ジャジャ
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『ジャジャ』(Jyajya)は、えのあきらによる日本漫画小学館の『月刊サンデージェネックス』に2001年より連載。単行本は25巻まで発刊(2019年7月現在)。
目次

1 あらすじ

2 登場人物

3 ミニじゃじゃ

4 登場するオートバイメーカー

4.1 国産

4.2 イタリア

4.3 アメリカ

4.4 ドイツ


5 書誌情報

6 脚注

あらすじ

バイク便ライダーのフリーターである宮城進武(以下、ミヤギ)は、滝沢レナが経営するイタリアンモーターサイクルショップ「ゴブリン」の2階の住人。カワサキ派のミヤギとイタリア工芸品とも呼べる旧車をこよなく愛するレナ。そして、その親友で元レーサーの安達カナコを中心に、バイクの魅力にとり付かれた愛好家達が繰り広げる日常をMVアグスタモト・モリーニなど、往年の名車を交えて描く。
登場人物
滝沢レナ
本作のヒロイン。親が所有する
賃貸マンションの1階で、イタリアンモーターサイクルを専門に扱うショップ「ゴブリン」を経営する、イタリアンバイクの強烈なフリーク。特に年代物の旧車を好む。高校時代の友人達の中で最後の独身らしく、口では強がってはいるがそのことを結構気にしている。作中では仕事服のツナギポニーテールという出で立ちをしていることが多い。バイクショップのオーナーだが、愛しいバイクを売りたくないという経営者になりきれない面を持つ。カワサキZZR1200を「直線番長」と呼んだり「必要以上に早い怪獣みたいな単車、乗っておもしろい?」と言うなど、バイクに関しては速さよりもその趣味性や小排気量ながら様々に工夫された技術面に重きを置くようなポリシーがある。高校時代にイタリアンバイクに関心を持ち、16歳で免許を取得。この時、子供の頃からバイクレースをしていたカナコに乗り方を教わって以来親友になり、「レナカナ」の通り名で峠のアイドルとなる。次いで同時期に、有限会社坂上二輪商会(現在の店名は「スコーピオンズ」)にアルバイトとして弟子入りし、ここでの経験を経て単車屋として独立した。しかし、前述の経営方針に加え、バイクに対する思い入れが深すぎて自分の体や経済的負担を二の次に考えてしまう所がある。また、ライダーとしては低身長で車高の高いバイクだと「足が地面に届かない」という弱点がある。年下のミヤギには恋慕の情を持たれていながらも、大家店子であるとかバイク仲間としか見ていなかった部分もあるのだが、ふとした事から彼がいない生活を想像できなくなり「もしいなくなられたら困る」と思い、「家賃高くないか?」と聞いてみたり、「メチャ高いバイクを売りつけて借金で縛るか…」と、あげくの果てには「座敷牢作って閉じ込めるか」などと物騒なことを考えたこともある。紆余曲折を経て彼に対する好意を自覚したものの、自分から交際を切り出すのは「今後の立場上好ましくない」ためになかなか進展せず、意味深な事を思わず口走っては、それを指摘されると否定するなど素直ではない。口癖として驚いた時などに「なんですと!?」等、「?ですと?」と言う事が多い。
宮城進武(ミヤギ ススム)
「ゴブリン」のあるマンション2階に住む、本作の主人公。基本的には単車バカだが、バイクは速くてナンボ、という考えの持ち主で、カワサキ・ZZR1100(後に事故で全損、ZZR1200に乗り換えている)・カワサキ・ニンジャZX-6R等を愛車にしている。第17集にてレナからドゥカティ175FIII(レナと知り合った当初勧められたマシン)を譲られ旧車デビューを果たした[1]。大学受験に失敗後、バイク便で配送のアルバイトをしているが、妙な浪漫主義に毒されている部分もあって定期的な仕事はせず、暇な時はレナの店に入り浸りコーヒーを飲むのが日課になっている。バイクのローンや修理代などで苦労しているらしく、結果として主食はきなこパンの赤貧生活。15巻より退職した先輩から「ルート便」の仕事を引き継ぎ、若干ではあるが収入が安定していたが、レナとの関係発展を(キド&イワトに後押しされたのもあり)考えた結果、ゴブリンで働くことを決意する。だが、ここでもまた若干の行き違いを経たうえで新たに仲間入りしたレストアラー・タブチに「弟子一号」とされる。当初はレナとカナコを「バイク好きの女の子」程度と考えていたが、一緒に走ってコテンパンにされた経験を持つ。しかし後述の新村さんにレクチャーを受けたりしてバイクの腕もそれなりに向上しており、最終的には抜かれてしまったがジムカーナでレナやカナコをリードした事もある。レナとは両思いである事に気付いているが本人の性格(三枚目で与太郎)とレナの鈍さからお互いに意識することは稀で関係はなかなか進展せず、カナコには2人まとめて「油揚げ」呼ばわりされている。基本的に人に嫌われる事は少なく大抵の人間からは呆れられつつも好感をもたれ、マイペースで成長中。
安達カナコ
レナの親友で、元バイクレーサー。幼少期からポケバイで無敵の速さを誇ったが、ジュニアクラスにステップアップ後、しばらく勝てないレースが続いた。地方選・エリアのポイントを意地で稼ぎ、地元枠で全日本に出場するものの予選落ち。限界を感じレースをやめようとしていたその時にレナと出会う。既婚者ながら男勝りな性格で、レナが語るに(荒れていた時期だった事も手伝ってはいるが)最初の印象としては「このコとは友達になれない」と思うほど怖かったようである。カナコからすれば、バイクを楽しめるままでいられるきっかけを与えてくれたレナに恩義を感じている。もっとも、傍若無人な性格は元からのようでレナが整備したバイクやミヤギが借りたバイクでも興味を持つと無理やり借りて走りに言ってしまう。


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