「ジギー・スターダスト」
デヴィッド・ボウイの楽曲
収録アルバム『ジギー・スターダスト』
リリース1972年6月16日[1]
1990年6月11日 (Rykodisc Reissue)
録音1971年11月
ジャンルグラム・ロック
時間3分13秒
レーベルRCAレコード
作詞者デヴィッド・ボウイ
作曲者デヴィッド・ボウイ
プロデュースデヴィッド・ボウイ
ケン・スコット
ミュージックビデオ
「Ziggy Stardust」
「ジギー・スターダスト」(Ziggy Stardust)は、デヴィッド・ボウイが1972年のコンセプト・アルバム『ジギー・スターダスト』のために作詞・作曲・レコーディングをした歌である。「屈折する星くず」としても知られる。
2010年、この歌は『ローリング・ストーン』誌の「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」において282位に選出された。またこの歌はロックの殿堂「The Songs That Shaped Rock and Roll」(ロックン・ロールを形成した500曲)に選出されている4曲のボウイの歌のうちの1曲である[* 1]。1971年2月にレコーディングされたこの歌のオリジナル・デモ・バージョンは、1990年にライコディスクがリリースしたCD『ジギー・スターダスト』でボーナス・トラックとして発表された[3]。このデモはまた2002年に『Ziggy Stardust - 30th Anniversary Reissue』のボーナス・ディスクに収録された。この歌のアルバム・バージョンは1971年11月にレコーディングされた[4][5]。 この歌はボウイにとってのもう一人の自分である「ジギー・スターダスト」という地球外生命体に属する使者として活動するロックスターを描写する[6]。 このキャラクターは英国のロックンロール歌手ビンス・テイラー
キャラクター
他に影響したものは、レジェンダリー・スターダスト・カウボーイ(Legendary Stardust Cowboy)や[10]、ボウイがツアー中に着た衣装をデザインした山本寛斎らである[11]。ジギー・スターダストの名は部分的にレジェンダリー・スターダスト・カウボーイに由来し、また部分的に、ボウイが『ローリング・ストーン』誌に語るところによると、ジギーは「one of the few Christian names I could find beginning with the letter 'Z'」(私が見つけることができた'Z'の文字で始まる数少ないキリスト教徒の名の1つ)ということである[12]。
彼は後に『Q』誌に対して1990年のインタビューで説明したところでは、ジギーの部分は「Ziggy's」と呼ばれる服屋に由来し、ある時彼はその店を電車で通り過ぎて、彼がそれを好んだというのも「It had that Iggy [Pop] connotation but it was a tailor's shop, and I thought, Well, this whole thing is gonna be about clothes, so it was my own little joke calling him Ziggy. So Ziggy Stardust was a real compilation of things」(あのイギー[* 2]が暗示されつつもそれは服屋で、私が考えたのは、何と言いますか、この全てのことが服の物語になってしまうわけで、だからそれは私自身のささやかな冗談で彼をジギーと呼んでいたのです。つまりジギー・スターダストは実に様々な物事の集積であったのです)ということである[13][14]。 映像外部リンク チャート (2016年)ピーク
ライブ・バージョン
David Bowie - Ziggy Stardust (From The Motion Picture)
ボウイはこの歌をBBCのラジオ番組『Sounds of the 70s』(DJ: ボブ・ハリス)のために1972年1月18日に収録した。これは1972年2月7日に放送された。1972年5月16日にボウイは『Sounds of the 70s』(DJ: ジョン・ピール)で再びこの歌を演奏し、これは1972年5月23日に放送された。これらのバージョンはいづれも2000年のアルバム『ボウイ・アット・ザ・ビーブ』に収録された。
1972年10月20日にサンタ・モニカ市公会堂で行われたライブのバージョンは『サンタ・モニカ '72』(1994年)と『ライヴ・サンタ・モニカ '72』(2008年)に収録された。このバージョンはまた『レアエスト・ワン・ボウイ』(1995年)に収録された。またそれは1994年-1995年にフランスと米国でシングル・リリースされた[15]。
1973年7月3日にロンドンのハマースミス・オデオンで行われた著名なコンサートのバージョンは『ジギー・スターダスト・ザ・モーション・ピクチャー』(1983年)に収録された。
「アイソラーII・ツアー」における1978年春のパフォーマンスは『ステージ』(1978年)に収録され、また1978年のライブ・シングル「壊れた鏡」のB面に収録された。.
「リアリティ・ツアー」における2003年11月のライブ・パフォーマンスは2004年にDVD『リアリティ・ツアー』に収録され、また2010年のアルバム『リアリティ・ツアー』に収録された。
参加メンバー
デヴィッド・ボウイ - ボーカル、12弦アコースティック・ギター
ミック・ロンソン - エレクトリック・ギター、リズム・ギター
トレバー・ボルダー - ベース
ミック・(ウッディ)・ウッドマンジー - ドラムス
チャート
ポジション
US Rock Streaming Songs (Billboard)[16]13
US Hot Rock & Alternative Songs
US Rock Digital Songs (Billboard)[18]27
日本 (Japan Hot 100)[19]75
フランス (SNEP)[20]79