発動はコマンド式ではなくL1ボタンに○・×・△・□のいずれかのボタンを組み合わせて発動するという簡素なものとなった。L1を押し続けると、技名が左上に表示される。なお、パートナーは最初に選択したキャラクターと同一に近い存在は選択が不可能となっている場合がある。ディエゴと並行世界から来たディエゴ、プッチと新月の時を待つプッチ、承太郎と第4部 空条承太郎などは選択不可能。一方、ジョセフ・ジョースターと老ジョセフ・ジョースター、吉良吉影と川尻浩作、各世代のDIOなどは可能。
ギミック
フィールドには様々なギミックが設けられており、ダメージを与えるだけでなく体力ゲージを回復するなどキャラクターに与える影響が多様となっている。また、固定型ギミック以外にも移動マーカー型・小型ギミックと呼べるものがある。移動マーカー型は、一部のキャラクターが使えるマーカー移動技を使用するために必要なギミックで、それ以外で破壊するしかできない。これが破壊されるとその場所に移動できなくなる。小型ギミックは主に箱類であり、パワー型は専ら持ち上げて敵に投げつけることができ、違うキャラクターは何かしら罠を仕掛けることができる。罠は近寄ってきた敵に自動でダメージを与えたりできる。それ以外には、ランダムで出現して接触するとダメージが回復する光の亀裂や破壊すると何かしらサポート効果が得られるアイテムが出現する赤い箱などがある。これらと小型ギミックは時間経過で復活する。
クールダウン
技は一度使用するとクールダウンする必要があり、連発しづらくなっている。再使用までに必要な時間は、常時左上に表示されている円形ゲージで把握することができる。技によってクールダウンまでに必要な時間は異なり、連打系などはすぐクールダウンするので連発可能である。「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」など時限変身系は一度発動に成功すればクールダウン時間が短縮され、また再発動時は発動ウェイトが0になる。
バトルスタイル
各キャラクターごとに設定されたバトルスタイル。R1を押すことでスタイルごとに設定されたスタイルアクションというものが発動するという仕様になり、発動にはクールダウンする必要が発生した。波紋、吸血鬼、柱の男は基本的にはASBと変わりはないが、スタンドモードはON/OFFの切り替えはなくなった。乗馬は概ね同じであるが、一度馬から降りるとクールダウンするまで再乗馬ができなくなった。
EXスキル
一部の技はEXスキルという技に対応している。これはL1+R2またはL2で発動する上位技。通常の技と同じ名称の技だが、通常のものより強力。ただし、クールダウンには通常技よりも時間がかかる。
受け継がれる意志
タッグパートナーが再起不能になった際に、もう片方のキャラクターがしばらくの間パワーアップする。DHAの使用回数が残っている場合はそれを消費して再発動可能。発動中は体力ゲージの代わりにタイムゲージが減少するようになる。そのため、発動中に攻撃を受けても「受け継がれる意志」モードの継続時間は短くなるがKOにはならなくなる。4P対戦を除き、プレイヤーが操作するキャラクターを倒されるとその時点で敗北となる。
デュアルコンボ
パートナーと連続で行うコンボ攻撃。発動にはデュアルコンボゲージを消費する必要がある。タッチスクリーンを押すことで発動準備に入り、パートナーも同様に発動すれば成功となる。ダウン中は発動不可。発動中はスキルのコンボが繋がりやすくなる他、時間切れになるまでに左上に表示されるゲージがマックスにするとフィニッシュの攻撃が追加されて終了となる。フィニッシュを決めるとHPが回復する。発動準備に入るとデュアルコンボ成立するまで攻撃ができなくなり、移動すると強制的に中断される(中断ならゲージは消費しない)。
デュアルヒートアタック(DHA)
