ジョイ_(台所用洗剤)
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.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}P&Gジャパン > P&G製品一覧 > ジョイ (台所用洗剤)P&Gの台所用洗剤ジョイ

ジョイ(Joy)は、プロクター・アンド・ギャンブル (P&G) が発売している台所用洗剤である。一般に油汚れを落とすことを重視されている。
商品概要・歴史
発売開始 - 2008年

日本では1995年3月に通常の「ジョイ」が中国地方限定で発売された[1]

1998年には除菌機能を付加した「除菌ができるジョイ」[2]が発売された。さらに、まな板の除菌機能も付加されて、「まな板とスポンジの除菌ができるジョイ」に改名された。また緑茶成分入りの製品も登場した。この商品の発売をきっかけに、他メーカーの台所用洗剤にもスポンジの除菌機能が付加されるようになった。

2000年には手肌の保護機能を付加した「なめらかフィールジョイ」が発売された。

オレンジの香りが付けられた「しつこい油汚れに オレンジピール成分入りジョイ」や、「しつこいニオイ・汚れに グレープフルーツ成分入りジョイ」(2005年10月発売)も発売されている。

2007年6月に、最初から泡で出てくるポンプ式タイプの「スーパー泡ジョイ」が発売された。2008年3月には、排水口の菌の繁殖やニオイを防ぐ効果を加えた「排水口の除菌・防臭もできる スーパー泡ジョイ」も発売された。「スーパー泡ジョイ」は2010年にラインナップを統合したが、2011年で製造・販売を終了した(海外では「Dawn Direct Foam」の商品名で販売を継続している)。
2009年以降

2009年

2月、「ジョイ」
つめかえ用をリニューアルし、内容量を増量した(400ml→415ml)。

9月、7年ぶりとなる全面改良を行い「スーパー泡ジョイ」以外の製品でロゴマークも一新された。商品名もレギュラータイプの「ジョイ」3種類とまな板とスポンジの除菌ができる「除菌ジョイ」2種類に様変わりした。


2010年2月、独自の洗浄助剤を配合した「ジョイモイストケア」が発売された。

2011年8月、レギュラータイプの「ジョイ」3種類とまな板とスポンジの除菌ができる「除菌ジョイ」2種類が液体粘性を更に向上させリニューアル。また、「除菌ジョイ 緑茶の香り」と「ジョイ すっきりシトラスミントの香り」はこれまでラインナップになかった特大つめかえ用(870ml)を追加設定した。

2012年2月、レギュラータイプの新しい香りとして、「すっきりアップルの香り」を追加。同年9月に「ジョイ」4種類と「除菌ジョイ」2種類が油汚れに対する洗浄力を高めて全面改良。併せて、内容量の変更を行った(本体:260ml→250ml、つめかえ用:415ml→395ml、つめかえ用特大サイズ:870ml→770ml)。また、「ジョイ すっきりオレンジの香り」と「除菌ジョイ」にはホームセンターなどの一部店舗やECサイト限定で、約6本分つめかえでき、再栓できるキャップ付パウチ包装のつめかえ用超特大サイズ(1290ml)を追加設定した。

2013年9月、「ジョイ」・「除菌ジョイ」のパッケージデザインをリニューアル。特に、本体は発売当初から採用していたワンタッチ式キャップから、同業他社の台所用洗剤ではなじみがある引き上げ式の新型キャップとなり、ラベルはボトル全体を覆うセミシュリンクタイプとなった。また、「ジョイ」は香りの名称を変更し、新たに「フレッシュフランボワーズの香り」を追加した。翌月には「ジョイ モイストケア」も新型キャップを導入してパッケージデザインをリニューアルし、「ジョイ」同様に香りの名称を変更した。

