ジオ物語
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ジオ物語(ジオものがたり)は、『天才てれびくん』で2023年度より毎週月曜日に放送されているテレビドラマ。番組世界観である『ジオワールド』についても解説する。
概要

通常回の放送尺は2023年度が10分30秒、2024年度が12分15秒。各年度の第1話と最終話は拡大版。

「これまでのジオ物語」「次回のジオ物語」のナレーションは放送回の主役ジオノコが担当。

傑作選では5秒間の「次回のジオ物語」がアイキャッチに差し替え。
あらすじ
2023年度1学期

モノノ家が現れ、不思議な異世界ジオワールドのシンボルであるキョボの木を枯らされてしまった。ジオワールドの住人ジオビーに協力を依頼された選ばれし17人のてれび戦士達は、モノノ家に仕えるガラクタ博士が生み出したテレゾンビと戦い、キョボの木を復活させるためにモノノ家に立ち向かう。
2023年度2学期

モノバアが永遠の命を手に入れるべくガラクタ博士は人間には見えない巨大なエナジータンクを作っていた。最年少てれび戦士の裕理がその存在に気付き、一行はタンクの捜索に力を入れることに。その後咲良とメラメラの活躍でタンクを破壊することには成功したが…。
2023年度3学期

ガラクタ博士がエナジータンクに蓄えたエナジーを使い、テレゾンビ2号機を完成させる。
2024年度

モノバアを倒し、ついにキョボの木が満開になり、ねんリングも覚醒した。しかし、新たな敵・歯車家が現れ、キョボの木を歯車に変えられてしまった。
登場人物

※は元てれび戦士、○はてれび戦士以外の過去の天才てれびくんシリーズの出演者。
てれび戦士

本作では「ねんリングを身に付け、テレゾンビと戦う使命の小中学生」という定義。17人全員が花咲町に住んでおり、学校で出くわす場面も多い。
稲毛眞生(いなげ まうな)
2023年度の最年長てれび戦士の1人ということもあって、周囲からは慕われることも多い。そのまや美音とは同じ中学校に通っている。第1話ではテレゾンビに襲われた琉月を美音と共に救った。その後は美音と一緒にカフェにいた。第13話では裕理に嘘をついて接近したカエルテイを逆に嘘で追い払い、「二度と裕理に近づくな」と脅迫した。第14話では裕理が裏切ったと知りショックを受けていたが、彼の作戦を知ってからは美音と共にエナジータンクのある廃工場へと向かう。そして裕理に対して「裕理は勇気のあるてれび戦士」と励ましていた。第19話ではマスターがエナジーを吸われてパンケーキが食べられなくなってしまったため怒っていた。翌日、猛スピードで校庭を何周もしていたモノコを見て驚いていた。第24話ではそのまと下校中にテレゾンビ2号機と遭遇し逃げ出す。ジオワールドを飛び出して行ってしまった斗葵を追いかけ、彼がモノコに襲われていた際には自ら囮になることで救出した。川を渡って逃げようとした際にモノコが追いかけるのをやめた光景を目の当たりにし、「水に濡れたら錆びてしまうからモノバアから禁止されている」ということを知る。「全部モノバアの言いなりでいいの?君の想いはどこに行っちゃったの?」と問いただし、彼女が他のてれび戦士と交流した記憶を思い出させることに成功した。その後高岸・前田から「そのまと萌衣が勝手にテレゾンビ2号機の偵察に出て行ってしまった」との連絡を受け、2人の元へと向かう。第25話ではモノコの元へと戻り、「モノバアに言われたことじゃなくて、本当に君がやりたいことを知りたい」と彼女に尋ねていた。しかし彼女はモノノ家の目的自体を知らず、加えて現れたモノオにリセットをかけられてしまう。