蛇の目ミシン工業株式会社
JANOME SEWING MACHINE CO., LTD.
本社外観
種類株式会社
市場情報東証1部 6445
蛇の目ミシン工業株式会社(じゃのめミシンこうぎょう、英称:JANOME SEWING MACHINE CO., LTD.)は、東京都八王子市狭間町に本社を構える、世界最大のミシンメーカーである。愛称はジャノメ。 世界で最初に家庭用刺繍ミシン「グラフイカ」を開発・販売したメーカーであり、ミシンのほかに、24時間風呂
目次
1 概要
2 沿革
3 製品
4 所在地
5 グループ会社
5.1 日本国内
5.2 日本国外
6 スポンサー活動
7 関連項目
8 出典
9 外部リンク
概要
社名の「蛇の目」は自社で販売していたミシンの糸巻の形の形式が蛇の目式と呼ばれていたことから( ⇒社名の由来)、自社ブランドにしたもの(但し、加藤龍之他編の「社史」によれば、「糸巻」の見た目が「蛇の目」紋に似ていたからで、同様の「弦巻」も候補にあっという)。日本国外ではエルナニューホームブランドとしてのミシンの販売も行っている。社歴的には「リッカー」と関係が深いが、商業出版にこの事情の記載は無く、社内資料的な社史以外に記録は無い。
1988年にミシン外機器製造を分社化し、「ジェー・シー・エル」という子会社を設立したが、直後に「蛇の目ミシン工業恐喝事件」の迂回融資の舞台となり(仕手集団「光進」の小谷光浩による蛇の目株買占めで300億円を恐喝・更に1850億円の債務を肩代わりした)、1992年1月23日に特別清算した。もともと埼玉銀行出身者が代表権のある社長・会長に就任していたが、この事件により役員を協和埼玉銀行から追加派遣される事態となっている。
日本ではブラザー工業、JUKIとともに大手3大ミシン会社として名が知れ渡っている。
沿革
1921年(大正10年)10月 - 小瀬與作、龜松茂、飛松謹一により「パインミシン裁縫機械製作所」として北区滝野川に創業[1]。
1935年(昭和10年)11月 - 社名を「帝国ミシン株式会社」に変更[1]。
1949年(昭和24年)1月 - 社名を「蛇の目ミシン株式会社」に変更[1]。
1950年(昭和25年)6月 - 「蛇の目産業株式会社」設立[1]。
1954年(昭和29年)4月 - 社名を「蛇の目ミシン工業株式会社」と変更[1]。
1960年(昭和35年)9月 - 米国フリーソーイングマシン社のミシン部門の営業および子会社のニューホームミシン社(現・ジャノメアメリカ)を買収[1]。
1962年(昭和37年)2月 - 東京証券取引所市場第二部へ株式を上場[1]。
1963年(昭和38年)11月 - 東京証券取引所市場第一部へ指定替え[1]。
1965年(昭和40年)8月 - 本社を中央区京橋3-1-1に構える[1]。
2006年(平成18年)8月 - エルナインターナショナル株式会社を買収[1]。
2009年(平成21年)7月6日 - 本社を八王子市狭間町の東京工場(通称:八王子地区事業所)内へ移転[1]。
製品
ミシン
家庭用ミシン
セシオ11000
定価448,350円と2007年9月現在世界で一番高価なミシン。
スーパーセシオPC
セシオ9090
刺しゅう名人
スーパーキルトDX
スーパーキルトII
メモリークラフト5555
シェーネ
エクールPC
エクール940
TYPE610
高速直線ミシン
コスチューラ767HX
コスチューラ767DB
24時間風呂(クリーンバスユニット)
湯名人
湯名人スーパーCLII
産業機器
エレクトロプレス(サーボプレス)
JPシリーズ4
JP-Sシリーズ
JPEシリーズ
卓上ロボット
JR2000Nシリーズ
JR2000NEシリーズ
基板分割JR2000NERTシリーズ
JR-V2000シリーズ
CASTシリーズ
スカラロボット
サーボスカラJS/JSTHシリーズ
パルモスカラJSR4400Nシリーズ
インプリンター
電動式インプリンター
ポンプ式インプリンター
スライド式インプリンター
所在地
本社、研究開発本部、生産本部(東京都八王子市)
グループ会社
日本国内
株式会社ジャノメクレディア
株式会社ジャノメサービス
蛇の目興産株式会社
株式会社サン・プランニング
株式会社ジェイ・ティー・エス
トピア工業株式会社