ジャパンスネークセンター
ジャパンスネークセンターおよび三日月村入口
施設情報
専門分野ヘビ
所有者日本蛇族学術研究所
管理運営日本蛇族学術研究所
面積50,000 m2[1]
頭数10,000 匹[1]
主な飼育動物ヘビ
開園1965年5月[2]
所在地〒379-2301
群馬県太田市藪塚町3318[1][3]
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度21分44.6秒 東経139度19分19.9秒 / 北緯36.362389度 東経139.322194度 / 36.362389; 139.322194
ジャパンスネークセンターは、群馬県太田市の藪塚温泉に位置するヘビ類を専門的に展示する動物園である。一般財団法人日本蛇族学術研究所が所有、運営管理を行っている。 毒蛇の研究及び利用を主目的としている他、飼育している蛇類を展示・公開している。日本で唯一、ヤマカガシの毒に対する血清を製造・保管しており[4]、咬症
概要
大量のマムシ(中国産のタンビマムシ)の屋外飼育をはじめ、世界各地の毒蛇・大蛇を飼育展示している。かつては天然記念物である岩国のシロヘビを多数飼育及び繁殖していたが、山口県岩国市での保護施設完成に伴い、大半がそちらへと譲渡された。
近年では警察に押収及び保護された蛇類の引き取り手となっており、結果として種類・個体数が更に増加している。1例としては、2008年に原宿で生じたトウブグリーンマンバなどの毒蛇の無許可飼育事件の引取先となったことで話題となったことがある[5]。叶姉妹が飼っていたニシキヘビ(アルビノ)を飼いきれなくなったということで寄付したことがある。
主な施設
野外放飼場(屋外飼育施設)
ヘビとカメの野外飼育場があり、アオダイショウ、シマヘビ、タンビマムシ、ケヅメリクガメを露天の囲い内で飼育している[6]。
毒蛇温室
主に毒蛇を中心として飼育されている温室棟。ガラガラヘビ、キングコブラ等が居る[6]。
大蛇温室
ニシキヘビ、ボア等、大型の蛇を中心に飼育されている温室棟。かつては海蛇も飼育されていた。
熱帯蛇類温室
最も新しい施設。原宿・北海道での毒蛇事件で押収された蛇が飼育されている。猛毒のグリーンマンバやブラックマンバ等。
資料館
収蔵した骨格標本や透明標本、剥製などが展示してある。白蛇や海蛇、大型のボアやアナコンダ等。変わったところではツチノコ関連の資料も含まれている。
採毒室
毒蛇の血清を作成するための採毒を行う施設。見学者向けに、ハブの採毒の実演が行われる他、繁殖させたヘビの幼蛇も展示されている。
毒蛇咬症国際研修センター
毒蛇110番活動や研修生の受け入れを行う。
その他
敷地端には昭和46年に建立・開眼が行われた「白蛇観音」がある。これは飼育、採毒実験等で死亡した蛇の供養を目的としたものである。また、売店では蛇製品が販売されており、かつて旧食堂では蛇料理の提供も行われていた(旧食堂は現在土日祝日に限り休憩所として開放。飲食物の持ち込みも可能)。
大洞窟(閉鎖)
1960年代に敷地内にあった採石場跡を利用してつくられた。恐竜や古代生物の模型、アナコンダが飼育された水槽などが展示されていた。当時は人気の展示だったが、1990年代に落盤の恐れがあり、閉鎖された。現在は展示の一部が熱帯蛇類温室に展示されている。