ジャック・スパロウ
Jack Sparrow
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキャラクター
初登場『呪われた海賊たち』
作者テリー・ロッシオ
テッド・エリオット
演ジョニー・デップ
声平田広明(日本語吹替版)
詳細情報
種族人間
性別男
職業海賊
家族エドワード・ティーグ(父)
アンクル・ジャック(叔父)
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ジャック・スパロウ(英: Jack Sparrow)は、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズに登場する架空の人物で、同作の主人公格である海賊。映画では俳優のジョニー・デップが演じ、日本語吹き替えは平田広明が担当している。 ジョニー・デップは、現在に残されている海賊たちの実像を記録した文献以外にも、彼が大ファンであるローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズ[注 1]と、アニメ『ルーニー・テューンズ』に登場するスカンクのキャラクター、ペペ・ル・ピューの双方に演技の面で影響を受けたと述べている。また、エロール・フリン、バート・ランカスター[注 2]の演技にも感化されたとしている[1]。デップは文献から「自身の掟に忠実な海賊は、自身の美意識に忠実な現代のロックスターのような」イメージを持っていること[2]、ジャック船長を「性的に曖昧な」感じに好んで演じていたことについても述べている[3]。 デップは、当作の演技でアカデミー主演男優賞にノミネートされた。脚本家のテッド・エリオットやテリー・ロシオらは、1作目のDVDのコメントで、デップが演じるジャック船長をバッグス・バニーやアメリカの喜劇俳優グルーチョ・マルクスと比較している。 ディズニー公式サイトや映画シリーズに基づいたテレビゲームによれば、ジャック・スパロウはかつて、バーナクル号に乗り伝説のコルテスの剣を探し航海していた。コルテスの剣を発見後、コルテスの剣の魔力を使い、釣り船程度の規模であったバーナクル号を、大砲60門近く搭載する大型船グランド・バーナクル号に変える。しかしその後グランド・バーナクル号は、コルテスの魂が滅びると同時にバーナクル号へと逆戻りしてしまう。その後海賊の掟を破った事により逃亡。逃亡後は劇中の東インド貿易会社に雇われ船乗りをし、東インド貿易会社の商業用大型船である「ウィキッド・ウェンチ号(「あばずれ娘」の意)」の舵を取り、カトラー・ベケット卿からの一風変わった仕事を遂行していた。ある時ベケットから奴隷の輸送を依頼されるも、自由主義であるジャックは奴隷を物として扱う事への疑問と、他人の自由を奪う事への躊躇から輸送を拒んだ。しかし輸送をしなければ船に火を放つと脅され、仕方なく奴隷の輸送を承諾する。しかしジャックにとって奴隷の輸送は気持ちのいいものではなかっため、輸送中に奴隷を解放。その後ウィキッド・ウェンチ号と共に東インド貿易会社から逃亡、海賊へ復帰を果たすも、この事がキッカケでイギリス貴族への仲間入りが頓挫したためベケット卿は怒り狂い、ウィキッド・ウェンチ号に火を放って沈める事で制裁を与え、ジャック・スパロウに海賊の烙印を押した。
キャラクターの発想について
伝記
映画登場以前