ジョイン・トゥゲザー_(アルバム)
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『ジョイン・トゥゲザー』
ザ・フーライブ・アルバム
リリース1990年3月
録音1989年
ジャンルロック
時間132分28秒
レーベルヴァージン・レコード
MCAレコード
プロデュースボブ・クリアマウンテン、クライヴ・フランクス、ビリー・ニコルズ
専門評論家によるレビュー


Allmusic link

Rolling Stone link

チャート最高順位

59位(イギリス[1]

188位(アメリカ[2]

ザ・フー アルバム 年表

Won't Get Fooled Again (EP)
(1988年)ジョイン・トゥゲザー
(1990年)Thirty Years of Maximum R&B
(1994年)

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『ジョイン・トゥゲザー』(Join Together)は、イングランドロックバンドザ・フー1990年に発表したライブ・アルバム。結成25周年を記念して1989年に行われた再結成ツアーから、アメリカ合衆国で開かれたコンサートの音源を収録した。
解説
経緯

ザ・フーの歴史は、1964年にピート・タウンゼント(ギター、ボーカル)、ロジャー・ダルトリー(リード・ボーカル)、ジョン・エントウィッスル(ベース・ギター、ボーカル)、キース・ムーン(ドラムス)の顔ぶれで始まった[注釈 1]。1978年にムーンが死去すると、彼等は元フェイセズケニー・ジョーンズを迎えて活動を続けたが、1983年に解散した[注釈 2]。6年後の1989年、タウンゼント、ダルトリー、エントウィッスルが結集して、結成25周年を記念してThe Kids Are Alright Tour[注釈 3]と銘打ったツアーをザ・フーの名義で行なった。

3人以外のツアー・メンバーには、タウンゼントが1985年から1986年にかけてライブ活動の為にドラマーのサイモン・フィリップスやキーボーディストのジョン・バンドリックを迎えて編成したディープ・エンド(Deep End)[3][4][注釈 4]のメンバー[注釈 5]が流用される形になった。フィリップスは、過去にタウンゼントのソロ・アルバム『エンプティ・グラス』(1980年)、『チャイニーズ・アイズ』(1982年)、『ホワイト・シティ』(1985年)に参加し、当時制作されていた『アイアン・マン』にも名前を連ねていた[5]。またディープ・エンドのメンバーの他に、後述する理由で、元アトミック・ルースターのギタリストでポール・ヤングのアルバムに参加してきたスティーヴ・ボルトンを迎えた。

The Kids Are Alright Tourは、1989年6月21日から9月3日までアメリカ合衆国とカナダ、10月6日から11月2日までイングランドで行なわれた。幾つかのコンサートでは、アルバム『トミー』(1969年)の発表20周年を記念してほぼ全曲が演奏され、8月25日のユニバーサル・アンフィシアターロサンゼルス)でのコンサートと10月31日のロイヤル・アルバート・ホール(ロンドン)でのコンサートでは、スティーヴ・ウィンウッド[注釈 6](伝道師役)、ビリー・アイドル(従兄弟のケヴィン役)、パティ・ラベル(アシッド・クイーン役)、エルトン・ジョン[注釈 7](ピンボール・チャンピオン役)、フィル・コリンズ(叔父のアーニー役)が客演した[注釈 8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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