ジャンボ宝くじ
[Wikipedia|▼Menu]

この記事は特に記述がない限り、日本国内の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。ご自身が現実に遭遇した事件については法律関連の専門家にご相談ください。Wikipedia:法律に関する免責事項もお読みください。
新宿駅西口宝くじ売り場(2010年12月9日撮影)

ジャンボ宝くじ(ジャンボたからくじ)とは、日本で販売されている宝くじの一種で、年に3回ある全国自治宝くじである。1979年よりスタート。目次

1 概説

2 ジャンボ宝くじの一覧

3 抽せん会場・放送

4 抽せんプレゼンター・抽せん会後のアトラクション

5 発売実績

6 イメージキャラクター

7 ジャンボ宝くじと同時発売される低当せん金の宝くじ

7.1 ドリームジャンボと同時発売

7.2 サマージャンボと同時発売

7.3 オータム→ハロウィンジャンボと同時発売

7.4 年末ジャンボと同時発売

7.5 グリーン→バレンタインジャンボと同時発売


8 ジャンボ宝くじに関する事故

9 脚注

10 関連項目

11 外部リンク

概説

1979年8月に第151回全国自治宝くじをサマージャンボとして発売、1枚200円で、1等当せん金は2000万円だった。同年11月に第154回全国自治宝くじを年末ジャンボとして発売、翌1980年6月に1等3000万円のドリームジャンボ宝くじが1枚300円で発売され、年3回の発売が恒例化する。その後、前後賞合わせて5000万円の当せん金となっていたが1985年に規制緩和により最高賞金額は販売額の20万倍までに拡大され1等当せん金は5000万円に大幅増、前後賞合わせて7000万円となる。1989年にはついに1等当せん金6000万円、前後賞4000万円となり連番購入で1億円の大台に突入し話題を集めた。

その後、1999年ドリームジャンボ宝くじは1等の当せん金が2億円、前後賞が各5000万円となり、その時期がしばらく続いた。

2012年の「サマージャンボ宝くじ」で1等4億円・前後賞計1億円合わせて5億円と過去最高額とする一方、「ドリームジャンボ宝くじ」では1等1億円・前後賞計1000万円に下げる代わりに1等本数を1ユニット7本と多く設定するなど趣向を持たせている。ただし2014年のドリームジャンボ宝くじは1等が2011年までの1ユニット1本となる代わりに最高が2012年の5倍となる5億5000万円に変更された。なお最高額は2012年年末に1等4億円・前後賞各1億円合わせて6億円、2013年年末に1等5億円・前後賞各1億円合わせて7億円、2015年年末には1等7億円・前後賞各1億5000万円合わせて10億円とついに大台を突破した。一方、2015年年末の1等の当選確率は、前年の半分となる2000万分の1[1]と過去最低を更新している。

ジャンボ宝くじの発売日(特に年末ジャンボ)には全国各地の大規模販売所や小規模ながら大当りがよく出る販売所などで宝くじを求める人々の大行列が起こり、風物詩となっている。

「バレンタインジャンボ宝くじ」(2017年まではグリーンジャンボ宝くじ、2020年は東京2020協賛ジャンボ宝くじ)と「ハロウィンジャンボ宝くじ」(2016年まではオータムジャンボ宝くじ)も合わせて「5大ジャンボ」と呼ばれている。なお、5種類のジャンボ宝くじのすべてが、発行できる枚数が限られている(ユニット数に上限がある。売り切れ御免)
ジャンボ宝くじの一覧

ドリームジャンボ宝くじ - 抽せん日:毎年6月頃(過去は5月に抽せんが行われていた)

サマージャンボ宝くじ - 抽せん日:毎年8月頃(過去は9月に抽せんが行われていた)

ハロウィンジャンボ宝くじ - 抽せん日:毎年10月

年末ジャンボ宝くじ - 抽せん日:毎年
12月31日

バレンタインジャンボ宝くじ - 抽せん日:毎年3月

サマージャンボ宝くじは市町村振興を目的としているため、政令指定都市は発売主体とならない。
抽せん会場・放送

ドリームジャンボ宝くじ - 抽せん会場:
東京宝くじドリーム館(2020年)

サマージャンボ宝くじ - 抽せん会場:東京宝くじドリーム館(2020年)

年末ジャンボ宝くじ - 抽せん会場:東京オペラシティコンサートホールタケミツメモリアル

年末ジャンボ宝くじの抽せん会は、1等の最初の当せん番号が発表されるときに ⇒「当せんおめでとう」と書かれた電飾付きの看板が吊るされ、最後の当選番号発表後、天井からくす玉が割れて祝福していたが、近年はキャノン砲と呼ばれる機械クラッカーを使ったものに代わっている。

抽せん会は、NHKが生中継を行っている。2010年度まではBS2(2011年3月31日閉局)を中心に行っていた(年末ジャンボ宝くじは総合テレビ[2]ラジオ第1も同時放送)が、2011年度以降は総合テレビでの放送となっている(年末ジャンボ以外の時間帯は原則として12:38-12:45)。

ただし、あらかじめ収録放送番組の放送が決まって時間変更のできない時、特設ニュースなど番組編成上の都合で総合テレビでの放送ができないときはBSプレミアムで代替放送される(時間帯は原則として12:35-12:45)。まれに注目の高い全国通常宝くじの抽せん会の模様が放送されることもある(過去に阪神淡路大震災復興宝くじの抽せん会の模様が1995年に放送された)。また2017年のサマージャンボ以降の抽せん会はLINE LIVEで生配信されている。
抽せんプレゼンター・抽せん会後のアトラクション

どのジャンボ宝くじにも抽せん会後にはアトラクションと称するイベントが開催される。しかし近年では抽せん観覧条件が18歳以上に限られており、非常に厳しくなっている。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:31 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef