ジャウム・コレット=セラ
Jaume Collet-Serra
2015年
生年月日 (1974-03-23) 1974年3月23日(50歳)
出生地 スペイン、バルセロナ県サント・イスクレ・ダ・バリャルタ(英語版)
国籍 スペイン・ アメリカ合衆国
職業映画監督・映画プロデューサー
活動期間1998年 -
主な作品
『蝋人形の館』
『エスター』
『フライト・ゲーム』
『ロスト・バケーション』
『トレイン・ミッション』
『ジャングル・クルーズ』
『ブラックアダム』
受賞
ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭
金鴉賞(グランプリ)
2010年『エスター』
テンプレートを表示
ジャウム・コレット=セラ(カタルーニャ語: Jaume Collet-Serra; [??awm? ku???t ?s?r?], 1974年3月23日 - )は、スペイン・バルセロナ県サント・イスクレ・ダ・バリャルタ(英語版)出身の映画監督・映画プロデューサー。ジャウマ・コレット=セラとも表記される。 アメリカ合衆国で活動している。2005年の『蝋人形の館』、2009年の『エスター』、2011年の『アンノウン』、2014年の『フライト・ゲーム』、2015年の『ラン・オールナイト』などで知られている。 1974年にバルセロナ県サント・イスクレ・ダ・バリャルタ
人物
経歴
2005年にはプロデューサーのジョエル・シルバー(『マトリックス』シリーズ)から初長編映画を製作する機会を与えられ、1953年の『蝋人形の館』をリメイクした『蝋人形の館』を製作した。映画評論家からの評価は低調だったが、商業的には成功を収めた。この作品にはエリシャ・カスバートやチャド・マイケル・マーレイが出演している。2年後の2007年にはサッカー選手のサクセスストーリーをテーマとする『GOAL!2』を監督した。
3作目のサイコスリラー『エスター』では再びプロデューサーのシルバーとコンビを組み、ヴェラ・ファーミガ、ピーター・サースガード、イザベル・ファーマンなどが出演した。この作品は胎児を亡くした後に9歳の女の子を養子に迎えた夫婦を中心とした物語である。この作品の制作はダーク・キャッスル・エンターテインメントのシルバーとスーザン・ダウニー、レオナルド・ディカプリオ、アピアン・ウェイ・プロダクションズのジェニファー・デヴィッドソン・キロランである[2]。この作品は2009年7月24日にアメリカ合衆国で劇場公開され[3]、映画評論家からの評価は分かれたが、ファーマンの演技は高く評価された。
2011年にはリーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガーを主演に据え、イギリスのサイコスリラー『アンノウン』を監督した[4]。この作品はフランス人小説家ディディエ・ヴァン・コーヴラールが2003年に発表した『Hors de moi』を原作としている[5]。2012年にはABCのホラードラマ『THE RIVER 呪いの川』の監督としてテレビ界にも進出した。1話はプエルトリコで撮影し、残りの7話はハワイで製作した[6]。このドラマは概して好意的な批評を受け、Metacriticは27人の批評家の意見から64/100点をつけている[7]。2012年12月にはニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港で『フライト・ゲーム』の撮影を開始[8]。ニーソンとジュリアン・ムーアを主演に据え[9]、2014年に劇場公開された。
2011年には自身の制作会社としてオンブラ・フィルムズを設立した。スタジオカナルからの出資を受け、新進気鋭のスペイン人映画製作者のキャリアアップを見据えた英語による低予算のホラー映画の製作を目指している。2015年11月、コレット=セラはブレイク・ライヴリーを主演に据えたスリラー映画『ロスト・バケーション』の撮影をオーストラリアで開始した[10]。