この項目では、現存する軍縮会議について説明しています。その他のジュネーブ軍縮会議については「ジュネーブ軍縮会議 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
加盟国=濃い青
ジュネーブ軍縮会議(ジュネーブぐんしゅくかいぎ、英: Conference on Disarmament, CD)は、スイスのジュネーヴに置かれている常設の軍縮会議機関。旧称はジュネーブ軍縮委員会(ジュネーブぐんしゅくいいんかい、英: Committee on Disarmament)。軍縮に関する多国間交渉を行う唯一の機関である[1]。単に軍縮会議または軍縮委員会と呼ばれることもある。
国際連合の下部組織ではないものの、国際連合ジュネーブ事務局の事務局長が軍縮会議の事務局長を兼任するなど、事務局機能は国際連合軍縮部
(英語版) (UNODA) が務めており[2]、国連とは密接な関係を有している。ジュネーヴ軍縮会議では、以下を議題とする[1]。
核軍備競争停止および核軍縮
核戦争防止
宇宙における軍備競争の防止
非核兵器国に対する安全保障の供与
放射性兵器等新型大量破壊兵器
包括的軍縮計画
軍備の透明性
歴史
1960年 - 米英仏ソ共同コミュニケにより、本会議の起源となる10か国軍縮委員会