ジャパンカップサイクルロードレース
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ジャパンカップサイクルロードレース
概要
開催時期10月下旬頃
開催地域 日本宇都宮市
英語名Japan Cup Cycle Road Race
地域名ジャパンカップサイクルロードレース
愛称ジャパンカップ
分野ロードレース
カテゴリーUCIアジアツアー1.HC
形態ワンデーレース
主催者宇都宮市(主催)
日本自転車競技連盟(主管)
責任者佐藤栄一
歴史
初回開催年1992年
開催回数28回(2019年)
初代優勝者 ヘンドリック・ルダン
最多優勝者 クラウディオ・キアプッチ
セルジョ・バルベーロ(3回)
直近優勝者 バウケ・モレマ(2019年)
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ジャパンカップサイクルロードレース(Japan Cup Cycle Road Race)は、毎年10月に栃木県宇都宮市森林公園周回コースで2日間にわたり開催される自転車ロードレース大会である。2008年にUCIアジアツアーでのレースグレードが「1.1」(ワンデイレース・1級カテゴリー)から「1.HC」(同・超級カテゴリー)に格上げされた。宇都宮市主催、日本自転車競技連盟主管。目次

1 概要

2 歴代優勝者

2.1 男子エリート歴代優勝者

2.2 クリテリウム優勝者


3 放送について

4 脚注

5 関連項目

6 外部リンク

概要 スバル・レヴォーグがベース車両のマヴィックカー

1990年に宇都宮市で開催された世界選手権自転車競技大会ロードレース部門のメモリアルとして1992年から開催されている。日本国内のワンデーレースでUCIプロチームを招待できる数少ないレースである[1]ことなどから、日本国内最高峰の自転車ロードレースと位置付けられる。

この大会はヨーロッパでの主要レースが終わったあとに開催されるが、調整の遅れやケガなどで不本意な成績に終わった選手にとっては翌年の契約条件を有利にする最後のチャンスとなるため、単なる顔見世興行にはとどまらない見どころの多いレースである。特に1996年にはワールドカップシリーズ対象レースに指定された上、最終戦まで総合優勝者の逆転の可能性があったため、直前の世界選手権で優勝したヨハン・ムセウをはじめとした世界の一流選手が集結し本気の戦いを見せるという非常にハイレベルな大会となった。

標高差185mの古賀志山林道の登りを含む宇都宮市森林公園周辺周回コースを使用し、初日にフリーラン・チャレンジレース・男女オープンレース、ジャパンカップクリテリウム、2日目に男子エリートによるメインレースが行われる。

「ジャパンカップクリテリウム」は2010年から、宇都宮市中心部、大通り県道宇都宮那須烏山線)の本町交差点から上河原交差点間の上下車線を封鎖して設けられた1周1.55kmのコースによって行われている。

2013年の優勝者であるマイケル・ロジャースに対して、2013年12月18日にUCI(国際自転車競技連合)は期間中に採取した尿サンプルから禁止薬物のクレンブテロールの陽性反応を検出したと発表、翌2014年4月23日にUCIは食物汚染である可能性が高いとしてロジャースの暫定出場停止処分を解除したが、ジャパンカップ優勝は無効とされた。7月16日にジャック・バウアーの繰り上げ優勝が公式に発表された[2]

近年は2016年のファビアン・カンチェラーラや2017年のアルベルト・コンタドール、2018年のダミアーノ・クネゴなど、現役引退後にUCIレースではないジャパンカップクリテリウムを引退レースとして参戦するプロライダーも多い。

主催:宇都宮市


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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