ジェームズ・ボンドを夢見た男
別名Fleming: The Man Who Would Be Bond
脚本ジョン・ブラウンロウ
ドン・マクファーソン
監督マット・ホワイトクロス
『ジェームズ・ボンドを夢見た男』(ジェームズ・ボンドをゆめみたおとこ、Fleming: The Man Who Would Be Bond)は、2014年にBBCアメリカで放送されたテレビミニシリーズ。人気スパイ小説シリーズ「007」の生みの親である作家イアン・フレミングの軍隊時代を描いている。全4話が、まず米国で2014年1月29日から、続いて同年2月12日から英国で放送された[1][2]。俳優ドミニク・クーパーがフレミングを[3]、ララ・パルヴァーがフレミングの恋の相手アン・オニールを演じる[2]。共演はアナベル・ウォーリス、レスリー・マンヴィル、アンナ・チャンセラー(英語版)、サミュエル・ウェスト、ルパート・エヴァンス、カミーラ・ラザフォード(英語版)[4]。
日本では2014年5月6日にWOWOWで全4話が一挙放送された[5][6]。
ストーリー詳細は「イアン・フレミング」を参照
イアン・フレミングが1939年に英海軍情報部(英語版)(NID)に勤務し、スパイとして活動するようになってから、第二次世界大戦の終結直前に引退するまでを中心に、後に妻となる女性アンとの関係や他の女性との恋愛遍歴、母親との確執などを絡めて描く。 ※括弧内は日本語吹替 回邦題 Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「ドミニク・クーパーはイアン・フレミングをきちんと演じているが、『ジェームズ・ボンドを夢見た男』はその作家に対する新たな見方を提示しておらず、一般的な伝記物のアプローチに甘んじている。」であり、23件の評論のうち高評価は57%にあたる13件で、平均して10点満点中5.84点を得ている[7]。Metacriticによれば、22件の評論のうち、高評価は10件、賛否混在は11件、低評価は1件で、平均して100点満点中62点を得ている[8]。
キャスト
イアン・フレミング - ドミニク・クーパー(川島得愛): 良家の次男でプレイボーイ。語学が堪能。
アン・オニール - ララ・パルヴァー(宮島依里): 恋愛に奔放な既婚女性。
ジョン・ゴドフリー提督 - サミュエル・ウェスト(三上市朗): イアンの上司。
マンデー二等航海士 - アンナ・チャンセラー
ピーター・フレミング(英語版) - ルパート・エヴァンス(川本克彦): イアンの兄。人気冒険作家。
イヴ・フレミング(英語版) - レスリー・マンヴィル(此島愛子): イアンの母。
エズモンド・ロザミア子爵(英語版) - ピップ・トレンス(英語版): アンの不倫相手。後にアンの2番目の夫に。
ミュリエル(ムー)・ライト - アナベル・ウォーリス: イアンの恋人の1人。空襲で亡くなる。
ロエリア・リンゼイ(英語版) - カミーラ・ラザフォード(英語版): アンの友人。ウェストミンスター公爵夫人。
エピソード
原題演出脚本初放送日
1"スパイの資質"
"Episode 1"マット・ホワイトクロスジョン・ブラウンロウ & ドン・マクファーソン2014年1月29日 (2014-01-29)
2"愛はすべてを越えて"
"Episode 2"マット・ホワイトクロスジョン・ブラウンロウ & ドン・マクファーソン2014年2月5日 (2014-02-05)
3"剥奪された許可証"
"Episode 3"マット・ホワイトクロスジョン・ブラウンロウ & ドン・マクファーソン2014年2月12日 (2014-02-12)
4"ボンドは永遠に"
"Episode 4"マット・ホワイトクロスジョン・ブラウンロウ & ドン・マクファーソン2014年2月19日 (2014-02-19)
作品の評価