その光景を見たことで「このままテレゾンビ2号機を倒しても、モノコがどうなっちゃうか分からないからかわいそう」と葛藤。だがその気持ちをゴロンに打ち明けたことで気分が楽になった。その後ジオワールドに通信をかけ、そのまに「私達とモノコ、どっちの味方なの」と問い詰められた際に「分からない、どっちがいいか悪いかなんて答えは出せない」と自分の心情をぶつけたことでエナジーが溜まる。そしてゴロンとリンクし、テレゾンビ2号機の右腕部分を破壊することに成功した。これと同時にテレゾンビ2号機の被害者になった女子学生や会社員の男性はエナジーが戻った。第30話ではそのまに「てれび戦士やめればいい」と言われかけて傷ついた美音に対し、「そのまは本当はあんなこと思ってない」と諭した。その後、カフェで「僕たちはてれび戦士になっていっぱい成長してきた、それは隣に仲間がいたからだ」と全員を鼓舞する。
筧礼(かけひ れい)
琉月とはそりが合わず、喧嘩することも多い。第1話ではそのまと共に裕理とポンをジオワールドへ連れてきた。第11話では琉月を連れてエナジーが貯められたタンク探しに出かける。琉月に「マスターを囮にしてテレゾンビをおびき寄せる」と提案された際には「ドリンクバーじゃないんだからさぁ」と文句を言っていたが、失敗してしまったため「吸われ損じゃん」と苦言を呈していた。自身は先回りしてモノコ達を探そうとするも、「薄っぺらい」と言われて喧嘩になってしまう。その後モノオとモノコの後を追ってラーメン屋を訪れた際、モノコと張り合って彼女が注文していた山盛りの餃子を食べ始めたが、モノコは一瞬にして平らげたため逃げ帰られてしまった挙句食べ過ぎで腹痛になってしまった。第12話ではモノオ達のアジトを発見するも、業者にタンクを粗大ゴミと間違われて回収されかけた挙句モノオにも逃げられてしまう。そのことで「もっと臨機応変に対応すべきだった」と反省したところエナジーが溜まる。実はモノオは本物のタンクではなく箪笥を持ち帰ってしまっていたため、琉月と共にメラメラとリンクしてタンクを破壊し、一枝分キョボの木を再生させることに成功した。第19話ではマスターがエナジーを吸われてパンケーキが食べられなくなってしまったため怒っていた。翌日、猛スピードで校庭を何周もしていたモノコを見て驚いていた。なお最終回のテレゾンビ2号機討伐より前に「キョボの木再生には貢献できたが、テレゾンビを倒すorダメージを与えることができなかった」唯一の2023年度てれび戦士でもある。
新井琉月(あらい るな)
英語表記は「luna」。少し面倒くさがりで、厄介事に巻き込まれるのを嫌がる性格。勉強に苦手意識を持っている。第1話では向一朗と共にねんリングを拾い、テレゾンビに襲われていたところ駆けつけた眞生と美音に救出され、16人目のてれび戦士として迎え入れられる。最初はメラメラと揉めていたが、宿題をやり切ったことで溜まったエナジーを使い一緒にテレゾンビを倒したことで、「できないと思っていたことができるようになるのはこんなに嬉しい」と気付けた。またこの時マスターを含む7人の被害者を救出しているが、彼女は(物語で確認できる範囲で)一度に救出したテレゾンビ被害者の数が最多である。第11話では礼と共にエナジーを取り戻すよう指示されたが、「タンクの在処の手掛かりが分からない以上探しに行けない」と乗り気ではなかった。エナジーを吸われやすい体質のマスターを使って現れたテレゾンビを倒そうとするも、エナジーだけ吸われて逃げられてしまった。その後地道にモノコ達を探しても見つからない礼に対して「人のこと散々言っておいて見つかる訳がない」と文句を言って一触即発になるが、たまたまラーメン屋に向かっていたモノコとモノオに遭遇したことで「恐るべき偶然…」と驚いていた。