この項目では、リーグそのものについて説明しています。運営組織については「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ (法人)」をご覧ください。
前身のひとつ bjリーグ「日本プロバスケットボールリーグ」とは異なります。
Bリーグ
B.LEAGUE
最新シーズン・大会:
Bリーグ 2023-24
前身NBL
NBDL
bjリーグ(TKbjリーグ)
競技バスケットボール
創立2015年4月1日
代表島田慎二(チェアマン)
開始年2016年
参加チーム38(B1:24、B2:14)
リーグレベル1部・2部
下位大会B3リーグ
国内カップ戦Bリーグアーリーカップ
国 日本
連盟日本バスケットボール協会
前回優勝.mw-parser-output .monospaced{font-family:monospace,monospace} B1 琉球ゴールデンキングス(1回目)
B2 佐賀バルーナーズ(1回目)
最多優勝アルバルク東京(2回)
宇都宮ブレックス(2回)
参加資格Bリーグクラブライセンスを参照
テレビ局#放送・配信を参照
スポンサー#協賛団体を参照
創立者川淵三郎
公式サイトhttps://www.bleague.jp/
ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(英: Japan Professional Basketball League、略称: B.LEAGUE)は、日本のプロバスケットボールリーグである。
概要
凡例
FIBA - 国際バスケットボール連盟
JBA - 公益財団法人日本バスケットボール協会
JBL機構 - バスケットボール日本リーグ機構(後の日本バスケットボールリーグ。NBLおよびNBDLの前身)
NBL - ナショナル・バスケットボール・リーグ
NBDL - ナショナル・バスケットボール・デベロップメント・リーグ
bjリーグ(TKbjリーグ) - 日本プロバスケットボールリーグ(ターキッシュ エアラインズ bjリーグ)
JPBL(B1、B2) - 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ
JBL(B3) - 一般社団法人ジャパン・バスケットボールリーグ
B1、B2リーグ - Bリーグの1部および2部。
B3リーグ - Bリーグの直下に位置するリーグ。JBL(B3)が運営する。
シーズン - 開催年度。「2016-17シーズン」のように、開始年および終了年を併記する。
発足までの経緯「プロリーグ構想 (バスケットボール)」も参照
日本における男子バスケットボールのトップリーグは、2005年にbjリーグ(TKbjリーグ)がJBAおよびJBL機構から独立する形で発足して以来、2リーグ(NBL・TKbjリーグ)の並立する状態が続いていた。この状況に懸念を示したFIBAが、「トップリーグの統一」「協会の体制および組織の改革」「ユース世代を含めた代表強化体制」の3つが必要であると指摘したが、トップリーグの統合さえ遅々として実現に至らなかった。
2013年12月17日、国際オリンピック委員会(IOC)委員でもあるパトリック・バウマンFIBA専務理事(当時)がJBAに対し、2つのリーグがある状況を早期に改善するよう通告した。現状のままでは、2020年東京五輪の開催国枠を日本代表に付与しない可能性もあるとして、「今回がラストチャンス」と言及した[1]。世界連盟が一国の競技団体に対し、ここまで改革を要求するのは異例の事態であり、東京五輪出場にまで波及する「最後通告」の形となった。これは、FIBA本体も組織改革や大会システムの大幅な変革を進め、バスケットボールのブランド力を高めようとしてきた事の反映であった。
2014年4月、バウマンが再来日した際に回答期限を10月末とした上で、改めてリーグ一元化と協会の内部統制の改善を求めた[2]。同年7月、「新リーグ組織委員会」が発足し、JBA・NBL・bjリーグによる話し合いが続けられたが、期限を過ぎても十分な方向性を示すことはできなかった[2]。同年11月26日、FIBAがJBAの会員資格を無期限停止し、日本代表の国際試合への出場が不可能となった[3][4]
これを受けて、2015年1月、FIBAは両リーグの統合を含むJBAの諸問題を改革するため、1993年に開幕したJリーグの創設に大きく貢献したJリーグ初代チェアマンの川淵三郎がチェアマン(代表)を務める作業チーム「JAPAN 2024 TASKFORCE」を発足させた。その後、TASKFORCEの主導のもと両リーグの統合を検討した上で、同年4月1日にジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JPBL)が設立され、川淵が初代チェアマン(理事長)に就任した。同年8月9日に資格停止処分が解除され、国際試合への出場が可能となった[5]。 リーグの名称はBリーグ(ビーリーグ、英: B.LEAGUE)。『Bはシンプルに、バスケのB。「Boys, be ambitious」のbe動詞のBのように、可能性を秘める』として命名された[6]。
名称