ジュリア・フィリップス
Julia Phillips
生年月日 (1944-04-07) 1944年4月7日
没年月日 (2002-01-01) 2002年1月1日(57歳没)
出生地 アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク
死没地 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ウェスト・ハリウッド
職業映画プロデューサー、作家
配偶者マイケル・フィリップス (1966-74、離婚)
受賞
アカデミー賞
作品賞
1973年『スティング』
その他の賞
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ジュリア・フィリップス(Julia Phillips, 1944年4月7日 - 2002年1月1日)は、アメリカ合衆国の映画プロデューサー、作家である。1970年代より活動して夫のマイケルらと共にプロデュースした『スティング』、『タクシードライバー』、『未知との遭遇』を成功させた。また特に『スティング』では女性プロデューサーとしては史上初のアカデミー作品賞受賞者となった。
1991年にフィリップスはプロデューサー時代を回想した著作『You'll Never Eat Lunch in This Town Again
』を発表し、ベストセラーとなった。ニューヨークでジュリア・ミラー(Julia Miller)の名でポーランド系ユダヤ人
(英語版)の家庭に生まれる[1][2][1]。父親は原爆計画に従事した科学技術者[1]、母親は処方薬依存症の作家であった[1]。彼女はブルックリン、グレートネック(英語版)、ミルウォーキーで育った[2]。1965年にマウント・ホリヨーク大学で政治学の学士号を取得し、1966年にはマイケル・フィリップスと結婚する。その後『レディース・ホーム・ジャーナル(英語版)』の編集部に入り、次にパラマウント映画でストーリー・エディターとなる[2]。1971年に夫が株式ブローカーの仕事に失敗すると夫婦でカリフォルニア州に移って映画製作の仕事を始める[3]。