「ジャウィ語」とは異なります。
ジャワ語
Basa Jawa
??????
話される国 インドネシア
マレーシア
スリナム
ニューカレドニア
地域東南アジア
話者数約7500万人
言語系統オーストロネシア語族
マレー・ポリネシア語派
スンダ・スラウェシ語群
ジャワ語(ジャワご、Basa Jawa、????、尼: Bahasa Jawa、英: Javanese) は、オーストロネシア語族のスンダ・スラウェシ語群(英語版)に属している。古ジャワ語(英語版)を継承し、この語族の中で最長の文化的伝統と最多の使用者を持つ[1]。
ジャワ語は、インドネシア・ジャワ島の中央部から東で話されている言語であり、その本拠地はジャワ島東部および中部である。これに対し西部の西ジャワ州では主としてスンダ語が用いられているが、バンテン州(Banten)の北方海岸地帯では再びジャワ語が用いられている。また19世紀以降行われた移民政策によって、ジャワ島以外にも、スマトラ島ランプン州(Lampung)、マレーシア、ニューカレドニア、南米のスリナム共和国などにジャワ語圏がある[1]。
インドネシア共和国の全人口約2.55億人(2015年時点)のうち[2]、約1.37億人がジャワ島に住んでおり[3]、そのうち約7500万人もの人々が日常生活でジャワ語を使用している[4]。ジャワ語話者が公的な場面で意思疎通を行う場合、または異なる種族言語を話す者同士が意思疎通を行う場合、多くの場合で公用語であるインドネシア語が用いられている[5]。 本来ジャワ語はジャワ文字で記されるものであったが、20世紀後半からラテン文字に切り替えた。ジャワ語は、オーストロネシア語族のマレー・ポリネシア語派のスンダ・スラウェシ語群
概要
ジャワ語は中央ジャワから東ジャワにかけて話されている。また、西ジャワの北海岸でも同じように用いられている。マドゥラ島、バリ島、ロンボク島、および西ジャワのスンダ語地域において、文語として用いられる。パレンバン、南スマトラでの宮廷では、18世紀の終わりにオランダによって侵略されるまで宮廷語であった。