ジョアンナ・ラコフ(Joanna Rakoff、1972年 - )は、アメリカのフリージャーナリスト、詩人、批評家、小説家。 ニューヨーク州ナイアック生まれ。[1]
オハイオ州のオーバリン大学で英文学を学び(1990年?1995年)、その後ロンドンのUCLで英文学の修士号取得。 [1]
大学を卒業した1996年(23才)で、ニューヨークの文学出版代理店に就職。会社は伝統があり、入社後に隠遁作家として名高い、J・D・サリンジャーの代理人(エージェント)であること知る(経緯は、下記「サリンジャーと過ごした日々」に詳しい)。代理店での彼女の仕事は、サリンジャー宛ての膨大なファンレターに返事を書くことも含まれており、彼女はファンレターの送り主に「サリンジャーは、いかなるファンレターも読みません」という編集者としてのお決まりの返信をしていた。在職時に、ちょうどサリンジャーの1924年の短編小説 『ハプワース16』の出版中止が起きる。
ラコフの在社時での様々な経験、そしてサリンジャーとの出会いについて、後に回顧録「サリンジャーと過ごした日々」で、詳しく語られることになった。[2]
訳書
『サリンジャーと過ごした日々』(井上里訳、柏書房、2015年)、ISBN 4760145745
2020年に『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』として映画化された。
脚注^ a b ⇒Joanna Rakoffインタビュー 、書店 2014年4月8日、2015年6月24日閲覧
^ ⇒"著者は彼女の"サリンジャー年 "を振り返る" 、ボルチモアサンメアリーキャロルマコーリー、2015年2月4日、再閲覧2015年6月28日
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