ジャーメイン・ジャクソン
Jermaine Jackson
ジャーメイン・ジャクソン(2007年)
基本情報
出生名Jermaine LaJaune Jackson
別名Muhammad Abdul Aziz
生誕 (1954-12-11) 1954年12月11日(69歳)
出身地 アメリカ合衆国 インディアナ州ゲーリー
ジャンルR&B、ソウル、ダンス
職業歌手、ソングライター、ベーシスト
担当楽器ボーカル、ベース
活動期間1967年 -
レーベルモータウン、エピック・レコード、アリスタ・レコード
共同作業者ジャクソン5
公式サイト ⇒jermainejacksonentertainment.com
ジャーメイン・ジャクソン(Jermaine Jackson、1954年12月11日 - )は、アメリカ合衆国の歌手。ジャクソン・ファミリーの三男で弟にマイケル・ジャクソン、妹にジャネット・ジャクソンがいる[1]。
ジャクソン5でマイケルと共にリード・ボーカルを担当[1]。ソロ活動後は「When the Rain Begins to Fall
」や「Do What You Do」等のヒット曲を出している。グラミー賞に5回ノミネート[2]。1969年以前、ジャクソン5のアマチュア時代の初期にはリード・シンガーだった。幼かったマイケル・ジャクソンもジャーメインを真似することでシンガーとしての一歩を踏み出している。モータウンからデビューした後も、マイケルと人気を二分した。マイケルも当時は仕事仲間としては最も好きな相手であったと言われる。事実、ジャーメインがジャクソン5を離脱した後、マイケルはソロ活動を活発化させている。
1975年、ジャクソン5はモータウンを離脱。ところがジャーメインはモータウンに残り、モータウンの経営者で義父でもあるベリー・ゴーディの圧力もあったとはいえ、コンサートもドタキャンし父ジョーは激怒した(現在は和解しており、ジョーもマイケル、ジャネット・ジャクソンと並べてジャーメインのことを語っている)。
1975年から1980年にかけ、基本的にはセルフ・プロデュースでソロ・アルバムをコンスタントに発表する。ソウル・ミュージック・ファンの中でも評価が分かれる作品が多く、その多くは未CD化のままで再発が待たれる。
1980年代にはマイケルのソロの成功、それによる兄弟たちのジャクソンズのヒットの影響で、ジャーメインのアルバムも順調にセールスを伸ばしていく。「Let's Get Serious」がトップ10ヒット(R&Bチャートでは首位)を記録するなど数曲のヒットを放った。1984年にはジャクソンズのアルバム『ヴィクトリー』に参加して、収録曲「トーチャー」ではマイケルと共にリード・ボーカルを担当した。またホイットニー・ヒューストンの大ヒットしたデビュー・アルバム『そよ風の贈りもの』(1985年)では2曲でデュエットをしている(ホイットニーが注目されたのもジャーメインの1984年の『ダイナマイト』での共演がきっかけである)。
また、ジャネットがデビューした頃「格が違うぜ」と言ってしまったため、『リズム・ネイション1814』のヒット後、ジャネットに全米ツアーを一緒に回ることを頼んだが断られたりした。ただし、ジャネットの一度目の離婚時は結婚相手であったジェームズ・デバージを怒鳴ったりした。
また1989年、『PLAYBOY』誌でヌードを掲載した妹のラトーヤを説教したこともある。