ジャズ来るべきもの
[Wikipedia|▼Menu]

『ジャズ来るべきもの』
オーネット・コールマンスタジオ・アルバム
リリース1959年
録音1959年5月22日
ジャンルフリー・ジャズ
時間48分08秒
レーベルアトランティック・レコード
プロデュースネスヒ・アーティガン
専門評論家によるレビュー


allmusic link

オーネット・コールマン アルバム 年表

Tomorrow Is The Question!
(1959年)The Shape Of Jazz To Come
(1959年)Change Of The Century
(1960年)

テンプレートを表示

ジャズ来るべきもの(The Shape of Jazz to Come)は、ジャズサックス奏者オーネット・コールマンが、アトランティック・レコードに移籍して1959年に発表したアルバム。後にフリー・ジャズと呼ばれる新しい音楽の雛形となった作品。現行CDには、ボーナス・トラックが2曲追加されている。目次

1 解説

2 収録曲

3 演奏メンバー

4 脚注

解説

デビュー当時からの盟友のドン・チェリービリー・ヒギンズ、本作が初共演となるチャーリー・ヘイデンを従えたカルテットで制作。ピアノを使わず、2ホーンをフロントに配することで、定型的なコードの制約から逃れ、また、楽曲の構成も従来の手法から逸脱して、自由度の高い演奏を繰り広げた。とりわけ、サックスとコルネットが微妙にずれた状態でテーマ・メロディを奏でる「ロンリー・ウーマン」は、美しいメロディと、意図的な不協和音が不思議な味を醸し出し、オーネットの初期の代表曲とされる。オーネットの理解者的存在であるモダン・ジャズ・カルテットは、アルバム『ロンリー・ウーマン』で、この曲をカバーした。

タイトルは、オーネットの録音スタジオにたまたま遊びに来たジョン・ルイスが、オーネットの演奏を聴いて思わずつぶやいた言葉だという説がある。

『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・グレイテスト・アルバム500』に於いて、248位にランクイン[1]
収録曲

全曲オーネット・コールマン作曲。7. 8.はボーナス・トラック
ロンリー・ウーマン - Lonely Woman

イヴェンチュアリー - Eventually

ピース - Peace

フォーカス・オン・サニティ - Focus On Sanity

コンジニアリティ - Congeniality

クロノロジー - Chronology

モンク・アンド・ザ・ナン - Monk And The Nun

ジャスト・フォー・ユー - Just For You

演奏メンバー

オーネット・コールマン - アルト・サックス

ドン・チェリー - コルネット

チャーリー・ヘイデン - ベース

ビリー・ヒギンズ - ドラム

脚注^Ornette Coleman, 'The Shape of Jazz to Come' - 500 Greatest Albums of All Time 。Rolling Stone - 2015年4月25日閲覧


更新日時:2015年4月25日(土)10:30
取得日時:2020/07/18 23:47


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:7145 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef