ジュリアス・シーザー
Julius Caesar
ブルータス役のジェームズ・メイソン
監督ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ
脚本ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ
原作ウィリアム・シェイクスピア
『ジュリアス・シーザー』
製作ジョン・ハウスマン
出演者マーロン・ブランド
ジェームズ・メイスン
ジョン・ギールグッド
ルイス・カルハーン
エドモンド・オブライエン
グリア・ガースン
デボラ・カー
音楽ミクロス・ローザ
撮影ジョセフ・ルッテンバーグ
編集ジョン・ダニング
『ジュリアス・シーザー』(Julius Caesar)は、1953年のアメリカ合衆国の歴史映画。ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ジュリアス・シーザー』の映画化作品。監督は、ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ。マーロン・ブランド、ジェームズ・メイスン、ジョン・ギールグッド、ルイス・カルハーン、エドモンド・オブライエン、グリア・ガースン、デボラ・カーら、当時の豪華キャストで制作された。
1953年のアカデミー賞の美術賞(白黒)を受賞している[2]。 紀元前44年のローマ。ジュリアス・シーザーは終身独裁官となり、市民の圧倒的支持を集めていたが、共和派のカシアスたちは危機感を抱く。シーザーは競技場に向かう途中、占い師から「3月15日に気をつけろ」と忠告されるが無視する。3月14日の激しい嵐の夜、シーザーの側近ブルータスの元にカシアスたちが集まり、シーザー暗殺を持ち掛ける。ブルータスの物思いに沈むのを気遣う妻のポーシャ。3月15日、シーザーは悪夢を見た妻カルプルニアの反対を押し切って元老院に行き、刺殺される。ブルータスはローマ市民の前で暗殺の正当性を訴え支持されるが、アントニーがシーザーを称え、熱弁をふるうと、市民はアントニー側につき暴動を起こす。ブルータスたちはローマを離れ、シーザーの養子オクタビアスとアントニーが政治の実権を握る。ブルータスとカシアスは謀反人となり関係も悪くなるが、ポーシャの自殺の報を聞いて、一致団結する。アントニーは暗殺者たちを討伐するため兵を進める。フィリッピの戦いで敗れたブルータスは従者に命じて自分を刺殺させる。ブルータスの遺体と対面したアントニーは、彼の高潔な人格を称えて手厚く葬ると宣言する。
ストーリー
キャスト
アントニー - マーロン・ブランド
ブルータス - ジェームズ・メイソン
カシアス - ジョン・ギールグッド
ジュリアス・シーザー - ルイス・カルハーン
カスカ
カルプルニア(英語版) - グリア・ガーソン
ポーシャ(英語版) - デボラ・カー
作品の評価
映画批評家によるレビュー