2014年8月、「ジョイ」・「除菌ジョイ」・「ジョイモイストケア」を一新し、「ジョイコンパクト」・「除菌ジョイコンパクト」・「ジョイコンパクト モイストケア」としてリニューアル。直鎖型界面活性剤をバランスよく配合させることで汚れ表面に効果的に界面活性剤を凝集し、洗剤一滴あたりの洗浄力向上により約20%のコンパクト化も実現した「濃縮パワー処方」を新たに採用。容器が小型化され、内容量が少なくなった(本体:250ml→200ml、つめかえ用:395ml→315ml、つめかえ用特大サイズ:770ml→615ml、つめかえ用超特大サイズ:1290ml→1050ml)が、従来の「ジョイ」とほぼ同じ回数使える。また、「除菌ジョイコンパクト」には、新しい香りの「スパークリングレモンの香り」が追加された。この「ジョイコンパクト」シリーズの発売に伴ってロゴデザインも一新され、黒丸の中に白字で英語表記の「JOY」が描かれ、カタカナ表記の「ジョイ」はその上に小さく記された。

2015年

3月、P&Gプロフェッショナルブランドで業務用商品となる「ジョイクイック レモンの香り」(2.5L/5L)を発売。ロゴデザインは2014年8月にリニューアルする前のものを使用している。

8月、「ジョイコンパクト」のラインナップを一部入れ替え、「グレープフルーツ&ラ・フランスの香り」に替わって、紫色のボトルの「フレッシュライチの香り」を発売した。


2016年9月、「ジョイコンパクト」をリニューアル。界面活性剤拡散分子を配合した新処方を採用するとともに、「ジョイコンパクト オレンジピール成分入り」と「除菌ジョイコンパクト」は香りの変更も行った。また、内容量も変更となり、本体は減容(200ml→190ml)となったが、反対につめかえ用は全てのサイズで増量となり、標準サイズは約3回分(315ml→440ml)に、特大サイズは約5回分(615ml→770ml)に大幅増量。約7回分の超特大サイズも僅かながら増量(1050ml→1065ml)となった。なお、「ジョイコンパクトモイストケア」もリニューアルとなり、処方と内容量変更を行った。

2018年4月、着色料無添加・ボタニカルフレグランスを配合した新シリーズ「ジョイボタニカル」を発売[3]

2019年

3月上旬、「ジョイコンパクト」・「除菌ジョイコンパクト」をリニューアル。洗浄成分が改良されたほか、ブランドロゴをリニューアル。「ジョイコンパクト」は「フレッシュライチの香り」に替わって青色のボトルの「モルディブウォーター」を追加し、そのほかのラインナップも香りの改良に伴って名称が変更された。「ジョイボタニカル」もブランドロゴ変更を伴うリニューアルが行われ、「マイルドローズ&ワイルドベリー」を追加し、3種類となった。下旬には2種類の泡が切替可能なスプレーを採用したスプレー式食器用洗剤「ジョイ ミラクル・クリーン泡スプレー」が発売された[4]

6月、「ジョイコンパクト バレンシアオレンジ」・「除菌ジョイコンパクト」に約10回分(本体内容量の約8分目を1回分とする)の1445ml入り・キャップ付パウチ仕様としたつめかえ用ジャンボサイズを追加発売(ECサイトをメインに発売)。

11月、日本国内の海洋で回収したプラスチックごみをボトル原料に利用した「ジョイ オーシャンプラスチック」を一部店舗において発売[5]


2020年

1月、「ジョイ ミラクル・クリーン泡スプレー」の「微香タイプ」と「フレッシュシトラスの香り」に約3回分(本体内容量の約8分目を1回分とする)の690ml入り・ボトル仕様としたつめかえ用及び「緑茶の香り」を追加発売(「緑茶の香り」は本体とつめかえ用のみの設定)。

