ジェームズ・レンウィック・ジュニア(James Renwick Jr., 1818年11月11日 - 1895年6月23日)は、アメリカ合衆国の建築家。19世紀にアメリカで最も活躍した建築家の一人。アメリカ建築家事典(The Encyclopedia of American Architecture)に、"one of the most successful American architects of his time."とある。 ニューヨーク市の裕福な家庭に生まれる。英国人の父ジェームズ・レンウィック
生涯
12歳でコロンビア大学に入学し工学を学び1836年に卒業。3年後に修士号を取得する。1846年、ワシントンD.C.のスミソニアン協会本部のデザイン権利を得る。1849年、マンハッタン区レキシントン街23丁目に、ニューヨーク市立大学シティカレッジの前身フリーアカデミーの校舎ビルを建築する。これは東海岸に所在するゴシック・リヴァイヴァル建築による大学校舎建築の最も初期のものである。
ニューヨーク5番街51丁目に建つセント・パトリック大聖堂は、彼の代表的な作品である。
おもな作品
グレース教会 (マンハッタン) - 1843年
スミソニアン協会本部 (ワシントンD.C.) - 1846年
ニューヨーク市立大学シティカレッジ (レキシントン街) - 1849年
セント・パトリック大聖堂 - (1853年 - 1887年)
ブァッサー・カレッジ
外部リンク
⇒Biography at Smithsonian Scrapbook
⇒Biography at Columbians Ahead of Their Time
⇒Renwick Family Letters and Manuscripts 1794-1916