ジモトがジャパン
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ジモトがジャパン
ジャンル
少年漫画ギャグ漫画
バトル漫画学園漫画
都道府県ネタ、四コマ漫画
漫画
作者林聖二
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
最強ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
発表号WJ:2018年42号 - 2019年26号
最強ジャンプ:2019年7月号 - 2020年5月号
発表期間WJ:2018年9月15日 - 2019年5月27日
最強ジャンプ:2019年6月1日 - 2020年4月2日
巻数全6巻
話数全45話
アニメ
原作林聖二
監督上野勇
脚本成瀬正人、はしもとこうじ、小泉佑太
キャラクターデザイン野原早夏、上原史之
音楽水口浩次
アニメーション制作ODDJOB
製作都道府拳部
放送局テレビ東京系列ほか
放送期間2019年4月8日 - 2020年3月23日
話数全50話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『ジモトがジャパン』は、林聖二による日本漫画。本記事では単行本に併録された『地球人間テラちゃん』についても記述する。
概要

林の2作目となる作品で、『週刊少年ジャンプ』(集英社)では初となる連載作品。都道府県のネタをテーマとしたギャグ漫画である。『週刊少年ジャンプ』2018年42号より[1][2]2019年26号まで35話連載された。その後、最強ジャンプ2019年7月号(6月1日発売)に移籍して2020年5月号(4月2日発売)まで連載された。並行して本誌には四コマ『ミニネタジャパン』を連載中[3]

林は2015年頃に出身地・山口県の魅力をボクシングの試合に合わせて紹介する読切『おいでませ山口』を描いた。その後、連載に向けて案を考えていたとき、担当編集者から褒められたことを思い出し、山口県の「県」を「拳」に変え、さらに47都道府県をネタにすることに決めたのがきっかけとなった[4]

2018年9月時、ジャンプでは『斉木楠雄のΨ難』・『磯部磯兵衛物語?浮世はつらいよ?』などが終了したことでギャグ漫画が不足し、そのタイミングで連載が始まった。最初からギャグ漫画であると宣言・強調しての開始である[5]。『思春期ルネサンス!ダビデ君』と交互に巻末ギャグ枠に掲載されていた。2019年26号にて終了したことで、連載陣からギャグ漫画が再びなくなった。

2018年12月、アニメ化が発表された。連載3か月・単行本1巻発売前という『ジャンプ』では異例の早さである[6]

基本的に1話で1都道府県を題材とする。主人公は「ジモトを愛する」キャラクターであり、作風として(同時期のご当地漫画に多く見られた)「地元をディスる(けなす)」描写はやらないようにしている。マスラオは「地元愛が強すぎるシティボーイ」であり、また「ギャグキャラ」としてディスったらやっつけられるという役回りになっている[4]。現実の連載時と作中日付が同期しており、2018年9月・トキオが1年生の二学期に転校してきたところからスタートする。連載誌巻末の作者コメントも、地元に関連した内容が多い。作中時と連載時は連動し、第28話で2年生に進級する。

雑誌・単行本で地元ネタを募集し、掲載された地元ネタは本編欄外と単行本巻末に掲載される。また作品内の左1/3縦柱スペースに「広告枠」を設け、地元を盛り上げたい企業・自治体にたいして「地元にまつわる広告」を募集し、媒体費無料で雑誌掲載かつ単行本収録をしている[6]。無料なのは「読者投稿の延長線上」という体裁をとっているためで、応募された広告の中から誌面のバランスを考慮して選択される[4]

週刊少年ジャンプの漫画をパロディしたギャグが多い。加えて地元オマージュという性質上、ご当地の漫画もネタになる。一例が第1話の『幽☆遊☆白書』の必殺技パロディであり、冨樫義博の地元が山形ということから。後者の理由から集英社・ジャンプ漫画のみに限定されることなく、『クレヨンしんちゃん』(埼玉・明言せずに伏せ字と目隠し帯をしている)や『進撃の巨人』(大分・講談社著作権マークを表示)などがネタに使われている。

本誌連載中はミニコーナー「ジャパンのジモトNEWS」が置かれていた。他誌移籍後も、本誌には『ジモトがジャパン出張所』が掲載された(先述の四コマを週刊連載)。

翻訳英語版のタイトルは『I'm From Japan』で、他の連載陣と同様に連載・アプリ配信されていた。
ストーリー

東京の津々浦中学校に転入してきた中学生、安孫子時生は、同中学校の生徒で都道府拳マスター・日ノ本ジャパンと出会い、都道府拳部に入部する。以降トキオとジャパンの周囲には、埼玉県出身の解説役のヒデ、さらにジャパンのライバルである菊池益荒男(マスラオ)や雨貝一臣、ジャパンに恋をした湯瀬こまちなど濃い面子が集まり、騒がしい日々を送ることになる。
登場人物

声の項はテレビアニメ版の声優。年齢は初登場時(=単行本幕間でのプロフィール紹介時)のもの。
津々浦中学校
日ノ本 ジャパン(ひのもと ジャパン)
声 -
高山みなみ[7]本作の主人公。1年J組→2年J組の男子生徒。都道府拳部部長。2月11日建国記念の日)生。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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