ジャック1世・ド・シャティヨン
Jacques Ier de Chatillon
ルーズ領主
コンデ領主


出生 (1256-05-15) 1256年5月15日
サン＝ポル伯領、サン＝ポル＝シュル＝テルノワーズ
死去 (1302-07-11) 1302年7月11日（46歳没）
フランドル伯領、コルトレイク
配偶者カトリーヌ・ド・カロンシー
子女ユーグ
ギー
ベアトリス
イザボー
家名シャティヨン家
父親サン＝ポル伯ギー3世
母親マティルド・ド・ブラバン
役職フランドル総督
テンプレートを表示

ジャック1世・ド・シャティヨン（フランス語：Jacques Ier de Chatillon, 1256年5月15日 - 1302年7月11日）は、ルーズ、コンデ、カロンシー、ブッコワおよびオービニー領主。サン＝ポル伯ギー3世とマティルド・ド・ブラバンの息子。
生涯

フランス王フィリップ4世は、1300年にジャックをフランドル伯領の総督にし、フランドル伯領をフランスに併合しようとした。フランドル伯ギー・ド・ダンピエールとその2人の息子は投獄された。

ジャックはフランドル総督に任命された後、ブルッヘに入った[1]。高額の税金の賦課[2]、親フランス派フランドル貴族による強要[1]および1301年5月29日のフィリップ4世のブルッヘ訪問は[3]、結果として地元住民を怒らせることとなった。多くの暴動が発生し、ブルッヘでは1302年5月19日にフランス守備隊が虐殺された[2]。ジャックはブルッヘから逃亡したが[4]、同年7月の金拍車の戦いで戦死した[5]。
結婚と子女

ジャックはブッコワ、デュイザンおよびオービニーの女領主カトリーヌ・ド・カロンシーと結婚し、以下の子女をもうけた。

ユーグ（1329年没） - ルーズ、コンデ、カロンシー、ブッコワおよびオービニー領主

ギー - ブレおよびラ・バスティエ領主、ヨランド・ド・シメイと結婚

ベアトリス - 1315年にデンデルモンデおよびネフェレ領主ジャン・ド・ダンピエール（1325年戦死、ギー・ド・ダンピエールの孫）と結婚

イザボー（1348年以降没） - 1311年にギヨーム・ド・クシーと結婚

娘 - ブリュイエールの修道女

脚注^ a b Verbruggen 2002, p. 20.
^ a b Cohn 2005, p. 25.
^ Aerts 1992, p. 207.
^ Cohn 2005, p. 26.
^ Bradbury 2007, p. 257.

参考文献

Aerts, Erik (1992). Bruges and Europe. Fonds Mercator 

Bradbury, Jim (2007). The Capetians:Kings of France, 987-1328. Hambledon Continuum 

Cohn, Samuel Kline Jr (2005). Popular Protest in Late-Medieval Europe: Italy, France and Flanders. Manchester University Press 

Verbruggen, J. F. (2002). DeVries, Kelly. ed. The Battle of the Golden Spurs (Courtrai, 11 July 1302): A Contribution to. The Boydell Press 

Schwennicke, Detlev (1979). Europaische Stammtafeln. Band VII, Tafel 17?23.

外部リンク

Jacques (I) de Chatillon