3月、「除菌ジョイコンパクト」をリニューアル。20年ぶりとなる全面改良となり、界面活性剤の種類が2倍に強化された。また、内容量は全サイズで減容(本体:190ml→175ml、つめかえ用:440ml→400ml、つめかえ用特大:770ml→700ml、つめかえ用超特大:1065ml→960ml、つめかえ用ジャンボ(スパークリングレモンの香りを除く):1445ml→1330ml)されたが、新たに、本体の約1.7倍量の300ml入りとした「大容量サイズ」が追加され、「緑茶の香り」にはつめかえ用ジャンボサイズも追加された[6]。併せて、「ジョイコンパクト」は「つめかえ用超特大」のパッケージデザインを「除菌ジョイコンパクト」に準じたデザインに変更してリニューアルされ、本体の約1.7倍量の315ml入りとした「大容量サイズ」が追加された。

9月

ファブリーズの「中和消臭テクノロジー」を採用した新シリーズ「ジョイコンパクトW消臭」を発売[7]

P&Gプロフェッショナルブランドで「ジョイ」初の厨房油汚れ用洗剤「ジョイ パワークリーン」を発売。



2021年

4月、「ジョイ ミラクルクリーン・泡スプレー」に除菌機能(まな板・シンク・スポンジ・ふきん)を付加した「ジョイ W除菌 ミラクル泡スプレー」を発売[8]

8月、ブランド初の台所まわり用拭き取りウェットシート「ジョイ らくピカッ ウェットシート」を発売[9]。本品から「JOY」のブランドロゴが変更となる。

10月、台所用洗剤「ジョイコンパクト」、「除菌ジョイコンパクト」、「ジョイコンパクトW消臭」をリニューアル[10]。従来発売されていた「大容量ボトル」が全面刷新され、キャップを特殊構造に変えて開閉に必要だった蓋を無くし、初めから逆さま(下向き)にすることで、ボトルの胴部を親指で軽く押すだけで液が出る、離すと液が止まり、そのまま置いても液漏れせず、最後の1滴まで残さず使い切れる「逆さボトル」となった。通常サイズのボトルとつめかえ用もブランドロゴの変更を含めてパッケージデザインが刷新され、中身の洗剤も改良された(なお、つめかえ用はボトルタイプ・逆さボトル兼用となっている)。


2022年

3月、ブランド初となるキッチン用アルコールスプレー「ジョイ W除菌 キッチン用アルコール65%」を発売[11]

7月、スプレータイプの「ジョイ ミラクル・クリーン泡スプレー」・「ジョイ W除菌 ミラクル泡スプレー」にキッチン掃除の機能をプラスし、「ジョイ オールインワン泡スプレー」・「ジョイ W除菌 オールインワン泡スプレー」に改名してリニューアル発売[12]

10月、台所用洗剤を「除菌ジョイ」に統合・リニューアル[13]。洗浄力とすすぎの時短化を両立した処方となり、従来の「ジョイコンパクト」や「ジョイコンパクトW消臭」は従来の「除菌ジョイコンパクト」と同じ除菌処方もプラスされた。内容量はつめかえ用ジャンボサイズで変更(1330ml/1445ml→1425ml)、それ以外のサイズは減容(本体:175ml/190ml→170ml、逆さボトル:300ml/315ml→290ml、つめかえ用:400ml/440ml→325ml、つめかえ用特大:700ml/770ml→670ml、つめかえ用超特大:960ml/1065ml→910ml)され、全種類同じ容量に統一された。


食器洗い乾燥機専用洗剤

2002年5月、食器洗い乾燥機専用洗剤の「ハイウォッシュ」を買収し、2003年3月にジョイの技術を食器洗い機用洗剤に応用した「ハイウォッシュジョイ」として発売された。後に、油汚れを落とす力を高めた「オレンジピール成分入り ハイウォッシュジョイ」を発売。2007年2月?3月のリニューアルではプラスチック(お弁当箱・プラスチック製容器)に付着したトマト等の赤い色素沈着に対応。同時に消臭効果を高めた「グレープフルーツ成分入り ハイウォッシュジョイ」を発売した。


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