その後モノコに対抗して山盛りの餃子を食べようとした礼には困惑していた上、失敗した彼女には「自業自得」と呆れていた。第12話ではモノオ達のアジトを発見するも、業者にタンクを粗大ゴミと間違われて回収されかけた挙句モノオにも逃げられてしまう。そのことで「雑な作戦を立てるべきじゃなかった」と反省したところエナジーが溜まる。実はモノオは本物のタンクではなく箪笥を持ち帰ってしまっていたため、礼と共にメラメラとリンクしてタンクを破壊し、一枝分キョボの木を再生させることに成功した(この結果琉月は史上初となる「キョボの木再生に複数回貢献したてれび戦士」となった)。第30話では煌翔・アーサーと共に米の買い出しに行っていたところ、慶・裕理・咲良・ソヨと出会うが、その後現れたバアゾンビにエナジーを奪われ無気力になってしまう。その後、萌衣・莉良・ポタがバアゾンビの頭を壊したことで正気を取り戻した。2024年度第1話ではグルグルに追われていた際、ハフォードにねんリングを与え、彼がてれび戦士になるきっかけを作った。
小久保向一朗(こくぼ きょういちろう)
手芸が得意で、自分で制作した「きょういちハッピーくん」という自分を模したマスコットを携帯している(押すと向一朗の声が流れる内蔵音源が搭載されている)。争い事が苦手で、「皆がハッピーでいるべき」という信念を持っている。琉月曰く「真面目」で、第1話ではエナジーが吸い取られた影響で散らかっていた花屋を掃除していた。第1話では琉月と共にねんリングを拾った。テレゾンビにエナジーを奪われ猫のようになってしまうも、眞生の手でテレゾンビが倒されたことで元に戻った。その後は琉月がゲートに入ったのを見てそのまま付いてきたことでジオワールドに迷い込み、そのまま17人目のてれび戦士として迎え入れられる[注 1]。第4話では裕理に帽子探しを押し付けられたところ、モノコにねんリングを奪われそうになってしまう。帽子は拾ってもらえたが、不可解な行動を繰り返す彼女にはずっと困惑していた。第22話では慶や煌翔と共に行動していたところウロウロしていたモノコを発見。メラメラに心配されながらも話しかけに行ったが、彼女は第20話の顛末でメモリーをリセットされていたため「お前はアイドルにでもなったつもりか」と言われてしまった。第24話では第4話や第22話の一件もあって「まずはモノコと話し合うべき」とそのまと萌衣に切り出すも、萌衣からは「そんな呑気なこと言ってる場合じゃないでしょ」と一蹴されてしまう。第25話ではモノコを捕まえてテレゾンビ2号機の弱点を聞き出すことを提案したそのまに対して「手荒なことはやめるべき」と反対していた。第26話ではモノコを巡る処遇で対立していたてれび戦士達を見て心を痛め、「皆が毎日仲良くハッピーでいられればいいのにと思ってるだけなのに」とモクに相談していた。モノバアの命令を聞くだけのモノコに対しては「それってモノコちゃんにとって楽しいことなの?」「やりたいこと3つ教えてよ」と尋ね、「色々なことを知りたい」と返されたため彼女を図書館やたこ焼き屋へと連れていく。そして「やりたいことをすれば心が温かくなる、それが楽しいこと」と教えた。自分そっちのけで対立をし始めた萌衣とモノオに対しては「ただハッピーになってもらいたかっただけ」と窘めていた。第27話ではテレゾンビ2号機を止めるべくモノオに連れられていたモノコの前に立ちはだかったが、「邪魔だ」と突き飛ばされてしまう。「テレゾンビ2号機を強化することは本当にやりたいことなのか」とモノコに問いかけた上でモノコを模した人形を渡したところ、自身の優しさに呼応してエナジーが溜まる。その後モクとリンクしてテレゾンビ2号機の左腕を破壊した(この結果、これをもって2023年度の男子てれび戦士は全員キョボの木再生に貢献したことになった)。