DHAゲージが貯まることで使用できる必殺技。最大3回分までチャージできる。L1+R1を押すとゲージを消費して相手に一定距離突進し、相手に当てることができれば発動となる(ガードされると失敗)。基本的にはパートナーによる崩しが入った後、前作のHHAなどに類する技が叩き込まれる。一部は前作のGHAがそのまま使用されている場合もある(「山吹色の波紋疾走」「もっとも残酷な死を贈ろう!」「亜空の瘴気」「すでにおめーを治しといた」「バイツァ・ダスト」「アリーヴェデルチ」「再起不能になってもらう」など)。なお、発動後はパートナーとともに強制的に位置が変更される。一部のキャラクターのタッグでは演出が固有のものとなる。この組み合わせは、パートナー選択時にDHA名が赤い文字になるのでわかりやすくなっている。特殊DHAを持つ組み合わせはキャラクターごとにそれぞれ決まっており、承太郎(第3部)や仗助のように特殊DHA対象者が4人もいるキャラクターもいれば、誰と組ませても特殊DHAの対象者がまったくいないキャラクターもいる。また、特殊DHA成功時のカットインや台詞は自分側かパートナー側かで変わるが、技自体の内容はどちらであってもまったく同じである。

1つ目の例として(第3部)承太郎と徐倫の場合、徐倫側での発動時であった場合はカットインが単行本第3巻(通巻66巻)表紙扉絵と同じ[
要出典]になる。

2つ目の例としてディオ(第1部)とDIO(第3部)の場合、台詞が前者(ディオ)発動時は「ディオ『付いて来い!!』、DIO『くだらん!!』」、後者(DIO)発動時は「DIO『無駄無駄無駄無駄!』、ディオ『無駄無駄無駄無駄!』」になる。
前作では変身系の技を使用するとHHAなどの必殺技は使用できなくなるケースが多かったが、本作では個別の演出が設けられている。
ジョジョリティ
バトル中、特定の技を使用したりなど条件を満たすことで発生するボーナスポイント。リザルトランクを底上げできる。各キャラクターに5つ存在しており、基本的に難易度が高いほど獲得できるポイントが多い。条件は一度満たすまで確認することはできず、過去にどのジョジョリティを達成したかはバトル終了時にしか確認できない。
掛け合い
本作は、戦闘前・中・後の掛け合いが非常に多くなっている。半分以上は完全オリジナルの新録ボイスとなっている。特に原作では垣間見ることが無かった組み合わせが本作で実現されている。例としてジョナサンと彼の子孫であるジョセフや承太郎、仗助といった組み合わせなど。パートナーもしくは相手キャラクターとの特定の2人による掛け合いはおろか、パートナー・相手キャラクターを合わせた3人による特殊会話というものもある。また前作『ASB』とは掛け合いが変更されているキャラクターもいる(例:第5部キャラクターとポルナレフなど)。
ネット対戦
本作では、オンライン環境を使用して他のプレイヤーと直接バトルすることができる。ただし、PSN Plusへの加入が必須の模様。モードはお互いパートナーをCPUに担当させるシングルとプレイヤー4人でのプレイが可能なタッグの2つがある。タッグではプレイヤーを全員倒せなければ勝利とはならない。再起不能(リタイア)となったプレイヤーはゴーストとなる。
ゴースト
ダメージを受けない&与えられない・技は一つしか使えない・通常の攻撃は不可能といった制約が存在するが、リタイアしてもバトルに関与することができる。勝敗そのものには関与することはできないものの、2対1の状態にならないように足止めをしたり、コンボを邪魔したり、発動した相手のDHAを代わりに受けたりなど、いやらしく立ち回ることが可能。
復活
特定のキャラクターのみ備わっている特殊システムで体力がゼロになっても一度だけ復活ができる。対象となるキャラクターは、ジョナサン、由花子、ブチャラティの3名のみ。
ストーリーモード
概要
原作にはない完全オリジナルストーリー「アイズオブヘブン」をプレイすることができる。原作本編とは第三部の最終シーン直後に「異変」が発生したことから分岐し、承太郎を主人公として様々な世代を渡り歩いて異変の元凶を倒す術を探していく。ストーリーモードでの各世界時代の進行順は、「第3部→第5部→第4部→第1部→第2部→第6部→第7部→第8部」となっており、第1部から第8部までの各主人公たちが全員集結すると、そこから先へ未知なる新たなストーリーが展開する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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