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出典検索?: "ジャータカ"
仏教用語
ジャータカ
サンスクリット語????
(J?taka)
中国語本生
日本語本生譚
英語Birth history
クメール語????
(Cheadok)
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ブータンにて描かれた18-19世紀に描かれた、本生譚のタンカ。
『ジャータカ』(梵および巴:J?taka、漢訳音写:闍陀迦、闍多伽など)とは、仏教でいう前世の物語のこと。本生譚(ほんしょうたん)ともいう。釈迦がインドに生まれる前、ヒトや動物として生を受けていた前世の物語である。十二部経の1つ。
パーリ語版は、パーリ語経典経蔵小部に収録され、漢訳『本生経』(ほんしょうきょう)は、大蔵経の本縁部に各種の話が収録されている。 仏教経典には、さまざまな前世の因縁物語が説かれ、主には釈迦仏の前世による因縁を明かし、現世や来世を説いている。これをジャータカというが、広義には釈迦のみならず、釈迦の弟子や菩薩などの前世の因縁も含めてジャータカ、あるいは本生譚と呼ぶ場合もある。 しかし、本来ジャータカとは特別な形式と内容をそなえた古い文学の種類を称して呼んだものである。また漢訳仏典ではこれらの経典を『本生経』と総称し、パーリ語仏典には22篇に分けて計547もの物語がジャータカとして収録されている。この形式には、現世物語・前世物語・その結果(あるいは来世物語)という三世で構成されている。散文と韻文とで構成され、紀元前3世紀ごろの古代インドで伝承されていた説話などが元になっており、そこに仏教的な内容が付加されて成立したものと考えられている。 しかるに仏教がインドから各地へ伝播されると、世界各地の文学に影響を与え、『イソップ物語』や『アラビアンナイト』にも、この形式が取り入れられたといわれる。また『今昔物語集』の「月の兎」なども、このジャータカを基本としている。 法隆寺蔵の玉虫厨子には、ジャータカ物語として施身聞偈図の雪山王子や、捨身飼虎図の薩?王子が描かれていることで知られる。 パーリ仏典小部収録の『ジャータカ』の構成は以下の通り。
概要
構成
第一篇
無戯論品(1-10)
戒行品(11-20)
羚羊品(21-30)
雛鳥品(31-40)
利愛品(41-50)
願望品(51-60)
婦女品(61-70)
婆那樹品(71-80)
飲酒品(81-90)
塗毒品(91-100)
超百品(101-110)
設問品(111-120)
吉祥草品(121-130)
不与品(131-140)
カメレオン品(141-150)
第二篇
剛強品(151-160)
親交品(161-170)
善法品(171-180)
無双品(181-190)
ルハカ品(191-200)
ナタムダルハ品(201-210)
香草叢品(211-220)
袈裟品(221-230)
革履品(231-240)
豺品(241-250)
第三篇
思惟品(251-260)
梟品(261-270)
森林品(271-280)
真中品(281-290)
瓶品(291-300)
第四篇
開門品(301-310)
プチマンダ樹品(311-320)
毀屋品(321-330)
時鳥品(331-340)
小郭公品(341-350)
第五篇
摩尼耳環品(351-360)
色高品(361-370)
半品(371-375)
第六篇
アヴァーリヤ品(376-385)
セーナカ品(386-395)
第七篇
クック品(396-405)
健陀羅品(406-416)
第八篇
迦旃延品(417-426)
第九篇(427-438)
第十篇(439-454)
第十一篇(455-463)
第十二篇(464-473)
第十三篇(474-483)
第十四篇(484-496)
第十五篇(497-510)
第十六篇(511-520)