ジャック・エイトケン
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ジャック・エイトケン
Jack Aitken
ジャック・エイトケン (2018年)
基本情報
フルネーム[英語名]
ジャック・エイトケン
Jack Aitken
[韓国名]
ハン・セヨン
???
略称表記AIT
国籍 イギリス
韓国
出身地 イングランド
同・ロンドン
生年月日 (1995-09-23) 1995年9月23日(28歳)
F1での経歴
活動時期2020
過去の所属チーム'20 ウィリアムズ
車番89
出走回数1
タイトル0
優勝回数0
表彰台(3位以内)回数0
通算獲得ポイント0
ポールポジション0
ファステストラップ0
初戦2020年サヒールGP
最終戦2020年サヒールGP
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ジャック・アンソニー・ハン=エイトケン(Jack Anthony Han-Aitken, 韓国名 ハン・セヨン(: ???[1][2]1995年9月23日 - )は、イギリス出身のレーシングドライバー。父親がイギリス人、母親が韓国人ハーフ[2][3]で、両国の国籍を持つ[4]。レーシングスーツにイギリス、韓国両国の国旗と韓国名がデザインされている[5]

マスメディアによっては、「ジャック・エイトキン」と表記する場合もある。
経歴
カート

イングランドケント州にあるバックモア・パーク(Buckmore Park)でカートに乗り、キャリアをスタートさせる。
フォーミュラ・ルノー・ユーロカップ

2014年に、フォーテック・モータースポーツ(英語版)から「フォーミュラ・ルノー・ユーロカップ」ヘ出場。自身最初のフルシーズン参戦を果たした。第5戦ハンガロリンクのレース2で初勝利を飾り、表彰台圏内となるフィニッシュを計4回達成する。翌年は、コイラネンGP(英語版)へ移籍した。

ヘレス・サーキットで10月に開催された「フォーミュラ・ルノー アルプス」シリーズの最終戦においてタイトルを獲得[6]。1週間後、再びこの地でユーロカップの最終戦へ臨み年間タイトルを勝ち取った[7]
フォーミュラ・ルノー アルプス

2015年、「フォーミュラ・ルノー・ユーロカップ」での参戦と並行して同じカテゴリーの「アルプス」シリーズへエントリーする。最終戦のヘレスでタイトル獲得を果たす[6]
GP3シリーズ

2016年1月に、アーデン・インターナショナル(英語版)から「GP3シリーズ」への参戦を発表する。第6戦スパ・フランコルシャン・レース2で初勝利を飾り、7回の表彰台圏内フィニッシュを達成。初年度を総合5位で終え、上位に入る走りを見せた[8]2017年2月、同選手権での残留を発表し前年度のチャンピオンチームであるARTグランプリへ移籍した。
F1

2016年2月、ルノーが新たに設立したドライバー育成プログラム「ルノー・スポール・アカデミー」のメンバーへエイトケンが選出された[9]。翌年9月には、ヘレス・サーキットでロータス(ルノーの前身チーム)のシャシー・E20に乗り込みテスト走行を行い、自身初となるF1のマシンでのドライブを経験した[10]2018年2月、ルノーからサード兼リザーブドライバーへ就任することが発表された[11]

2020年2月3日にルノーを離脱[12]。翌日ウィリアムズのリザーブドライバーに就任した[13]。第2戦シュタイアーマルクGPで、FP1を走行した。12月1日、メルセデスからルイス・ハミルトンが新型コロナウイルス感染症の検査で陽性反応が出たため、第16戦サヒールGPを欠場することを発表され、その翌日、彼の代役としてウィリアムズのレギュラードライバー、ジョージ・ラッセルがメルセデスに一時的に移籍し、エイトケンがラッセルの代役としてF1デビューする事が発表された[14]。史上初の韓国系F1ドライバーとなる[15]。自身は「自分を信頼して車に乗せてくれるチームに感謝してもし切れないし、デビューするとは予想もしていなかった」と語った[16]。カーナンバーは、「原点に戻る」という意味を込めて、自身初めてのカートレースで着けた「89」を選択した[17][18]
レース戦績
略歴

年シリーズチームレース勝利PPFL表彰台ポイント順位
2012ダンロップ・インターステップス・チャンピオンシップフォーテック・モータースポーツ23223134903位
2013フォーミュラ・ルノー2.0 NEC1601152302位
ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0200000NC†
マノー・MP・モータースポーツ40000
2014フォーテック・モータースポーツ141104867位
フォーミュラ・ルノー2.0 アルプス800100NC†
プロ・マツダ・チャンピオンシップチーム・ペルフリー200003120位
2015ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0コイラネンGP1754332061位
フォーミュラ・ルノー2.0 アルプス1543372421位
プロ・マツダ・ウィンターフェストチーム・ペルフリー531241671位
2016GP3シリーズアーデン・インターナショナル1810271485位
ユーロフォーミュラ・オープン・チャンピオンシップRP・モータースポーツ42213718位
スペイン・フォーミュラ3選手権21111277位
フォーミュラV8 3.5シリーズ401001415位
2017GP3シリーズARTグランプリ1512261412位
2018FIA フォーミュラ2選手権2310026311位
フォーミュラ1ルノー・スポールF1チームサード&リザーブドライバー
2019FIA フォーミュラ2選手権カンポス・レーシング2230271595位
フォーミュラ1ルノーF1チームテストドライバー
2020FIA フォーミュラ2選手権カンポス・レーシング2000124814位
フォーミュラ1ウィリアムズ・レーシング10000022位
2021FIA フォーミュラ2選手権HWA・レースラボ90000023位
GTワールドチャレンジ・ヨーロッパスプリントカップエミル・フレイ・レーシング6000017.519位
GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ耐久カップ100000NC


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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