松尾そのま(まつお そのま)
ポンのお世話係(第7話で高岸と前田から頼まれている)。2024年度では関西弁で話す。第1話では礼と共に裕理とポンをジオワールドへ連れてきた。第1話ではポンを子供扱いしていたが、第8話ではポンの頑張り屋な一面を認めたり、第29話ではポンを貶したモノバアに怒るなど、彼女のことは丁寧に扱っている模様。ただ冴姫や莉良ほど頻繁ではないが時々言葉が尖ることがあり、他のてれび戦士との対立の根源となることもしばしばある。第7話ではソヨと共にポンを見守ろうとしていたが、結局追い払われてしまった。一度はポンが拾ったモノオの鏡を没収するも、彼女が裏で努力していたことをジオビー・煌翔・莉良に教えたことで鏡を譲った。現実世界に戻った彼女に対しては「ポンちゃんが頑張り屋さんだから応援したくなっちゃった」と声をかけていた。第8話ではモノコとモノオにテニス勝負(という名目でエナジーを吸おうとしていた)を仕掛けられたポンの前に現れてテレゾンビにボールをぶつけて追い払い、「1人で行動しないと約束したでしょ」と詰め寄る。心の底では「ポンちゃんのことを信じてあげられなかった」と反省して彼女を山まで探しに来ていた。その際にテレゾンビに襲われてエナジーを奪われてしまい、ポンのことを忘れてしまう。ポンとソヨがテレゾンビを撃破して正気に戻った後、彼女がソヨと協力してテレゾンビを撃破したことを話すとポンを褒めた。第17話ではゴロンの秘密を煌翔から聞いていた。第18話ではゴロンがモノオに襲われていたところに現れ、咲良と共に逃げ出す。博物館まで追い込まれてしまうも、エナジーを奪われる前に煌翔が駆け付けたことで難を逃れた。第24話では眞生と下校中にテレゾンビ2号機と遭遇し逃げ出す。商店街の人々のエナジーが根こそぎ奪われていたことを報告した上で「モノコのことが許せないからとっちめないと」と怒りを見せるも、彼女と交流したことのある向一郎と斗葵と対立してしまう。その後萌衣と共に独断でテレゾンビ2号機を偵察しに行くが、眞生に怒られてしまった。第25話ではモノコを捕まえてテレゾンビ2号機の弱点を聞き出すことを提案したが、眞生がモノコに対する立場を明らかにしなかったことに憤慨した。その後眞生がキョボの木を再生させたことに関しては礼を言ったものの、自分の質問を有耶無耶にされたことが頭を離れていないらしく、彼を複雑な表情で見ていた。第26話では「モノコと友達になりたい」と言い出した美音に反対していた。第28話ではテレゾンビ2号機に怒りを露わにし、飛び出していこうとしたところを美音に制止されるが、「騙されているのは美音の方だ」と喧嘩になってしまいメラメラに止められた。その後、川べりで美音とモノコが話している光景を見てしまい、そのこともあって後日「モノコの友達になってほしい」という美音の提案に対しても「あなたのことは信頼できないから友達にはなれない」と拒絶する。第29話では工場にて作業員の男性3人がエナジーを奪われる瞬間を目撃する。その後モノコに対する考えを巡って美音と対立していたところ、ポンがモノバア(バアゾンビ)の犠牲になってしまう。その後モノバアがポンを「トロいガキ」呼ばわりした事で怒りが爆発し、同時にエナジーも貯まる。メラメラをバレーボールのアタックの如く撃ち、バアゾンビの頭を破壊。ポンと作業員の男性3人を救出した(この結果、これをもって2023年度の中学生てれび戦士全員がキョボの木再生に貢献したことになった)。第30話では「モノバアを助けてあげたい」と言うモノコに対して憤慨、「話なんて聞きたくない」と立ち去ろうとする。


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